昨今、空き家の有効活用を検討している人はとても増えています。それもそのはず、日本にはもはや900万戸に迫るほどのものすごい数の空き家が散在しており、その「あっちもこっちも幽霊屋敷」の惨状を憂いて、国は「空き家対策特別措置法」という法律の設置まで急いだほど。この法律、幽霊屋敷やゴミ屋敷を撤収するだけでなく、空き家の活用者を金銭的に支援する内容まで含んでいるのです。

空き家の活用法にはカフェの開店やギャラリーの開設など様々な案がありますが、最も支持されているのは民泊物件への転用ではないでしょうか。なにしろ、訪日外国人観光客がどんどん増え続けている今のご時世、民泊のニーズはとても高いのですから!

しかし空き家の民泊活用には気を付けなければならないこともたくさんあります。当記事では、空き家民泊の注意点と準備の仕方について、詳しく解説していきましょう。

1 一石二鳥どころか四鳥も五鳥も!空き家の民泊転用はとてもメリットフル。

民泊

空き家を民泊転用することは、皆さんが思っている以上にメリットフル!さて、どのようなメリットがあるのでしょうか?

  1. 放置されていた空き家が収入に変わる!
  2. 「従来の6倍」の固定資産税を背負わなくて済む。
  3. 町の中から幽霊屋敷やゴミ屋敷が減る!
  4. あちこちに宿泊施設が増えれば、旅行者たちは大助かり!
  5. ホテルを建設しなくても訪日外国人観光客の増加に対応できる!国としても大助かり。

1−1.放置されていた空き家が収入に変わる!

まずはもっともわかりやすいメリットが、収入でしょう。

ほんの3年前までは、空き家を民泊にしてもほとんど鳴かず飛ばずなものでした。しかし今は違います!というのも、ご存知Airbnb(エアビーアンドビー)という民泊仲介サイトが、日本のみならず世界中を席巻しているから。それにより、民泊の需要は非常に拡大しているのです。

集客や宣伝という、これまで事業の初心者には難しいハードルだったことも、エアビーアンドビーなどのサイトに登録すれば簡単に行うことができますよ。

30万!50万!といった月収を得るのはとても難しいですが、30,000円、50,000円程度のおこづかいなら、案外誰でも容易に得られます。ホームステイ型民泊の場合さらに、先行投資やランニングコストもほとんど掛からないのがうれしいところ。

1−2.「従来の6倍」の固定資産税を背負わなくて済む。

深刻な空き家の増殖に対して、日本政府が固定資産税引き上げを慣行したのは記憶に新しいことでしょう。「空き家対策特別措置法」が施行されたのは平成27年5月26日のことですが、これにより、「特定空き家」に該当される迷惑度の高い空き家にいたっては、支払うべき固定資産税が「従来の6倍の額」に膨れ上がったのです!

民泊として再び命を吹き込み、人が出入りするようになれば、6倍もの額を払う必要はなくなります。

1−3.町の中から幽霊屋敷やゴミ屋敷が減る!

あなたのお住まいの近所にも、窓ガラスが割れ、雑草が伸び放題になり、壁のあちこちには黒いシミができ、ガラの悪い若者たちがたむろし・・・というような、気味の悪い幽霊屋敷やゴミ屋敷がありませんか?

家は、使わなくなったからといって、費用や思い出などの理由からなかなか取り壊せない
もの。それなら放置も取り壊しもせずに民泊に活用すれば、町から幽霊屋敷やゴミ屋敷を減らすことができますね。町は明るくなり、人の往来も活発になりますから、特に放置空き家の多い過疎地域にとっては、社会的メリットも大きいでしょう。

1−4.あちこちに宿泊施設が増えれば、旅行者たちは大助かり!

