民泊で、ゲストが「来てよかった!」と感じる【好まれるお部屋】はどんなお部屋でしょうか?

見知らぬ土地に降り立った時、あなたならどんな気持ちになりますか?そこから、見知らぬ人の家に泊まりに行くとしたら?ワクワクするでしょうか?ドキドキするでしょうか?
期待と楽しみに胸を膨らませる一方、不安や心配も渦巻いているのではないでしょうか?
まずは、その気持ちに寄り添うことからはじめましょう。

ゲストへのおもてなしは、予約が入る前から既に始まっています。Airbnb(エアビーアンドビー)のリスティング(お部屋の説明ページ)の内容や予約時のメールの対応、到着の出迎えや、お部屋にあったら喜ばれる備品類など。それらの準備が、おもてなしの第一歩です。

それでは、ゲストへの「最高のおもてなし」について考えてみましょう!

好まれるお部屋【初級編】

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布団とバスタオルさえあれば、お客様は迎えられる!

Airbnb(エアビーアンドビー)に代表される民泊を始めるにあたって、最低限「布団」と「バスタオル」だけでもあれば、お客様をお迎えすることはできます。極端な話、民泊を始めたい!と思いさえすれば、今日からでもあなたは、ホストになれるのです。

「清潔さ」は何にも勝る。

はじめて扉を開けたそのお部屋が、ホコリっぽかったら?洗面台に髪の毛がついていたら?ゲストもがっかりですよね。満足度は一気に急降下です。ゲストがチェックインするまでに、しっかりお掃除しておきましょう!お部屋を清潔に整えておくことは、備品をそろえる以上に大切なおもてなしです。

掃除をしやすくするためには、家具や備品は必要最低限にするとよいでしょう。物が多い部屋ほど、掃除は大変になります。ゲストが必要なものを厳選して、素敵なお部屋を準備しましょう。

言葉が通じなくても、笑顔は共通。

Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊のお客様は、海外からの来日観光客がその多くを占めます。そのため、対応には英語が要求されることが多々あるでしょう。英語が得意な人は問題がないかもしれませんが、苦手な方はこれだけでハードルが高くなってしまいますね。でも大丈夫です!民泊で必要となる英語は、それほど多くはありません。まずは簡単な英語で、自分なりのテンプレートを用意してしまいましょう。

  • あいさつ
  • お部屋の説明

そのふたつが伝われば、ゲストの滞在に大きな支障はなくなります。

また、日本人は特にシャイな方が多いので、話すことをためらってしまったり、緊張して真剣な硬い表情になってしまう方もみられます。ですが、英語が苦手だという方ほど、意識して「最高の笑顔」で応対してください!たとえ拙い言語表現になろうとも、あなたのその笑顔は、ゲストへの「おもてなしの心」を最大限に伝えてくれるでしょう。親愛の笑顔に国境はありません!

そして、そのゲストの国の言葉での簡単なあいさつを覚えておくといいでしょう。

  • こんにちは
  • ありがとう

語学ができなくても、このふたつだけであればそれほど難しくはありません。是非覚えて、ゲストにその国の言葉であいさつしてあげましょう。もちろん笑顔と共に!各国のあいさつについては、インターネットで調べれば簡単に知ることができます。

お部屋の情報・写真は正確に。

ゲストは、あなたのリスティング(お部屋の説明ページ)を見て、予約をするかどうかの判断をします。そのため、リスティングに載せる説明や写真はとても大切です。これはあなたの「名刺」代わりになるのです。あなたのお部屋がどんなところか?どんな風に素晴らしいか!心を込めてアピールしましょう。

  • お部屋がキレイ。
  • 自炊や洗濯のできる設備がある。
  • 駅からの距離が近い。
  • 近所に見どころ・観光地がある。
  • 近くにコンビニ・スーパーがある。

上記のようなお部屋は、海外からのゲストに好まれています。また、新幹線のある駅から近いことや(移動に便利である)、東京都内フリーパスの範囲内にある駅など、交通の便が良いところも、人気があります。

