異文化交流の一端として、またはちょっとした副収入を目当てに、ホストファミリーとして外国人の受け入れを行う家庭は増えています。ホームステイでの外国人との交流はとても楽しいものではありますが、でも、お客様をお迎えするもの。一体どれくらいおもてなしサポートが必要なの?どれくらい気を遣うべきなの?と戸惑う人も少なくないことでしょう。

このページでは、一般的なホストファミリーのサポート内容とノウハウについて、ご案内していきます。昔ながらの留学生ホームステイも、近年流行りのAirbnb(エアビーアンドビー)系ホームステイも、どちらも対応していますよ!

大丈夫!そう難しいことはありません。「がんばって!」よりも「肩のチカラを抜いて!」というアドバイスを、一番最初に贈ります。

1 「ゲストを家族の一員とみなす」が留学生ホストファミリーのセオリー!

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まずは留学生を受け入れる際のサポートについて、解説をしましょう。

数年前に「お・も・て・な・し」という言葉が流行語大賞にもなりましたが、日本人は特に、「来客者は手厚くもてなさなければ!」という使命感の強い人種です。日本旅館もおもてなしの手厚さがウリですよね。でも、ホームステイは旅館ではありませんし、ホテルでもありません。本来、宿泊施設は旅館業法の許可を取らなければ運営できないのにホームステイだけが無許可で許されている理由は、「ゲストを家族の一員とみなす」という決まりがあるため。

なお、Airbnb(エアビーアンドビー)などのビジネス民泊についてのノウハウを知りたい方は、トピック2≪Airbnbなどのビジネス民泊をやりたいなら、サービス業のつもりで。≫に飛んでください。

1−1.自然体の対応を長く続けられることが、最も大切!

繰り返しますが、まずは肩のチカラを抜きましょう!

旦那さんの同僚が突然家に転がり込んできたら、お酒を出しておつまみを作って、酔いつぶれたときのことを考えて客間に慌てて布団を敷いて・・・と、てんてこまいになりますよね。「しばらくはもうカンベン!」という気持ちになります。そのような、強くストレスの掛かるようなおもてなしは、留学生ホームステイのホストファミリーは必要ありません。お子さんが突然帰ってきたら、「冷蔵庫に夕飯の残りがあるからチンして食べてね!」で寝てしまいますよね。そんな感じでかまわないのです。

毎日続けられそうもないようなおもてなしは、基本的に、必要ありません。それよりも、「長期的にサポートする」ということを求められるのが留学生ホームステイの特徴なので、お互いがストレスにならないような、「構いすぎず、構わなすぎず」のバランス感覚を掴むことが何よりも大切ですよ。

1−2.一番大変なのは食事のお世話!専業主婦がいないとキツいかも?

留学生ホームステイに共通するホストファミリーの役割に、「食事サポート」があります。契約内容によって異なりますが、「1日2食(朝食・夕食)」のケースが多く、場合によってはさらに、お昼のお弁当も作らなくてはなりません。

ホストファミリーを募集する学校や非営利団体などは、「共働きの家庭でもOK」と案内しているところも多いですが、実情としては、専業主婦や専業主夫、またはお祖母ちゃんなど家事に専念できる人がいないと、毎日の食事サポートに対応しきれないでしょう。

「食事サポートできるか否か」は、留学生ホストファミリーを担えるか否かの最も大きなキーポイント。もし、食事サポートが難しいけれどそれでも外国人を家庭に受け入れてみたいと願うなら、Airbnb(エアビーアンドビー)などのホストファミリーをやると良いですよ。

1−3.食事は豪勢でなくちゃダメ?いいえ!「普通の食卓」こそがベストです。

さて、その食事の内容ですが、やはり豪勢な食事でもてなさなければならないのでしょうか?いいえ!そんなことはありません。

繰り返しますが、留学生ホームステイのセオリーは「家族の一員として受け入れること」なのです。ですから、豪勢な食卓を用意する必要は全くなく、普段どおりにマイペースにお料理しましょう。

むしろ、「普通の食卓」のほうが良いと言えるほど。というのも、ホームステイを希望するような人たちは、豪華さよりも「その国らしさ」に興味を持っていることが多いのです。

1−4.これは要注意!ベジタリアンや宗教的習慣には対応する必要アリ!