空き家が民泊施設に変わることは、旅行者たちにとっても大助かりです。従来の宿泊施設は、観光地や大きな駅の前など、限られた場所にしか存在していませんでした。しかし旅行者の中には、もっとマイナーでローカルな場所に赴きたい人もいます。そのような人たちにとって、民家しかないような地域に宿泊施設が出現するのはとてもありがたいこと。

また、民泊は一般的にホテルや旅館よりも安価ですから、宿泊費用を節約したい旅行者にとってはさらにありがたいのです。

1−5.ホテルを建設しなくても訪日外国人観光客の増加に対応できる!国としても大助かり。

昨今、日本にやってくる外国人観光客がとても増えているのはご存知ですよね?その右肩上がりっぷりたるや、日本政府が目標としていた「2020年までに年間2000万人を!」という目標が、2016年にすでに達成されてしまったほど。日本政府は低迷する経済のカンフル剤として、「外国人による消費」に期待しており、オリンピックの招致や英語看板の増設、フリーWi-Fiスポットの拡充などあの手この手を打っていますが、呼んでおいて情けないことに、宿泊施設が足りていないのです・・・。

2020年の東京オリンピック年には年間4000万人(2016年の倍!)の外国人観光客を受け入れるつもりでいるのに、ホテルの建設がそれに追いつくはずもなく・・・。そんな状況にあって、大々的な建設や投資を必要としない民泊施設の増加は、日本政府にとって救世主のごとくありがたいものとなっています。

2 くれぐれも計画的に!空き家を民泊に活用する際の注意点。

民泊

かなり容易に始められる事業である民泊。しかしそうは言っても、ホストさん(民泊の主)の置かれている環境や空き家物件のタイプによっては、まったく民泊に向かないこともありますから、注意が必要ですよ!

  1. 空き家といっても、わざわざ賃貸してくるならリスクは大きい!
  2. 民泊代行業者に委託しないと運営できないなら、リスクはとても大きい!
  3. 大々的なリフォームが必要なら、利益を出せない懸念も大きい!
  4. 「空き家対策特別措置法」の助成金は、あなたの支出をゼロにしてくれるわけじゃない!
  5. 英語の扱えない人にとっては、民泊ホストはかなり大変!
  6. 保守的な人の多い地域では、嫌われ者になってしまうかも・・・。

2−1.空き家といっても、わざわざ賃貸してくるならリスクは大きい!

あなたが民泊活用に検討している空き家は、あなた自身の物件ですか?それとも近所に見かける誰か他の人の物件ですか?あなた、もしくは親御さんなどが所有しており家賃の掛からない物件なのであれば、とても民泊活用に向いています。が、他人の空き家を賃貸して民泊に活用しようと思っているなら、ちょっと待って!充分に注意を!

2−1−1.民泊経営で得られる収入は「月収数万円」程度。賃貸物件の場合、家具家電の準備など数十万円以上の借金が必要!

というのも、民泊というのは現在、そう大きな利益の期待できるものではありません。巷では「私は月収30万!100万!」などと胸を張っている人もいますが、それが標準的な利益水準というわけではないのです。

エリアや物件のサイズなどにもよりますが、「月収数万円」が良いところ。地方で、20,000〜30,000円の家賃で借りられるならそれでも数万円の黒字はキープできるように見えますが、借りてくる物件の場合、家具家電などを揃えなければなりませんよね。この先行投資に数十万円は掛かってしまいます。

2−1−2.あなたの意思や経営実績に反して、やむなく停止しなければならなくなる可能性も・・・。

数十万円程度の先行投資なら、1年もあれば回収できるかもしれませんが、しかし、1年後に民泊が営めているかどうか・・・それはちょっと読めないのが日本の現状なのです。日本政府の方針としては「民泊推進!」なのですが、世論が民泊を、特にAirbnb(エアビーアンドビー)民泊を煙たがっている傾向にあるので、あなたの意思や経営の実績に反してやむなく停止しなければならなくなる可能性が、あります。

すると、何十万円も投資したり月に何万円も掛けたりしないと経営できないスタイルの場合、赤字をこうむったまま終わりを迎えたり、ロクな黒字にもならずに徒労ばかりが残った・・・という惨事にもなりかねません。

2−1−3.賃貸物件は基本的に転貸禁止。大家さんはOKしてくれてる?

ご存知でしたか?賃貸物件というのは、基本的に又貸しが禁止されていることを。多くの不動産オーナーは又貸しを禁止しているので、あなたが民泊を開始するつもりでどんどん準備を進めているとしても、いざ目当ての不動産を借りる段になって、「いや、民泊に使うなら貸せないよ!」と断られてしまうかも!

