あなたの趣味は何でしょう?

現代日本人の多くは、ファッション誌やショッピングに夢中だったり、モバイルゲームやコミックスに夢中ですが、そうした「流行消費」にはあまり興味を感じない人もいますね。すると、人を手助けしたりボランティアしたりすることに、喜びを感じるようになったりしますね。

さらに海外旅行や外国文化に興味があるなら、外国人との異文化交流、ひいては留学生を受け入れるホストファミリーなどに興味を持つかもしれません。でも、英語はあまり上手じゃなくて…

大丈夫です!実は外国人留学生をサポートするホストファミリーは、英語が堪能である必要はありませんし、敷居もそんなに高くないのです。場合によっては、お小遣いも貰えてしまうかも?

当ページでは、ホームステイによって外国人留学生をサポートしたい人に向けて、そのお悩みや不安をすべて解決していきます!

1 民泊による留学生サポートに向いているのは、どんな人?

ではまずは、民泊による留学生サポートに向いているのはどのような人であるか、それについて解説していきましょう。向いていない人がノウハウを学んだところで、あまり意味はありませんからね。

1−1.意外や意外!?英語はできなくても大丈夫!

ホストファミリーをやってみないかといった話題になったとき、多くの人は反射的に、こう答えるでしょう。「でも私、英語が得意じゃないから…。」外国人を受け入れ、ともに生活するのですから、一見すれば英会話スキルは必須のように思えますよね。でも、そうでもないのです。

なぜかと言えば、もてなす相手は、「日本語を勉強したがっているから」です。

これが、「外国人をもてなすこと」と「外国人留学生をもてなすこと」の大きな違いです。留学生は日本語を話したがっており、日本語を覚えたがっているので、あなたの英語がつたなくても、あまり問題はありません。

最低限の意思疎通はできないと困ってしまうわけですが、留学生は少々の日本語をすでに勉強してきていることが多く、「お腹が減った!」「明日、朝早いです」程度のことは、日本語で伝えてくれるでしょう。

また近年は、翻訳に関するサイトやスマホアプリも充実しており、日常会話程度の意思疎通には、ほとんど困りません。あなたが今、インターネットを駆使してこの記事を読んでいるなら、なおさらです。

1−2.交流好き・世話好きであることのほうが重要!

ホストファミリーを請け負い外国人留学生をサポートしてあげたいなら、英会話スキルよりも数倍、「交流好き・世話好きであること」のほうが重要です!

なにしろ、家族が一人増えるわけですからね。留学生は基本、旅館の宿泊客とは異なり、布団敷きからごちそうの配膳まで、すべてをホストファミリーにやってもらおうとは考えていません。派遣された学校からは「自分のことは自分でやるように」と言われているはずですし、「何かお手伝いを担当しなさい」くらいのことも言われているでしょう。

しかし、とはいえ世話することはいくつもあります。プランにもよりますが、夕食ぐらいは毎晩提供するのが必須です。場合によっては昼食のお弁当も作らなくてはなりません。するとやはり、乳幼児ほど手は掛からずとも「中高生の子供が一人増えた」くらいの感覚はあり、それなりの世話が必要になります。また、毎日毎晩顔を合わせ、やりとりをしなければなりませんから、他者との交流に強くストレスを感じる人は、向いていないです。

1−3.「無報酬でもサポートしたい!」くらいの積極性はあったほうが良い。

外国人留学生をサポートする民泊は、金銭での謝礼をもらえるところもあります。しかし、多くても月に数万円程度で、そこから留学生の食費をねん出することになりますし、客室の手入れも必要です。お小遣いは持たされているでしょうが、USJなどレジャーに連れていくなら、ホストファミリー側のレジャー費交通費は、最低でも掛かることになります。また、そもそも金銭謝礼のまったく出ないホストファミリー仲介機関もあります。

「とにかく、報酬があるとしても大したプラスにはならず、赤字になることすら少なくない」というつもりで居たほうが良いです。それでもなお「面白そう!」「サポートしてあげたい!」と思えるなら、あなたは向いていると言えます。

1−4.これまた意外!?留学したい(英語を覚えたい)人にも向いている!