ただし、食事に細心の注意を払わなければならない特例があります。それは、留学生が宗教的禁忌を持っていたり、ベジタリアンである場合!簡単にまとめてみましょう。

イスラム教徒:豚肉を食べない。加工食品のラードやソーセージ、ハム、豚ダシのスープもNG。左手で食事することを不浄としている。
ユダヤ教徒:豚肉を食べない。
ヒンズー教徒:牛肉を食べない。左手で食事することを不浄としている。
ベジタリアン:肉だけを避ける人もいれば、卵やチーズ、魚も避ける人もいる。

特に宗教的理由による禁忌は、しっかりと対応してあげましょう。「少しくらい・・・」とか「目に見えなければ大丈夫だろう」などとは考えないこと!

基本的に、留学生にこうした食事制限がある場合、事前に知らせてもらうことができます。対応が出来そうにない場合は、あらかじめお断りするほうが、優しさと言えそう。

1−5.英語はできなくても大丈夫!でもコミュニケーション能力は必須!

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ホストファミリー志望の方々の最も大きな懸念が、「英語がニガテなんだけど・・・」というものでしょう。これを理由にホストファミリー挑戦をあきらめている人もいるかもしれませんが、英語は話せなくても大丈夫!

というのも、留学生は日本語を習得したがっている人がほとんどなので(スポーツ振興など他の目的のケースもあります)、むしろ、「日本語で話してあげるほうが良い」のです。ややスパルタとは言えますが・・・。もちろん、多少の英語が話せたほうがストレスも少なく済みますし留学生も助かるので、「ホストファミリーをやりながら私たちも少しずつ学んでいこう」といった姿勢でいるのが理想的ですね。

英語の能力よりも、コミュニケーション能力のほうが何倍も重要!なにしろ、会ったこともない赤の他人が急にやってきて、何ヵ月も一つ屋根の下で一緒に暮らすことになるのです。気おくれせずに話しかけたり、他者の質問や世間話に寛大に付き合ってあげられる豊かなコミュニケーション能力は、ホストファミリーの最重要スキル。

1−6.ゲスト専用の個室がなくても受け入れ可能な場合もある。

ホームステイと言うと、ゲスト専用の個室をあてがうイメージがあるかもしれませんが、「ゲスト専用の個室がなくてもOK」としている仲介機関は少なくありません。さすがに留学生をリビングで雑魚寝させるわけにはいきませんが、留学生と同性のお子さんの部屋で相部屋というかたちでも、可能な場合があります。

これは仲介機関によってまちまちなので、あなたが利用する仲介機関の規約をよく確認してください。

1−7.レジャーに連れていくのは義務?気が向いたときだけでOK。

近年は、FacebookなどのSNSの普及により、ホストファミリーを営んでいる人の様子を垣間見られる機会も増えてきました。それを眺めていると、週末ごとに遊園地や繁華街に連れていっている姿が見受けられることもありますね。しかし、ご心配なく!レジャーに連れていくことは、ホストファミリーに課された義務ではありません。

金銭的に余裕のあるご家庭であったり、気が向いたときには、無理のない範囲で誘ってあげれば充分です。それも、車での移動などは請け負ってあげるとしても、遊園地の入園料は自分で払ってもらいましょう。

1−8.叱ること、生活の指導をすることも大切。

ホストファミリーはやはり、世話好きな人に向いていますが、かといって、世話焼きなだけでは務まりません!留学生は「日本の文化を学ぶ」ということを目的としていることが多いので、生活指導もしてあげてください。

たとえば、留学生が約束の時間にいつも遅れてくるなら、「いいよ、気にしないで!」ではダメなのです。日本は時間に厳しい文化ですから、「5分前には到着するようにしようね」と諭してあげましょう。「それが日本の文化なのよ」などと、理由を添えてあげるのが尚良いですね。

場合によっては、「叱る」というニュアンスになるくらい厳しく接することも必要です。日本人は他人の子供を叱れない人が多いですが、ホストファミリーを請け負うなら、叱るスキルも磨くべし!