ですから、民泊利用がOKな物件なのかどうか、あらかじめシッカリと、調査しておいてください。

また、又貸しの禁止された賃貸物件で無断で民泊を行ったらどうなってしまうと思いますか?オーナーは憤慨し、「営業停止勧告」を通り越して「即時立ち退き!」や「損害賠償請求!」を訴えてくるケースも!とにかく大問題に発展してしまう可能性が高いので、賃貸物件での無断転貸は、絶対にNGです。

2−2.民泊代行業者に委託しないと運営できないなら、リスクはとても大きい!

民泊について検討しているなら、「民泊代行業者」というものをご存知でしょう。民泊経営にまつわる諸々の作業を代行してくれる業者で、現在日本のAirbnb(エアビーアンドビー)ホストの7割くらいが、この民泊代行業者に頼って民泊経営をしています。

2−2−1.民泊代行業者の手数料はとても大きい!それを払って黒字を保てる?

たしかに民泊代行業者を活用するなら、本業が忙しくて全然時間が取れないとしても、民泊に関する知識がほとんどないとしても、すぐにでも民泊を始めることが可能ではあるのです。が、しかし、民泊代行業者の利用料金は一般的に、あなたの民泊収益の30パーセントくらい。あなたの収益はかなり圧迫されてしまうことに!賃貸物件を用いていてさらに家賃まで発生するなら、赤字になってしまうケースも少なくないほど・・・。

2−2−2.民泊代行業者に頼った経営はトラブルが起きやすいという難点も・・・。

また、民泊代行業者に委託すると、どうしてもトラブルが発生しやすくなってしまいます。民泊というのは本来、無人でもてなすものではありませんから、それを無理やり無人で営むなら、それはトラブルが続出するのも道理というもの。

2−2−3.民泊代行業者に託す場合、どんなトラブルが起きやすいの?

では、民泊代行業者に業務委託する場合、どんなトラブルが起きやすいのでしょうか?

  • (イ)監視者がいないゆえ、ゲストが大声で騒いだりとマナー違反をしがち。それは近隣住民にも迷惑をかけてしまうし、近隣住民から苦情を受けたり嫌われてしまったりしやすい。
  • (ロ)監視者がいないゆえ、ゲストが汚破損のそそうを犯しやすい。家具家電の損害が痛いのはもちろんのこと、物件の損害は不動産オーナーへの損害賠償にも発展!
  • (ハ)接客する人がいないゆえ、ゲストが困ったときに助けてあげられない。民泊のゲストは外国人が多いため、ゲストは問題を抱えやすい。
  • (ニ)上記のようなトラブルのためにゲストからの評価は下がりがち。予約が入りづらく経営悪化に・・・。または近隣からのクレームにより経営停止に追い込まれてしまいやすい。

2−3.大々的なリフォームが必要なら、利益を出せない懸念も大きい!

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空き家というものは、古くなったりずっと使っていないものが多いですよね。すると、民泊に活用するとなるとそのままでは使えないケースも少なくないでしょう。

カビた布団を新調する程度ならまだ良いのですが、和式トイレを洋式に変えたり、お風呂場を現代的なものに大々的リフォームする必要があったりするなら、要注意です!

100万円ものリフォーム費用を、民泊という事業では回収しきれない可能性が低くはありません。前述したとおり、月収は数万円程度しか見込めませんし、不可抗力から営業をやめなければならない可能性もあります。「若い親族が使うからどのみちリフォームが必要だよ」といったケースなら良いですが、民泊のためだけにリフォームをするなら、元を取れない可能性についてもしっかりわきまえておきましょう。

2−4.「空き家対策特別措置法」の助成金は、あなたの支出をゼロにしてくれるわけじゃない!

日本政府の発令した「空き家対策特別措置法」は、空き家を撤収するはたらきを行っているだけでなく、空き家を活用してビジネスする人を、助成金で支援してもいます。

2−4−1.助成金は改修費用の2/3も負担してくれるが、総額が大きいならあなたの自己負担も相応に大きい!

この助成金、なんと、個人が起業する場合には改修費用の2/3も負担してくれるのです(1/3を国が、もう1/3を地方自治体が)。すると、「費用の自腹が1/3で済むならやったもん勝ちだ!」と浮かれてしまうかもしれませんが、くれぐれもご注意を!

というのも、たとえば500万円も掛けて大々的にリフォームをするなら、あなたの自腹額は200万円近くにもなってしまいます。いくら全体の1/3で済んだとはいえ、200万などという金額は充分に大きくリスキーなもの。これを民泊事業で取り返せる保証もないのですから、軽はずみに慣行するのは考えものですね。

2−4−2.悪徳なリフォーム業者が誘惑してくることがあるので注意を!