ちょっと意外な切り口になりますが、「留学してみたい」と思っている側の人も、ホストファミリーサポートは向いています!異言語に抵抗がなく、外国人交流にも抵抗がないのですから、性格的に適性が強いですね。

また、「英語が苦手でも大丈夫」と上述はしましたが、必然的に留学生サポート生活の中で、相手の言語への歩み寄りもしていくようになるでしょう。つまり、ホストであるあなたたち自身もまた、英語が上達するのです!

すると、いつか自分が外国に留学したいと思ったときにも、その敷居がとても下がりますね。留学する国を、あなたが受け入れた留学生の国にするなら、彼(とその家族)から手厚い歓迎とサポートを受けられるようにもなるでしょう。海外生活において、親身になってくれる人がいるといないとでは、その快適性は天と地ほどもの差がありますよ!

たとえば、あなたがお子さんをグローバルな大人にしたいと考えており、年頃になったら留学させたいと思っているなら、その子が小さいうちから留学生ホストファミリーを経験して(させて)おき、英会話の練習や外国人との親睦、外国とのコネクション作りをやっておくと、ものすごく役に立つでしょう!

2 お悩みは完全解決!民泊での外国人留学生サポートQ&A。

外国人留学生を民泊で受け入れると、どんなことがあるんだろう?どんなことが必要なんだろう?様々な疑問があることでしょう。その疑問の数々を、Q&A方式でどんどんお答えしていきましょう。

Q1.英語がニガテなのですが、留学生サポートはできますか?
A1.できます。ホストファミリーの仲介機関はいくつもありますが、そのどれもが、「英語はできなくても大丈夫」と断言しています。英語力よりも社交性のほうが重要ですね。すでに多少の日本語を知っている留学生が多く、日常的な意思疎通にはさほど困らないはずです。

Q2.留学生受け入れの費用は、どのくらいかかりますか?
A2.基本的に、登録することやマッチングしてもらうことには費用はかかりません。民泊で受け入れる際には、留学生の食費代やレジャー補助費などがかかってきます。もてなす内容にもよりますが、月額2〜3万円程度といったところでしょう。

Q3.留学生受け入れをすると、謝礼は出ますか?
A3.仲介機関によってまちまちです。まったく謝礼の出ない機関も少なくありません。出るところでも、月額5〜6万円といったところです。これを本業にすることはまず不可能ですね。

Q4.外国人留学生と同世代の子供がいなくても大丈夫ですか?
A4.大丈夫です。留学生に関するコンテンツでは、留学生と同世代の子供が仲良くしているような描写をよく見かけますが、それは「交換留学制度」というものを使う学生が多いからです。こちらがボランティア同然でサポートする代わりに、相手家族にもボランティア同然でサポートしてもらうのです。交換留学制度を利用したいわけでないなら、同世代のお子さんが居る必要はありません。

Q5.どれくらいの期間、留学生を受け入れるのでしょうか?
A5.受け入れ期間はまちまちです。短いもので1週間、長いもので1年間、さらに、3か月、6か月、10か月といった区分が多いでしょうか。仲介機関によって設定している留学期間は異なるので、短期が希望なら短期留学を設定している機関に登録すると良いですね。

Q6.受け入れる留学生を、選ぶことはできますか?
A6.完全に名指しで選ぶようなことは、出来ないと思ってください。多少のリクエストには応じてくれるでしょう。たとえば、「女性希望」「欧米人希望」程度の要望なら叶う可能性は高いです。また、仲介機関も相性などは考慮しており、趣味の近い人同士をマッチングしていたりします。