1−9.ホストファミリーが困ってしまう、あんなこと、こんなこと。

では、実際問題として、ホームステイの留学生とぶつかってしまう文化の違いやマナー違反には、どのようなものがあるのでしょうか?先輩ホストファミリーの事例から学んでおきましょう。

  1. 食事が要らないのに電話をしてこない。
  2. シャワーや洗面所の使用時間が長すぎる。
  3. 計画を勝手に変更してしまう。
  4. 家のものを失くしてしまう。
  5. 頼みごとをたくさんしてくる。
  6. 部屋の掃除を全然しない。
  7. 洗濯物のポケットにガムやお金、紙くずが入ったまま。
  8. エアコンなどを点け放題で、電気代の配慮がない。
  9. 食事の好き嫌いが多い。
  10. 学校になじめない。

このような事例が多く報告されています。こうした問題が起きたときにどう対処するか、またはどう未然に防ぐか、あらかじめイメージしておいてください。具体的な対策として最も有効なのは、ルールをあらかじめ定めておき、初日にしっかり伝えておくことです。

1−10.自分のことは自分でやってもらう。家事の役割分担をしてもらう。

客人が来るとついついお世話してしまいたくなってしまう人も多いかもしれませんが、「家族の一員として」がモットーの留学生ホームステイは、自分のことはなるべく、自分でやってもらうようにしましょう。たとえば、客室の掃除はもちろんのこと、食べた食器の洗い片付けや洗濯物をたたむことなど。

また、家事も何か分担してもらうべきです。お風呂掃除や朝のゴミ出し、週に1度廊下の雑巾がけをしてもらうなど、あなたの家族に分担してもらっているものは何にせよ、ホームステイの留学生に提案してかまいません。

1−11.留学生向けのホストファミリー、報酬はいくらくらい貰えるの?

慈善行為のイメージがある留学生受け入れのホストファミリー。もちろんサポートしたい気持ちも持っているけれど、お金の面も気になって・・・。大丈夫!包み隠さずお話します。

1−11−1.好待遇なところで月額60,000円。少額なところで月額10,000円。1円も出ないところもある。

留学生向けのホストファミリーは、大学やホームステイ仲介機関を通して受け入れを行いますが、いずれにせよ、報酬が出るケース、出ないケースまちまちです。出ないところは全く出ず、食材費や光熱費の実費負担もしてくれません。出るところも金額はまちまちで、少額なケースでは月額10,000円程度。好待遇なケースでは月額60,000円といったところもあります。

1−11−2.待遇について明記しないサイトが多い。きちんと事前に確認しよう。

報酬について、各学校や仲介機関は、ホームページでの掲載を避けていることが多いです。「月額30,000円くらいは当然もらえるだろう」などと勝手な思い込みはせず、きちんと事前に確認をしましょう!

1−12.「無償でも泊めてあげるわ」くらいの慈悲心はあったほうがベター!

留学生向けのホストファミリーは「家族の一員として」が信条ですし、報酬がそれなりに出るところもあります。しかし、たかが、されど、「家族が一人増える」のです!

留学生が熱を出せば車で病院まで運んであげることもあるでしょうし、学校の友人になじめず悩み相談をしてくるかもしれません。サッカー部にでも入るなら、靴下やシャツはいつも泥だらけ!サポートの内容は多岐に渡り、状況によっては苦労や心労はかなり増えます。

そのため、ホストファミリーをやるなら基本的に、「無償でも泊めてあげるわ」と両手を広げられるくらいの慈悲心・ボランティア精神はあったほうが良さそうです。報酬がもらえるからといって、収入目的だけでホストファミリーを行うのは避けましょう。

1−13.ホストチェンジというシステムもある。自分たちにあった機関を探そう。

「私たちにホストファミリーは向いているかしら?」「できるかしら?」結局のところ、頭で考えるだけではわかりませんよね。もしあなたがホストファミリーに興味を抱いているなら、とりあえずチャレンジしてみましょう!

ホームステイを仲介する機関の中には、「ホストチェンジ」といった制度を設けているところもあります。どうしても留学生と気が合わなかったり急に家業が忙しくなってサポートが困難になった場合に、他の家庭にバトンタッチできるのです。食事の回数や報酬額なども、機関によってさまざまですので、幾つかの機関をリサーチし、あなたのご家庭に合いそうなところを選びましょう。

また、気遣いの加減や叱るスキル、譲りあう優しさなどは、やっていくうちに育まれていくもの。小手先のスキルや立派な家よりも、「手助けしたい」「交流したい」というハートのほうが重要なので、興味があるなら、ぜひぜひトライしてみてください!