支払うのが誰であろうと、空き家のリフォームに大きなお金が動くことには変わりありませんよね。すると、リフォーム会社の中には、とても激しくリフォームを営業してくるところがあるのです!彼らは見栄えの良い数字ばかりを並べて、あなたに「民泊は儲かりますよ!リフォームしてもすぐ元が取れますよ!」と誇大広告をしてくるかもしれませんが、何度も上述してきているように、民泊は別に、黒字の確定したビジネスであったりはしません。

民泊経営における収支の実態をリアルに公開してくれる人は少ないため、こうした「旨い話」に乗せられてしまう初心者が多いので、くれぐれもご注意を・・・。

2−5.英語の扱えない人にとっては、民泊ホストはかなり大変!

「民泊」というと、とても古風で原始的な響きがしますよね。するとパソコンの苦手な60歳、70歳の高齢者でもできそうな感じがします。しかし、日本における民泊は、外国人の利用がもっぱら!これは、Airbnb(エアビーアンドビー)などの現代民泊では特に顕著なことです。

宿泊利用者が外国人ということは、エアビーアンドビー上での施設紹介にせよ問い合わせへの回答にせよ、さらには訪問時の接客も、やはり英語での対応が求められます。日本語だけで押し通すことも出来なくはないのですが、やはり双方に障壁が多く、また利用者からの評価が下がってしまって予約が入りづらくなってしまい・・・と、まったく推奨できるものではありません。

最低でも、「やりながら少しずつでも英語力を上げていこう!」といった向上心があることが、望ましいと言えましょう。近年はパソコンやスマートフォンを中心に、翻訳のツールが充実してきているので、ヤル気さえあれば、トラベル英会話くらいは高齢者でも習得可能ではありますよ。

2−6.保守的な人の多い地域では、嫌われ者になってしまうかも・・・。

あなたはテレビやインターネットをよく御覧になられますか?もしあまり見ないというのであれば、民泊に対する世間の反応を知らないかもしれません。実は民泊、特にAirbnb(エアビーアンドビー)民泊は、日本人大衆にはあまり良い印象を持たれていないのです。これは、外国人と接する機会の少ない保守的な地域・人々には特に顕著。

すると、あなたが空き家で民泊経営を始めると、せっかく一石五鳥にも役に立っているというのに、あなたに渋い顔をする人が出てきてしまうかも・・・。

住んでいる町で嫌われ者になってしまわないためには、事前に近所の人たちに民泊経営について話をして様子をうかがってみることや、「ホームステイ型の民泊ならトラブルは少ないんだよ」という実情を教えてあげることが有効です。

3 空き家での民泊を成功させよう!トラブルの少ない準備の進め方。

民泊

さて、6つの注意点を熟読することで、どのような民泊を経営すれば成功しやすいか、イメージが湧いたでしょうか?このトピックでは、トラブルと赤字の少ない民泊経営のコツをご案内。

3−1.1にも2にも、ホームステイ型民泊を営むのが鉄則!

トピック≪2−(1).空き家といっても、わざわざ賃貸してくるならリスクは大きい!≫で書いたように、空き家を民泊に活用するといっても、他人の空き家を借りてきて、賃貸料金を払って営む民泊はリスクが高すぎます。赤字に陥らず、かつトラブルを最小限に抑えて民泊を営みたいなら、ホームステイ型のスタイルで行うことが何にも増して重要。

すると、あなた自身もその空き家に移り住まなくてはならなくなりますね。それが好ましいですが、できない場合、なるべく近所に住むことで、ホームステイ型民泊に近しい営み方をすることができます。いずれにせよ、ホストであるあなたがなるべく密に宿泊ゲストをもてなしてあげることが大切です。

3−2.民泊代行業者を使うのは、一部の作業だけに留めておくこと。

民泊代行業者に一から十まで頼らないと営めないなら、民泊は行わないほうが良いかもしれません。トラブルが続出しリスキー過ぎますし、黒字を確保することが難しいため。

どうしてもすべての業務を請け負うことが困難だとしても、民泊代行業者の利用は、たとえば英語のルールブックを作成してもらったり、忙殺時のベッドメイキングを代行してもらう程度に留めましょう。