Q7.共働きなのですが、留学生受け入れは可能ですか?
A7.可能ではあります。サポートの手厚さを考えると、やはり夫婦のどちらか(大人の誰か)は家に常時滞在している環境が理想的ではあります。が、それが必須条件として義務付けられているケースは少ないです。最初のうちはなにかと手が掛かっても、次第にクラスメイトなどの人脈が増えていき、自力でいろいろと解決するようになっていくでしょう。

Q8.留学生による喫煙や犯罪が心配です。
A8.留学生は一般的に、受け入れ先の国の法律に従うことになります。そのため18歳から喫煙の認められている国からの留学生も、日本では禁煙となります。同じように、16歳で車の運転が認められた国からの留学生で(かつ国際免許証を持っていて)も、日本では車は運転できません。

Q9.日本のどこに住んでいても、留学生受け入れはできますか?
A9.政令指定都市規模の大都市またはその近郊が中心です。留学生を受け入れている学校から遠いと、ホストファミリーとして選んでもらうことは難しいです。もちろん、近郊に外国人留学生受け入れをしている大学や語学学校などがあれば、地方でも可能でしょう。

Q10.留学生の医療費も、負担しなければならないのでしょうか?
A10.その必要はありません。一般的に、外国人留学生の医療費は、仲介機関が負担することになります。または留学生本人が負担します。ホストファミリーにその責任が回ってくることは無いでしょう。

Q11.留学生受け入れを途中で辞めることはできますか?
A11.原則的には、一度受け入れた留学生のサポートは任期を全うしなければなりません。しかし、引っ越しなどの家庭の事情を配慮し、ファミリーチェンジしてもらえることはあるでしょう。また、どうしても留学生とホストファミリーの相性が合わない場合にも、ファミリーチェンジすることがあります。

Q12.トラブルが起きて、解決できるほどの英会話力が無い場合は?
A12.一般的にどの留学仲介機関も、サポートスタッフが存在しています。何か困ったことがあれば、相談すれば間に入って解決をはかってくれますし、あなたにアドバイスをくれるでしょう。

3 ホストファミリーになるまでのステップ解説。

あまり一般的ではないホストファミリー誕生の過程。そのステップについてシンプルに解説します。もちろん仲介機関によって違いはありますが、大体このような流れになるでしょう。

 

  • ステップ1.家族に相談し、了承を得る。外国人留学生受け入れをやってみたいと思ったなら、まずは家族みんなにその旨を話し、相談をしましょう。これは地味ですが、とてもとても大切な作業です!なにしろ、家族が1人増えるようなものですから、とても重要な問題なのです。赤の他人と暮らすことに多大なストレスを感じる人、共同生活する能力の乏しい人が、現代日本人にはとても多いのが実情です。また、年頃の娘さんなどの場合、異性を居候させることに強い拒絶反応を示すことも少なくないでしょう。ひょっとすると、これが一番大きなハードルかもしれません。家族の人数が多ければ多いほど、全員の同意を得るのは難しくなりますね。
  • ステップ2.資料請求またはリサーチ。ホームステイ仲介をしている機関について、まずはインターネットや図書館、地域のボランティアセンターなどで調べてみましょう。今の時代はインターネット上にたくさんの情報が網羅されていますが、さらに小冊子のようなものを発行しているところもあるので、取り寄せて熟読するのも良いですね。謝礼をくれるところくれないところ、期間の長いところ短いところ、お弁当を義務付けられるところそうでないところ、機関によって条件は異なります。少なくとも3つ以上の機関はリサーチし、好みに合うところを選びましょう。なお、仲介機関については、次のトピック「外国人留学生の仲介機関について。」でいくつか紹介します。
  • ステップ3.応募する。インターネットの応募フォームか、またはFAX,封書などでの応募となるでしょう。家庭の情報など必要事項を記入し、担当者に読んでもらいます。追って、担当者から連絡が入るでしょう。
  • ステップ4.担当者が家庭に訪問。仲介機関から、担当者があなたの家にやってきます。実際に家の中や家族の様子をチェックし、留学生受け入れが可能かどうかが判断されます。双方が大丈夫だと判断すれば、正式な書類に捺印し、登録が完了します。同時に、留学生受け入れについての説明を受けることが多いでしょう。
  • ステップ5.マッチングの待機。仲介機関は、あなたの家庭にふさわしい留学生を見繕い、連絡を入れてきます。あなたはマッチングにおいて、基本的に受け身(待ち)の立場となります。提示された留学生の資料を確認し、あなたが承認すれば、留学生は決定です。
  • ステップ6.謝礼金の支払い。(謝礼金が存在する場合。)謝礼金が存在する場合、留学生の受け入れを開始する前に、あなたの口座に支払われるのが通例です。
  • ステップ7.留学生の来日。いよいよあなたの家庭に外国人留学生が訪問します!ご家族や仲介機関のアドバイザーと協力しながら、留学生の日本生活をサポートしてあげてください。そしてあなた自身も、留学生との交流をめいいっぱい楽しみましょう!