2 Airbnbなどのビジネス民泊をやりたいなら、サービス業のつもりで。

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では次に、Airbnb(エアビーアンドビー)などを利用したビジネス系ホームステイのサポートについて、解説しましょう。

ビジネス系民泊のホストファミリーをやる場合には、留学生ホームステイの「家族の一員のつもりで」とは異なり、サービス業や接客業の心づもりを持ったほうが良さそう。

2−1.日常会話程度の英語はできたほうがベター。

留学生ホームステイとの大きな違いは、ゲストの日本語能力です。留学生の場合、1年ほど自国で勉強してきていることが多く、また、日本語を勉強する意欲が満々ですね。しかしAirbnb(エアビーアンドビー)などのゲストは、日本語がわかることは稀ですし、日本語を習得しようと意気込んでいる人も稀。お金を支払ってくれているお客様として、出来るだけ快適でわかりやすい環境を提供してあげる必要があります。

いや、まったく英語が話せなくても営業は可能ではありますが、ゲストからのレビューはどうしても低評価になりやすく、集客は低調になってしまうでしょう。

2−2.逆に、食事の提供はまったく必要ナシ。朝食すら用意しなくてもOK。

逆に留学生ホームステイよりずっと楽なのが、食事の提供義務がないことです。Airbnb(エアビーアンドビー)など昨今台頭してきた民泊仲介サイトの料金体系は素泊まりが基本で、ゲストは食事の提供を期待していません。Airbnbの「bnb」とは「ベッド アンド ブレックファースト」の略で、つまり寝床と朝食のことなのですが、朝食すら提供する必要はないのです。もちろん、サービスの一環として提供してあげてもかまいませんよ。

ただし、ビジネス民泊の中でも農家民泊なら話は別!農家民泊は基本的に、夕食か夕・朝食を付けることが前提となっています。

2−3.客室の清掃などは、もちろんホストファミリーの仕事!

留学生ホームステイの場合、客室の掃除やシーツ交換などは、短期の利用者でもない限り留学生に任せるのが主流です。しかし、Airbnb(エアビーアンドビー)などのビジネス民泊の場合は、客室の清掃もシーツの交換も、ホストファミリーの仕事ですよ!

日本は投機型民泊と呼ばれる管理者不在の民泊物件も多いのですが、それらも掃除をゲストに任せているわけではなく、清掃代行業者に(有償で)委託して行っています。

ただし、長期滞在のゲストに対しては、客室の掃除やシーツの交換をゲストにやってもらってもかまわないでしょう。とはいえ「家族の一員として」の留学生ホームステイとは違うので、お風呂掃除や廊下の雑巾がけをゲストに託すのはNG!

2−4.お迎えをする必要はあるの?義務はないが、やったほうがベター。

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ホテルや旅館では、駅まで送迎の車が出ていることが多いですよね。ホームステイはどうなのでしょうか?Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊仲介サイトの規約では、ゲストの送迎は義務付けていません。送り迎えができない生活環境の人でも、ホストファミリーを行うことが可能では、あります。

しかし、実情としては送り迎えは重要!というのも、やはり住宅街のいち民家には上手くたどり着けないゲストが少なくなく、迷子や近隣トラブルが起こりがちなのです。また、「民泊施設までの道のりがわかりづらい」という状況は、Airbnbにおいては返金クレームの対象となります。

2−5.観光やレジャーに連れていく必要はない。ヒマなときに遊ぶ程度で。

民泊についてのネット記事など読んでいると、ホストがゲストを東京観光に連れて行ったというような話を見ることがあります。民泊のホストは、そのようなエスコートも必要なのでしょうか?