3−3.長期滞在者の受け入れも視野に入れると上手くいきやすい。

民泊もビジネスですから、なるべく多くの収益を得たいですし、少なくとも赤字は回避したいですよね。そうした観点から言えば、長期滞在者の受け入れも視野に入れると良いです。

農家民泊の場合、1泊につき7,000円も8,000円も取って「月に3日でもまぁいいか」といった経営スタンスを取ることも少なくありませんが、Airbnb(エアビーアンドビー)などの普通の民泊で高い値段を付けてしまうと、そもそも1人もお客さんが入ってくれない懸念があります。それよりも、1人1泊1,500円くらいのリーズナブルな料金設定にすることがオススメ。そうすれば予約は入りやすいですし、シェアハウスやマンスリーマンション、一般不動産を借りようとしていたお客さんの流入も期待できますよ!さらには、Iターン希望者やUターン希望者が長期で入ってくれることもありそう。

3−4.家が古くて民泊なんてムリ?いえいえ!古いからこそ民泊に向いているのです。

昭和の時代に建てられたような古い空き家は、「民泊に転用したってお客が入りっこないじゃないか」と端からあきらめてしまっている人も少ないことでしょう。でも、そんなことはありませんよ!

というのも、Airbn(エアビーアンドビー)民泊のメイン客層は外国人でしたよね?外国人は、「日本らしさ」にとても興味を抱いています。すると、最新鋭のオシャレで機能的な高層マンションよりも、畳とコタツが並んだ日本家屋のほうが、むしろ外国人に喜ばれることも多いのです。

たとえばお風呂が無い物件・古すぎる物件の場合、近所に銭湯があるなら、「日本ならではの銭湯を体験してみてください」などとゲストに提案し、お風呂はリフォームをしないままで押し通すのもありかもしれません。

3−5.大々的にリフォームするなら、思いっきりユニークに!

もし、空き家を大々的にリフォームして民泊転用しようと考えているなら、いっそのこと思いっきり大胆に、ユニークに仕立て上げるのがオススメ!

というのも、Airbnb(エアビーアンドビー)のウリの1つが、「ユニークな物件に泊まれる」というものなのです。しかし日本市場には、あまりユニークな物件は登録されていません。すると、あなたがもし、忍者屋敷のような物件や、テレビゲームが10台もコレクションされた物件を登録するなら、一躍人気者になれるかも!?

3−6.大家さんや近隣住民からの民泊許可は徹底しよう。

空き家といっても、マンションやアパートの一室を使うケースも考えられますね。その場合必ず、空き家の大家さんやその集合住宅の管理組合にも、民泊経営の許可を取ってください。許可を取らないまま経営すると、裁判沙汰など甚大な問題に発展してしまう懸念があるので、絶対に控えるべきです。

また、近隣住民にも許可を取って!これも無許可で営むと大問題に発展しかねません。昔から付き合いのある人たちであれば、あなたが民泊をやると言えばOKしてくれる可能性は少なくないことでしょう。

3−7.法律の問題は大丈夫なの?2017年に民泊新法が成立予定。ホワイトではないがあまり心配はいらない。

最後に、法律の問題を。民泊は、宿泊料を取って繰り返し人を泊める場合、厳密に言えば違法となります。旅館業法の許可が必要なものなのです。しかし法律に関しては、2017年には民泊新法が制定され、法律の側が民泊ホストに迎合してくれる流れとなっていますよ。

日本政府は民泊を普及させていきたい意向を持っていますから、あなたがよっぽどトラブルを起こしたり、大儲けを企んで下品な経営をしたりしない限り、裁かれることはまずないでしょう。

民泊スタートップnaviでは、「高校生でも読めるくらいわかりやすく」をモットーに、民泊にまつわる難解な事象を解説しています。他のノウハウサイトを読んでわからなかったことはありませんか?気になるキーワードを画面右下の検索窓から検索し、あなたの民泊学習にお役立てください。

まとめ。

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【一石二鳥どころか四鳥も五鳥も!空き家の民泊転用はとてもメリットフル。】