4 あなたに合うのはどこ?外国人留学生の仲介機関について。

外国人留学生とそれをサポートするホストファミリーとをマッチングする機関は、日本国内にいくつもあります。基本的に、あなたのほうからインターネットサイトなどを訪問し、登録の要請をします。どの機関も、ハードルはそう高くないでしょう。しかし、条件や待遇に違いがあるので、やはりしっかりリサーチすることが大切です。

  • オセアニア交流センター
    http://www.koryu.co.jp/program/homestay/
    オセアニアと名が付くとおり、オーストラリア政府からビジネスアワードを受賞した団体です。団体自体はホームステイに関することを広く取り扱っています。対応地域はオーストラリアに限りませんし、留学「する」際のサポートも行っています。この団体がホストファミリーの募集も行っているのですが、ここの魅力は、謝礼金がしっかり出ることです。朝・夕食提供なら1日あたり3,000円、朝食だけの提供でも1日あたり2,500円程度が支給されるので、赤字になることはまずないでしょう。また、受け入れ期間についても、最低1日から選択できるようで、柔軟性が高いですね。受け入れる留学生は、学生(大学生・高校生)です。
  • 公益社団法人 日本国際生活体験協会(EIL)
    http://www.eiljapan.org/index.html
    1932年創立の、長い歴史を持つ国際交流支援団体です。公益社団法人です。カッチリとした印象のある組織です。高校生の交換留学生に関しては、原則として、1年以上日本語を勉強した生徒のみが対象となっています。留学生は誰もが少なからず日本語を操れるはずで、ホストファミリー初心者や英語の不得手な人でも安心して受け入れサポートに挑戦することができそうです。短期ホームステイに関しては、語学留学者とは限らず、日本語をまったく話せないゲスト、日本語で交流する意思のないゲストもいることでしょう。
  • 公益財団法人 AFS日本協会
    http://www.afs.or.jp/hosting/
    こちらも、団体自体は海外留学に関することを幅広く扱っており、留学(すること)に関する情報提供や支援も充実しています。高校生の留学生をマッチングしています。あなたの近所に留学生を受け入れられる高校さえあれば、日本全国かなり幅広い範囲で、ホストファミリーが行えます。アジア、中南米、ヨーロッパなどの非英語圏からの留学生が60パーセント程度を占めているというのも、AFS日本協会の特徴と言えます。スペイン語を学びたいときなど、とても有効かもしれません。

    他にも、外国人留学生とホストファミリーをマッチングしている団体はたくさんあります。地域に特化したものもあります。ご自身でも色々とリサーチしてみてくださいね。

5 外国人留学生と気まずくならないために。

1日や2日お客さんをもてなす程度であれば、相手の言葉に笑顔でうなずき、甲斐甲斐しくお世話をしていれば済むことかもしれません。しかし、民泊による外国人留学生の受け入れとなると、そうもいきません。相手の顔色をうかがっているだけでは、疲弊しすぎてしまいます。