ですが、「自分のお部屋は駅から遠い。」「近くには観光地がない。」と、がっかりする必要はありません!ゲストはなにも「観光客」だけとは限らないのです。地方から友人に会いに出てくる方、研修など仕事で必要とされている方、観光地ではない日本人の普通の生活を垣間見たい方など、ゲストのニーズは多様です。上記の内容を満たすような条件で、一からお部屋を借りて民泊を始めることにしたとしても、たくさんのゲストのニーズをすべて満たすことは不可能です。あなたのお部屋には、あなたのお部屋にしかないアピールポイントがあるのです。それを自ら作り出しましょう。

  • 女性向けの柔らかい色調の部屋にしよう。
  • 部屋に広さがあるから、ファミリー向けのポップな雰囲気のお部屋にしよう。
  • 部屋は狭いけれど、男性の好む食堂が周りにたくさんあるのをお知らせしよう。

など、ゲストの性別やタイプに合わせて、雰囲気を作り出すのもよいでしょう。

  • 私は料理が得意だから、和食を提供できる!
  • 私は旅が好きだから、一緒に旅の話をたくさんしよう。
  • 私は東京都内に詳しいから、案内なら任せて!

など、お部屋だけでなく、あなたの趣味や特技を生かしたおもてなしは、あなただけの素敵なアピールポイントです。人柄はすべてにあふれ出ます。あなたの優しさやホスピタリティ、文章からそれを感じ取ったゲストは、すぐに予約リクエストのボタンを押したくなるでしょう。

予約から到着まで、伝えたいことはしっかりと!

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大事なことは、メッセージで改めて伝えよう。

ゲストとの初めてのやり取りは、丁寧に慎重に行いましょう。

一番大事なことは、「ゲストのニーズに合っているか」どうかです。

ホストが「最高の部屋」だと思っていても、それがすべてのゲストのニーズに合っているとは限りません。予約を承認する前に、ゲストの希望をしっかりと聞きましょう。これはゲストの満足度に直接繋がります。

あなたのお部屋が閑静な住宅街にあるにもかかわらず、ゲストの要望がお酒を飲んで大騒ぎできるようなところだとしたら、近所から苦情が入るかもしれません。(これはかなり多発する問題です。くれぐれもご注意ください!)
ヘビースモーカーのゲストなら、禁煙のお部屋には耐えられないかもしれません。
あなたがとてもお喋りが好きでも、ゲストは静かに過ごしたいかもしれません。
それではたとえ、あなたのお部屋にそのゲストが来たとしても、ゲストに喜んではもらえないでしょう。

質問は詳細に応え、疑問や不安に思うことを減らし、ゲストもホストも「お互いに気持ちよく過ごせること」。それがひいては「喜ばれるお部屋」に繋がるのです。
また、問い合わせへの対応の中で、頻発する質問があったなら、それはリスティングに記載するようにしておきましょう。ゲストにとってもお部屋を理解しやすくなり、あなたの返答の手間も減って助かります。

もし、ゲストのニーズとお部屋が合わない場合は、きちんと予約をお断りしましょう。予約リクエストを却下しても、問題はありません。

予約を承認することに決まったら、お部屋のご案内を、これも丁寧に詳細に伝えましょう。

ゲストはリスティングを見てあなたのお部屋を予約しています。ですが、リスティングの内容をすべてきちんと読んでくれているかどうかはわかりません。特に大切なハウスルールなどは、メッセージで改めてお伝えしましょう。

  • チェックイン/チェックアウトの時間。
  • ハウスルール:禁煙・ペット禁止・門限など。
  • 道案内と地図:空港からくるゲストには、空港から最寄り駅までの路線案内もしましょう。
  • ・その他、注意事項など。

そして最後に一言、「あなたの来訪を楽しみに待っています!」とあなたの気持ちを添えましょう。

お待ちかねのゲスト到着!笑顔で迎えよう!