基本的には、必要ありません。民泊ホストのやることは寝床の提供であり、レジャーの提供は業務内容外です。ゲストが「東京まで連れていってよ」などとお願いしてくることもまず無いでしょう。もちろん、あなたが民泊ゲストとの交流や外出を好むなら、積極的にエスコートしてあげてください。とはいえ、仕事を休んでまで行う必要はなく、ヒマなときのあなたの遊びの一環でかまいません。

ただし、夜行バスのチケットを取ったり、電車の乗り換え方法を調べてあげたりする程度の観光サポートは、積極的に応じてあげるのがベターですよ。

2−6.Wi-Fiの提供は必須項目と考えて!無いなら導入も検討しよう。

民泊ホストの役割は寝床を提供することですが、特に外国人ゲストの場合、寝床と同じくらいニーズが大きいのがWi-Fi環境です。外国旅行者は、ヒマ潰しや情報収集、自国の友人家族との連絡にインターネットをフル活用しています。あなたの家のWi-Fiの電波を使わせてあげましょう。

家にWi-Fiの環境が無いなら、民泊のために導入することも検討して!サポートの一環というよりも、Wi-Fi環境のない民泊はゲストユーザーに選んでもらえなくなってしまいます。

2−7.民泊ホストには、周辺のローカル情報も期待されている。

ホテルではなく民泊を選ぶような旅行者は、ガイドブックには載っていないようなローカルな店や情報を欲していることが多いです。特に食事に関しては、「地元民に愛されている安くて美味しいお店」の情報を、英語で説明してあげられるように準備しておきましょう。

他には、リーズナブルな日本食のお店、フリーWi-Fiのあるカフェ、ベジタリアンレストラン、ちょっとした桜や紅葉の名所、夏祭りの開催される公園などニーズが高いですね。

2−8.ちょっとした日用品は貸してあげよう。

民泊を選ぶ旅行者は、家庭ならではの利便性を求めていることがあります。たとえばホテル泊の場合、爪切りが必要になったら買わなくてはなりません。ホテルはスーパーよりも高い値段で爪切りを売りますね。しかし民泊の場合、サポートの一環として、家庭にあるような日用品は気前よく貸してあげるのがベターです。

傘なども、使い古しのビニール傘でかまいませんから1,2本は用意しておいてあげたいところですし、歯磨き粉などの消耗品も、使わせてあげましょう。

2−9.ビジネス民泊も、「無償でも泊めてあげたい!」という人に向いている。

Airbnb(エアビーアンドビー)などのビジネス民泊の場合、確実に対価が貰えますし、旅館のような甲斐甲斐しい接客は必要ないのですが、それでもやはり、「無償でも泊めてあげたい!」「旅行者をサポートしてあげたい!」と感じられるような慈悲深い人や人情家な人に、ホストは向いています。

ビジネスと言っても今や個室が1泊2,000円を切るほどの相場下落となっており、客室清掃やお迎えなど諸々の業務を時給に換算すると、500円にも満たないこともあるのです。そのような乏しい対価であっても笑顔で見知らぬ他人をもてなしてあげたいと思えるような人でないと、長くは続けられないでしょう。

3 ゲストに喜ばれる、プラスαのおもてなし8選!

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それでは最後に、留学生ホームステイにもビジネス民泊にも共通する、ゲストに喜ばれるプラスαのおもてなしをご紹介します。

  1. 一緒に料理をしよう。メニューはもちろん和食!
  2. お好み焼きやお鍋など、1つの器を一緒に囲む食事をしよう。
  3. ゆず湯やお月見など、時節ごとの日本の伝統行事を体験させてあげよう。
  4. こたつ、畳、布団など、日本ぽい内装にしてあげよう。
  5. 着物や浴衣を着せてあげよう。
  6. 相手の国の言葉を覚えてあげよう。
  7. 折り紙や竹とんぼなど、日本の遊びを教えてあげよう。
  8. SNSのID交換をしよう。

いくつかはあなたの家でも、今すぐにおもてなし出来るのでは?

民泊スタートアップnaviでは、ホストファミリーを行ううえで必要な環境やノウハウ、心構えなどについて、どこよりも詳しくわかりやすく解説しています。ご所望の記事があれば、トップページからお探しのうえ、お役立てください。