ホームステイでは、「世話すること」「自分でやらせること」そして「協力してもらうこと」この3つのバランスを上手く取れるようになることが、とても重要になります。

このトピックでは、そのためのアドバイスをしていきましょう。

5−1.転ばぬ先に!留学生と話し合っておきたいホームルール。

ホームステイが始まったら、まずは留学生との間で、あなたの家庭でのルールについて、話し合いをしておきましょう。重要なポイントは、「お客様」ではなく「家族」ならどうするか?という基準で考えることです。

  1. 食事やお弁当は誰がつくるのか。その他食事について。
  2. 外出と帰宅の時間について。
  3. 家事当番を決める。
  4. トイレやお風呂の使い方を確認。
  5. 洗濯のルールについて。
  6. 家電話や共有パソコンの使い方について。
  7. 宗教や文化によるタブーについて。

5−1−1.食事やお弁当は誰がつくるのか。その他食事について。

3食の食事について、どのように世話すれば良いのか?それを決めておくことは一番重要かもしれません。

基本的には、ホストファミリーが提供するように要請されているはずですが、その中身はまちまちです。たとえば夕食だけが提供を義務付けられているなら、昼食と朝食はどうするか?お弁当が必要な場合、どちらが作るのか?作れない場合、お弁当代をホストファミリーが工面するのか?「お弁当は留学生に作らせてください。」「お弁当代はホストファミリーが工面してください。」などと、仲介機関が取り決めていることもありますね。

お腹が減ったとき、冷蔵庫の中のものを勝手に食べても良いのか?ラーメンなど勝手に自炊しても良いのか?そうしたことも事前に決めておきましょう。

基本的に、留学生の年齢に出来そうなことは、相手に自分でやらせましょう。あなたの子供にやらせていることは、留学生にやらせても大丈夫です。

5−1−2.外出と帰宅の時間について。

日々の登校時間や帰宅時間についても、なるべく情報共有しておいたほうが良いです。あなたの予定が立てやすくなりますね。休日の外出についても、出来れば事前に、出発予定時間と帰宅予定時間を報告してもらいましょう。犯罪やトラブルの防止にもなります。

また、予定していた時間よりも帰宅が遅くなるときなどは、メールや電話で一報入れてもらうようにしましょう。

5−1−3.家事当番を決める。

無暗やたらとお客様扱いはせず、家事の1つや2つを分担してもらうようにしましょう。
お風呂掃除程度のものなら、来たばかりの外国人でも難しくはないでしょう。食後の皿洗いなどもできるかもしれませんね。

5−1−4.トイレやお風呂の使い方を確認。

トイレやお風呂の使い方は、国によってやや異なる習慣を持っていることがあります。しかしお互いに自国のやり方が当たり前だと思い込んでいることが多いので、きちんと説明や話し合いをしておいたほうが良いです。
たとえば中国人などアジア系の人は、トイレで拭いたあとの紙をゴミ箱に入れる習慣があるため(トイレの水洗圧力が弱いため)、サニタリーボックスに入れてしまうかもしれません。

5−1−5.洗濯のルールについて。

留学生の衣服の洗濯を誰がすべきかについても、最初のうちにハッキリさせておきましょう。洗濯と干すことまではホストファミリーがやっても、畳んで仕舞うのは留学生に任せて良いかもしれません。
また、留学生が女の子であるなら、特に下着などは、自分で洗いたがるかもしれません。

5−1−6.家電話や共有パソコンの使い方について。

家電話やパソコンについても、たまの来客に「ちょっと使わせて」と言われた場合にはあまりとやかく言うこともありませんが、何か月も続くホームステイの場合、取り決めがあったほうが良さそうです。