ゲストが無事に到着したら、まずはにこやかな「笑顔」で出迎えてあげましょう。それだけで、自分は歓迎されているのだと緊張が和らぎます。
そして、お部屋のご案内を、これもまた丁寧に詳細にしていきましょう。

メッセージでも説明したハウスルールなどは、ここでもう一度きちんと口頭で確認しておきます。大切なことは繰り返し伝え、きちんと守ってもらうようにお願いしましょう。

お部屋の備品や家電の使用方法についても、説明し、あとでまたゲストが確認できるように、ルールブックや説明書を用意しておくと安心です。

※スーツケースについて。

日本の家屋は海外と違い「土足厳禁」です。そのため、海外では気にならない「スーツケースのタイヤ」の問題が起きます。雨の中引いてきたスーツケースをそのままお部屋の中に持ち込んだために、せっかくキレイにしたお部屋がドロドロ!なんてことも起きかねません。玄関にスーツケースのタイヤをふけるようなウェットティッシュを置いたり、レジャーシートやマットなどに「スーツケース置き場」とわかるように明記して場所を用意しておくとよいでしょう。

お部屋の備品

次は、お部屋の備品について考えてみましょう。

これはあって当たり前!の1位はWi-Fi!

これが一番【重要】です。日本はまだまだWi-Fiのフリースポットが少なく、旅行者にとってはネット環境がとても不便です。Wi-Fiは本当に重要で、これが無ければゲストは来ないと言っても過言ではないほどです。さらに、お部屋のWi-Fiだけでなく、「ポケットWi-Fi」が用意できれば尚よいでしょう。

ゲストは多くの時間をお部屋ではなく、観光地などを見て回ることに使います。電車の時刻を知りたくても、地図を知りたくても、Wi-Fiがなければすぐに調べることはできません。そんな時にポケットWi-Fiがあれば、ゲストの観光の大きな手助けとなるでしょう。今はポケットWi-Fiだけでなく、テザリング機能付きのスマートフォンでも代用が可能です。

シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ

お風呂には、シャンプー・コンディショナー・ボディーソープを置いておきましょう。シャンプーなどの消耗品は、業務用を使うと便利でしょう。ディスペンサーに詰め替え、わかりやすくラベルをつけましょう。英語・中国語など、多国語での表記があると親切です。

また、香りはきつくないものを選び、安易に安物を選ぶのではなく、ゲストの気持ちになって心地よくなれるようなものを選びましょう。女性ゲストは特に、シャンプー類の質や香りに敏感です。

トイレットペーパー&ティッシュペーパー

こうした消耗品は、予備もしっかり準備しておきましょう。ただし、予備を置きすぎると持っていかれてしまうこともあるので、(ゲストが見える場所への)置き過ぎには注意します。

シーツとタオル

シーツ:

誰にとっても睡眠は重要です!心地よい眠りが提供出来るように、清潔な寝具を用意しておきましょう。シーツ類は洗い替えも一緒に準備しておきます。ゲストがシーツを汚してしまうハプニングが起きても、すぐに変えてあげることができるようにしましょう。2組だと、何か遭ったときに対応できなくなってしまうので、3組用意しておくとよいでしょう。

タオル:

フェイスタオルも用意できれば親切ですが、バスタオルがあれば事は足ります。まずは心地よいバスタオルを準備しましょう。安物の薄手のバスタオルは質感や肌触りがよくありません。高級なものでなくても構いませんが、ある程度の厚みと質感は大切です。1,000円前後が目安です。
また、連泊のお客様に対しては、タオルの交換を伺ってあげましょう。ホテルのように1日毎に取り換える必要はありませんが、3日に一度程度は交換するとよいでしょう。もちろん、お客様から要望があれば、3日経っていなくとも交換してあげることが好ましいです。そのための予備の分のタオルも、一緒に購入しておきます。

好まれるお部屋【上級編】

ホームステイで外国人に好まれる部屋。

さて、初級編では「最低限」必要なことをあげていきました。続けて、更にお客様が「最高!」と感じるような、好まれるお部屋を作っていきましょう。

お部屋の備品はもっとこだわれる。

あったら嬉しいものは、ホテルの備品を思い出そう。

ホテルのサービスは、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊をするうえでも、非常に参考になります。あなたはホテルに滞在して、どのようなものを利用しましたか?ホテルの備品を思い出しながら、考えてみましょう。