まとめ。

【「ゲストを家族の一員とみなす」が留学生ホストファミリーのセオリー!】

  1. 派手なおもなしよりも、「自然体の対応」を「長く続けられること」が、最も大切!
  2. 一番大変なのは食事のお世話!1日2食以上が毎日続くので、専業主婦がいないとキツいかも?
  3. 食事は豪勢でなくちゃダメ?いいえ!ホームステイのゲストは「日本らしさ」を求める傾向にあるので、「普通の食卓」こそがベスト。
  4. これは要注意!ベジタリアンや宗教的習慣のあるゲストには慎重に対応する必要アリ!
    イスラム教徒→豚肉は食べられない。加工食品のソーセージ、ハム、ラード、豚ダシのスープもNG。左手で食事することを不浄としている。
    ユダヤ教徒→豚肉は食べられない。
    ヒンズー教徒→牛肉は食べられない。左手で食事することを不浄としている。
    ベジタリアン→肉だけを避ける人もいれば、卵やチーズ、魚も避ける人など様々。
  5. 留学生は日本語の習得を求めているため、ホストが英語をしゃべれなくても大丈夫!でもコミュニケーション能力は必須!
  6. ゲスト専用の個室がなくても受け入れ可能な場合もある。留学生と同性の子の部屋で相部屋など。
  7. レジャーに連れていくのは義務?いいえ。気が向いたときや自分のレジャーのついででOK。
  8. 叱ること、(特に日本文化についての)生活の指導をすることも大切。
  9. ホストファミリーが困ってしまう、あんなこと、こんなことの実例。
    (1)食事が要らないのに連絡をしてこない。
    (2)シャワーや洗面所の使用時間が長過ぎる。
    (3)計画を勝手に変更してしまう。
    (4)家の物を失くしてしまう。
    (5)頼み事をたくさんしてくる。
    (6)部屋の掃除を全然しない。
    (7)洗濯物のポケットにガムやお金、紙くずなどが入ったまま。
    (8)エアコンなどをつけ放題で、電気代への配慮がない。
    (9)食事の好き嫌いが多い。
    (10)学校になじめない。
    こうした困りごとが起きないようにするには、あらかじめルールを決め初日に伝えておくことが得策。
  10. 洗濯物をたたんだり食器を洗ったりなど、自分のことは自分でやってもらおう。お風呂掃除など、家事の役割分担をしてもらおう。
  11. 留学生向けのホストファミリーでは報酬はいくらくらい貰える?好待遇なところで月額6万円。少額なところで月額1万円。1円も出ないところもある。待遇について明記しないサイトが多いので、きちんと事前に問い合わせて確認しよう。
  12. なんだかんだ苦労も心労もかかるので、「無償でも泊めてあげるわ」くらいの慈悲心があったほうがベター!
  13. 興味があるならとりあえずチャレンジしてみよう。ホストチェンジというシステムもある。無理のないように自分たちにあった機関を探そう。

【Airbnb(エアビーアンドビー)などのビジネス民泊をやりたいなら、サービス業のつもりで。】

  1. ビジネス民泊の場合、留学生ホームステイとは異なり、日常会話程度の英語はできたほうがベター。
  2. 逆に、食事の提供はまったく必要ナシ。朝食すら用意しなくて大丈夫。
  3. 客室の清掃などは、もちろんホストファミリーの仕事!ただし長期滞在の場合はゲストに任せてOK。
  4. お迎えをする必要はあるの?義務はないが、やったほうがベター。近隣トラブルや迷子、クレーム返金を避けるため。
  5. 基本的に観光やレジャーに連れていく必要はない。ヒマなときに遊ぶ程度でOK。
  6. Wi-Fiの提供は必須事項と考えて!あなたの家に無いなら民泊のための導入も検討しよう。
  7. 民泊ホストには、近辺のローカル情報も期待されている。ガイドブックに載っていない安くて美味しいお店、リーズナブルな日本食のお店、フリーWi-Fiのあるカフェ、ベジタリアンレストラン、ちょっとした桜や紅葉の名所など。
  8. 爪切りや傘、歯磨き粉などちょっとした日用品・消耗品は貸してあげよう。
  9. ビジネス民泊のホストに関しても、「無償でも泊めてあげたい!」というもてなし好きな人に向いている。

【ゲストに喜ばれるプラスαのおもてなし8選!】

  1. 一緒に料理をしよう。メニューはもちろん和食で!
  2. お好み焼きやすき焼きなど、1つの器を一緒に囲む食事をしよう。
  3. お月見やゆず湯など、時節ごとの日本の伝統行事を体験させてあげよう。
  4. 畳、こたつ、布団など、日本ぽい内装にしてあげよう。
  5. 着物や浴衣を着せてあげよう。
  6. 相手の国の言葉を覚えてあげよう。
  7. 折り紙や竹とんぼなど、日本の伝統的な遊びを教えてあげよう。
  8. SNSのID交換をしよう。

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