パソコンであれば、使って良い時間帯や用途を決めましょう。ゲームを始めると、何時間でも独占され続けてしまうかもしれません。アプリケーションのインストールなども、確認を取ってから行ってもらったほうが良いですね。

電話については、今どき家電話で長時間通話をする人も少ないですが、事前に話し合っておいたほうが良いです。相手は外国人ですから、家まで国際通話を何時間もし続けてしまうかもしれません。スカイプやLINEなどの通話アプリを活用すれば、遠く離れた人ともタダ同然で通話ができます。

5−1−7.宗教や文化によるタブーについて。

留学生の宗教を、そしてその宗教による生活習慣やタブーを、確認しておきましょう。

イスラム教徒なら豚肉を食べられないかもしれず、すると豚骨スープのラーメンも提供すべきではないのです。禁止されている食物が調味料に使われているだけでも大騒ぎになってしまうことがあるので、事前に確認をしましょう。

また、やはりイスラム教徒の場合、家族以外の人と肌を見せ合うことが良くありません。たとえばあなたが男性、留学生が女性であるとして、あなたがお風呂上りに上半身ハダカで家をうろついていると、相手にとってはとても困ってしまうかもしれないのです。

5−2.ホストファミリーの心構え。感情をハッキリ伝えましょう。

次は、相手に関わらずあなた自身が気を付けるべき心構えについてのお話しです。

それは何よりも、「YES」「NO」「悲しい」「困る」などの感情を、ハッキリ伝えること。

日本人は気質的に、感情表現があまり大きくなく、また、迷惑なことを言われてもすぐに愛想笑いをしてしまう傾向にあります。これだと、あなたの意思や感情は相手には伝わらず、互いのすれ違いや欲求不満は大きくなってしまうばかりなのです。

外国人はおしなべて、意思の主張が強く、積極的で強引です。「明日までに洗濯しておいて!」とか「外にご飯を食べにいこうよ!」といったあつかましい(と私たちが感じる)ことを、どんどんと言ってきます。

「愛想笑いでにごせば迷惑だと察してくれるだろう」と日本人は考えるのですが、それは外国人には通じないと思ってください。その代わり、あなたが「NO!ムリよ。」とキッパリ突っぱねても、相手はそう落ち込みもしませんし、悲しみもしないでしょう。

また、場合によっては、ツノを生やしたようにはっきり怒ることも、大切です。そこまでしないと伝わらないことがあります。

民泊スタートアップnaviでは、Airbnb(エアビーアンドビー)以外の民泊についての情報も、幅広く詳しくお届けしています。留学民泊についてもまだまだたくさんの記事がありますので、トップページから探してお役立てください。

まとめ

【民泊による留学生サポートに向いているのは、どんな人?】

  1. 意外や意外!?英語はできなくても大丈夫!登録の条件としても実務的な面でも、英会話能力はそんなに重要ではない。
  2. 英会話スキル以上に、交流好き・世話好きであることのほうが重要!何か月も毎日、他人と共同生活しなければならない。
  3. 謝礼のもらえるところもある。が、「無報酬でもサポートしたい!」くらいの積極性はあったほうが良い。
  4. これまた意外!?留学したい(英語を覚えたい)人にも向いている!外国人と暮らしているうちに、多少の英会話力は身についていく。

【民泊での外国人留学生サポートQ&A】

Q1.英語がニガテなのですが、留学生サポートはできる?
A1.できる。そもそも、留学生がしゃべりたがっているのは日本語。

Q2.留学生受け入れの費用は、どのくらいかかる?
A2.登録することやマッチングしてもらうことに費用はかからない。受け入れに月2〜3万円程度の実費はかかる。
Q3.留学生受け入れをすると、謝礼は出る?
A3.仲介機関によってまちまち。謝礼が出ても月5〜6万円程度で、本業にはならない。