インスタントコーヒーや紅茶のティーバック、お茶菓子など:

旅館の机の上に置かれているようなものたちですね。日本のお菓子をWelcomeスナックとして置いておくのもよいでしょう。コンビニやスーパーにあるクッキーやチョコレートなどでも、十分喜ばれます。

アメニティ:

こちらも、よくホテルや旅館に置かれているアメニティ(備品)を思い出してみましょう。シャンプー類・石鹸・歯ブラシ・かみそり・ブラシ・化粧品などですね。民泊では必ずしも用意する必要はありませんが、貸し切りタイプのお部屋でホテルや別荘のような雰囲気をプロデュースしたい方は、こういったアメニティも用意されるとよいでしょう。

ドライヤー:

上記のアメニティをすべて用意できなくても構いませんが、ドライヤーはゲストにとって需要の大きい備品です。洗面所、またはお部屋にひとつ用意しておくとよいでしょう。

空調:

ヒーターやホットカーペット、エアコンや扇風機など、お部屋の温度を快適に保つための家電も重要です。窓やドアの隙間風なども確認しておくとよいでしょう。睡眠中の隙間風は、思った以上に寒く感じられます。窓に断熱シートを張ったり、ドアの隙間にクッションを付けるなどの対策もしておきましょう。

ハンガーラック:

上着やバスタオルをかけておける場所を、作っておきましょう。ハンガーは多めに用意しておくとよいでしょう。濡れたタオルをお部屋で乾かしてもらうことは、睡眠中の乾燥対策にも役立ちます。また雨などで濡れた上着や、仕事用のスーツをかけておくのにも使えるでしょう。もし、長期滞在のお客様も視野に入れているなら、ハンガーラックは必需品です。

Wi-Fi/ポケットWi-Fi:

初級の項でも登場しましたが、Wi-Fiは重要です。ただ繋がるだけではなく、お部屋のどこにいても問題なくWi-Fiが利用できるか、あらかじめ確認しておきましょう。動画が快適に閲覧できるかどうかが、1つの基準と言えます。実際にYouTubeなどを再生してみて、確認をしましょう。

もし、ルーター本体との距離が遠いなどで、Wi-Fiの電波が弱い時は、「中継器」などを使うと電波が強くなります。中継器は、価格.comなどで調べれば、3,000円ほどで入手できます。
また、ポケットWi-Fiは、速度制限がある場合があります。利用量などを考慮して、無制限のものを選んだほうがよいでしょう。

トラベルアダプター:

多くの海外旅行者は持参していますが、日本のコンセントに海外のアダプターを差すための変換器を用意しておくと親切です。

お部屋で充電したいものは、パソコン、携帯、デジタルカメラなどたくさんあります。手持ちのアダプターだけでは、足りないこともあるかもしれません。ゲストが安心して使えるようにしておきましょう。これは、海外旅行をしたことのない方にはなじみが無いかもしれません。インターネットで「トラベルアダプター」と検索すれば、すぐに見つけられます。日本製のコンパクトなものだと2,500円程度、海外製の少しかさばるものなら1,000円程度で購入できます。

なお、「変圧器」とは異なります。変圧器は電圧を変えるための機器で、一般的な旅行者にはあまり必要ありません。変圧器はとても高いので、間違って購入してしまわないようにご注意を!

家電の説明書:

海外と日本では、家電の使い方が同じとは限りません。また、日本内でも機種によって使い方は様々です。おなたのお部屋に沿った「家電の説明書」を、英語で用意しておくとよいでしょう。また、読むだけでは使い方が覚えられなかったり、一度説明を聞いただけではわかりにくいものもありますので、家電自体に使い方のメモを貼ったり、ホストがお部屋に滞在している場合は「使う時に」説明してあげると更によいでしょう。

ガイドブック:

近場の観光地や近所のお勧めレストランなどの、ガイドブックを準備するのも喜ばれます。ポイントは、「あなただけしか知らない情報」です。インターネットでは調べにくい、お勧めのカフェや地元のラーメン屋さん、近所の花見スポットや静かな公園、銭湯など、あなただけのお勧め情報を伝えてあげましょう。