  1. このようなメリットがある。
    (1)放置されていた空き家が収入に変わる!毎月数万円程度のお小遣いはそう難しくない。
    (2)「特定空き家」に該当するほどボロボロな空き家ならぜひとも活用を。「従来の6倍」の固定資産税を背負わなくて済む。
    (3)町の中から幽霊屋敷やゴミ屋敷の数を減らすことができる!
    (4)民泊によってあちこちに宿泊施設が増えれば、旅行者たちは大助かり!
    (5)大掛かりにホテル建設をしなくても、訪日外国人観光客の増加に対応できる!これは国としても大助かり。

【くれぐれも計画的に!空き家を民泊に活用する際の注意点。】

  1. 同じ空き家といえども、わざわざ賃貸して民泊転用するならリスクは大きい!
    ・民泊経営で得られる収入は「月収数万円」程度。賃貸物件の場合、家賃はもとより家具家電の準備など数十万円以上の借金も必要!
    ・営業停止の懸念は常にある。あなたの意思や経営実績に反して、止むなく停止しなければならなくなる可能性も・・・。
    ・賃貸物件は基本的に転貸が禁止されている。あなたが目を付けている物件、大家さんは転貸OKしてくれている?
  2. 民泊代行業者に依存しないと運営できないなら、起業リスクはとても大きい!
    ・民泊代行業者の手数料はとても大きい!(宿泊収入の30パーセントほど。)さらに家賃や光熱費など払う必要があり、それらを払って大きな黒字を保てる?
    ・民泊代行業者に頼った経営は、民泊トラブルが起きやすいという難点も・・・。
    ・民泊代行業者に託す場合、どんなトラブルが起きやすいの?
    (イ)監視者がいないゆえ、ゲストが大声で騒いだりなどとマナー違反をしがち。それは近隣住民にも迷惑をかけてしまうし、すると近隣住民から苦情を受けたり嫌われてしまったりしやすい。
    (ロ)監視者がいないゆえ、ゲストが汚破損のトラブルを犯しやすい。家具家電の損害に困るのはもちろんのこと、物件の損害に至るなら不動産オーナーへの損害賠償にも発展!
    (ハ)接客する人がいないゆえ、ゲストがヘルプを欲したときに助けてあげられない。民泊のゲストは外国人が多いので、ゲストは問題を抱えやすい。
    (ニ)上記のようなトラブルのために、ゲストからの評価は低くなりがち。すると予約が入りづらく経営悪化に・・・。または近隣からの苦情により、経営停止に追い込まれてしまいやすい。
  3. お風呂場やトイレなど大々的なリフォームが必要なら、利益を出せない懸念も大きい!
  4. 「空き家対策特別措置法」による助成金は、あなたのリフォーム支出をゼロにしてくれるわけじゃない!
    ・助成金はリフォーム費用などの2/3も負担してくれるが、総額が大きいならあなたの自己負担もそのぶん大きい!
    ・悪徳なリフォーム業者が誇大広告に誘惑してくることがあるので、くれぐれも注意を!
  5. 英語の扱えない人にとっては、民泊ホストはかなり大変!(不可能ではない。)
  6. Airbnb(エアビーアンドビー)民泊を嫌う日本人は多いので、保守的な人の多い地域では嫌われ者になってしまうかも・・・。「ホームステイ型民泊ならトラブルは少ないよ」と教え、安心させてあげよう。

【空き家での民泊を成功させよう!トラブルの少ない準備の進め方。】

  1. 1にも2にも、ホームステイ型民泊を営むのが鉄則!トラブルは起きにくいし赤字の心配もない。ホームステイが無理なら自宅のすぐそばで経営できると良い。
  2. 民泊代行業者を使うのは、英語ルールブックの作成など一部の作業だけに留めておくのがベター。
  3. 長期滞在者の受け入れも視野に入れると上手くいきやすい。1泊1,500円程度にするとシェアハウスの利用者層なども取り込める。
  4. 家が古くて民泊なんてムリ?いやいや!古い日本家屋は「日本らしさ」が色濃く出ていて、外国人に好評。
  5. もし大々的にリフォームするつもりなら、思いっきりユニークに!個性的な物件のほうが人気を得やすい。
  6. 民泊を営むなら、空き家の大家さんや近隣住民からの許可は徹底しよう。
  7. 法律の問題は大丈夫なの?2017年にかなり規制緩和された民泊新法が成立予定。現状、無許可民泊はホワイトではないが、トラブルを起こさず荒稼ぎもしないでいればあまり心配はいらない。

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