Q4.外国人留学生と同世代の子供がいなくても大丈夫?
A4.大丈夫。交換留学をしたいわけでないなら同世代の子がいる必要はない。

Q5.どれくらいの期間、留学生を受け入れるの?
A5.期間はまちまちです。短いもので1週間、長いもので1年間が一般的。

Q6.受け入れる留学生を、選ぶことはできる?
A6.「女性希望」くらいの要望はできる。また、趣味の合う者同士をマッチングしてくれていることが多い。

Q7.共働きでも留学生受け入れは可能?
A7.可能ではある。できれば大人の誰かが家に常時滞在している環境が理想的。

Q8.留学生による喫煙や犯罪が心配です。
A8.留学生は日本の法律に従う必要があるので、高校生が喫煙したり車の運転をしたりすることはない。

Q9.日本のどこに住んでいても、留学生受け入れはできる?
A9.大都市またはその近郊のほうが需要は多い。近隣の高校がホストスクールをやっていれば田舎でも可能性はある、

Q10.留学生の医療費も、負担しなければならないの?
A10.その必要はない。外国人留学生の医療費は仲介機関か留学生が払う。

Q11.留学生受け入れを途中で辞めることはできる?
A11.基本は任期を全う。引っ越しや相性の不一致があれば、相談すれば応じてもらえるはず。
Q12.トラブルが起きて、解決できるほどの英会話力が無い場合は?
A12.仲介機関のサポートスタッフに相談すれば、手助けしてくれる。

【ホストファミリーになるまでのステップ解説。】

  • ステップ1.家族に相談し、了承を得る。家族全員の同意がないと大変。
  • ステップ2.資料請求またはリサーチ。少なくとも3機関以上はリサーチを。
  • ステップ3.応募する。まずはネットや応募ハガキで仮登録。
  • ステップ4.担当者が家庭に訪問。家庭を見て適性を判断し、概要説明なども行う。
  • ステップ5.マッチングの待機。マッチングは仲介機関がやってくれる。
  • ステップ6.謝礼金の支払い。(謝礼金が存在する場合。)一般的に留学前に支払われる。
  • ステップ7.留学生の来日。みんなで楽しく生活しよう。

【外国人留学生の仲介機関の一例。】

  • オセアニア交流センター
    http://www.koryu.co.jp/program/homestay/
    1日あたり2,000〜3,000円程度の謝礼が出る。
  • 公益社団法人 日本国際生活体験協会(EIL)
    http://www.eiljapan.org/index.html
    長い歴史のある、かっちりとした雰囲気の団体。交換留学生なら1年以上日本語を勉強した人のみなので、受け入れやすい。
  • 公益財団法人 AFS日本協会
    http://www.afs.or.jp/hosting/
    非英語圏の留学生が多いことが特徴。スペイン語を学びたいときなど、とても有効。

【外国人留学生と気まずくならないために。】

  • 転ばぬ先に!事前にハウスルールについて話し合いをしよう。
  1. 食事やお弁当は誰がつくるのか。その他食事について。留学生自身がキッチンに立てるようにしたほうが良いでしょう。
  2. 外出と帰宅の時間について。できれば出発時間・帰宅予定時間を報告してもらおう。休日についても。
  3. 家事当番を決める。少しは家事を分担してもらうべき。お風呂掃除や食器洗いなど?
  4. トイレやお風呂の使い方を確認。当たり前のことも念のために説明。国によって習慣が違うため。
  5. 洗濯のルールについて。誰が洗濯をするのか。畳み仕舞うことくらいはやってもらおう。
  6. 家電話や共有パソコンの使い方について。家電話で国際通話を長々されると大変。パソコンでゲームを長々やられると大変。
  7. 宗教や文化によるタブーについて。食べ物のタブーに気を付けて。

・ホストファミリーの心構え。感情をハッキリ伝えよう。愛想笑いでにごしても、迷惑だと感じていることは伝わらない。

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