また、日本の観光サイトはまだまだ英語対応されていないところも多いです。ゲストの行きたい観光地への行き方をわかりやすく伝えたり、地図に英語での補足を入れてあげるなど、対応してあげるとよいでしょう。

リスティングのアメニティの項目をチェックしよう。

Airbnb(エアビーアンドビー)のリスティングの中にある「アメニティ・設備」(2016年4月現在)を見てみましょう。

よくあるアメニティ

必需品 (タオル、シーツ、石鹸、トイレットペーパー)/テレビ/ケーブルテレビ/エアコン/暖房/キッチン/インターネット/ワイヤレスインターネット (屋内は常時ネット接続可能)/24時間チェックインOK (鍵保管庫、キーレスエントリー、ブザー、常駐の人あり)

「よくあるアメニティ」の項目は、ゲストが求めやすい項目と考えられます。ですが、チェックインの時間などに関しては、仕事や生活の都合上、24時間の対応は不可能であるホストも多くいます。すべてを対応しきれないとしても、ゲストのニーズに応じて、柔軟に対応できるような方法も検討するとよいでしょう。

また、テレビなどは、近隣の住宅に迷惑がかからないよう、「深夜は音量を下げる」などのルールを設けるとよいでしょう。

その他のアメニティ

バスタブ/洗濯機/プール/乾燥機/朝食/敷地内無料駐車場/ジム/ビル内にエレベーターあり/室内暖炉・囲炉裏/ワイヤレスインターホン/ドアマン/シャンプー/ハンガー/ヘアドライヤー/アイロン/ノートPC向きのワークスペース

続いての「その他のアメニティ」の項目は、随分と特殊なものが並んでいます。ドアマンやプール、また囲炉裏などは、通常の民泊ではあまり見かけませんね。逆を返せば、これがあるお部屋は、それをアピールポイントにできるということでもあります。Airbnbでは、キャンピングカーをお部屋として提供したり、室内でのテント泊など、変わった形の民泊も見かけられます。ドアマンがいるホテルのような環境は提供できなくても、あなたにしかできない変わったアメニティを考えてみるのも楽しいですね。

また、朝食に関しても、ホテルのバイキングのような豪勢なものを用意する必要はまったくありません。海外のゲストハウスなどでは、「トースト、たまご、ハムやソーセージ、果物、ジュースやコーヒー」などが朝食として多く見られます。朝食の時間を合わせるのが難しい場合でも、それらをセルフサービスで、ゲストが食べたい時間に自分でパンをトーストしてもらうなど、材料の準備さえしていれば、朝食付きのお部屋を用意することも、それほど難しいことではなくなるでしょう。

特別なアメニティ

ファミリー・子連れOK/喫煙可/イベントに最適/ペット可/同居ペットあり/車いすOK

最後は「特別なアメニティ」です。これはお部屋の広さや、設備の環境に関するものですね。これはきちんとあなたのお部屋のルールに則ってチェックを入れて、こちらのルールをゲストに示しましょう。

この項目は「ゲストのニーズ」と直結しています。お子様連れのご家族は、「ファミリー・子連れOK」のお部屋を選ぶことで、子供と一緒に過ごしやすい環境を求めますし、ペットと旅をしたいゲストは「ペット可」のお部屋でなければ泊まることはできません。車いすのお客様は段差の多いお部屋では、移動が難しくなるでしょう。ゲストは「自分たちが過ごしやすいお部屋であるか」をこういった項目を見ることで判断するのです。

以上の項目で、当てはまるものが多いほど「多様なゲストをターゲットとした充実した設備」となるでしょう。しかしながら、喫煙やペットが禁止のお部屋は多くありますし、ファミリーに向かないお部屋もあるでしょう。すべての項目を満たすことは考えずに、あなたのお部屋の状態に最適なアメニティを準備し、それを望むゲストに伝わるように、しっかりとアピールしていきましょう。

国ごとの特性に気持ちを添わせよう。

ゲストはどこの国からのお客様でしょうか?その国の特性を知っておくことは、ゲストとの交流の上で助けになります。いくつかの例をあげて見てみましょう。

タイ:

身体には触らないこと。特に、頭は神が宿る場所なので触らないように気を付けます。また、左手は不浄の手とされているので、左手では触れないようにします。(インドも同様です。)

台湾:

日本のお祝いの色「紅白」は、台湾では葬儀で使われる色なので避けるようにします。

マレーシアなど:

男性は家族以外の女性には触れないきまりがあるので、むやみに握手を求めたりしないようにしましょう。また女性も同様に、男性に肌を見せたり触れたりしてはいけません。注意しましょう。

食事:

どこの国でも、宗教上などの理由で「食べられないもの」が決まっていることがあります。食事を提供する人は注意しましょう。

  • ベジタリアン(菜食主義者):宗教上以外にも、健康のため、動物愛護など、様々な理由があります。基本的には肉、魚、卵を避けますが、程度は人それぞれです。
  • ユダヤ教:「肉と乳製品を、一回の食事の中で一緒に食べてはいけない」とされています。
  • イスラム教:豚肉は食べません。「ハラール(イスラム法で合法なもの)に処理された食品以外は食べない」ことが基本です。ハラールは少々ややこしいので、ご自身でしっかり調べてみてください。
  • ヒンズー教:「動物は殺生しない、食べない。特に牛は神様のように扱う。」という決まりがあります。
  • 水:日本の水は、水道水でも安心して直接飲めることを伝えてあげましょう。海外では、蛇口からの水を直接飲める国は多くありません。
  • トイレの使い方:日本のトイレの使い方を説明しましょう。海外では、便座の上に立ったり、トイレットペーパーを付属のごみ箱に捨てる国もあります。そのため、「トイレの便座には座って用を足してください」「トイレットペーパーは、便器の中に捨て、水で流してください」とハッキリ説明したほうがよいでしょう。

あなたらしい「おもてなし」をしよう。

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あなただったら、ホストにどんなおもてなしをしてもらいたいですか?例えば、自分の趣味や特技を生かしたおもてなしは、とても素敵です。

アウトドアやお出かけが好きな方は、一緒にレジャーを楽しむことが、ゲストにとっても最高の思い出になるでしょう!

お菓子作りが得意な方は、ウェルカムスイーツに手作りのクッキーやケーキを用意してみると、とても喜ばれます。

お料理ができる方は、みんなで食卓を囲み、日本の「ごはん」をいただくのも、話がはずみますよ!

日本らしい献立は、海外の方に喜ばれるでしょう。うどん、やきそば、お好み焼き、焼き鳥、天ぷら、ごはんに味噌汁などなど。無理にお寿司などの「高級なもの」を用意する必要はありません。あなたの作りなれたもので大丈夫です。日本の「家庭の味」を出してあげましょう。家庭の味は、ホームステイなどでなければ食べられませんからね!

納豆・梅干し・漬物などは、くせがありますが、日本食を体験するにはおもしろい食材ですので、チャレンジするか尋ねてみるのもよいかもしれませんよ。

また、日本家屋・和室のような日本らしいお部屋も、海外の方には珍しく、好まれることでしょう。日本の伝統的な着物や浴衣を着てみたり、お抹茶をいただいてみたり、春なら桜を見にいくのもよいですね。思いきって「日本らしさ」を前面に出すのも、素敵な「おもてなし」になることでしょう。

おもてなしをするうえで大事なことは、「丁寧さ」「清潔さ」「便利さ」、そして「気持ちに寄り添うこと」です。

忙しいホストはおもてなしが難しい人もいるでしょう。英語が苦手で海外からのお客様にうまく対応しにくい方もいるでしょう。けれど、どんなに忙しくても、言葉が通じにくくても、笑顔だけは忘れないでください!あなたが笑顔をむけることで、ゲストは安心し、「ここに来てよかった!」と、心地よくあなたのお部屋で過ごすことができるでしょう。

最高の「おもてなし」、それは、「あなたの笑顔」なのです!

他にもこのサイトでは、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊に必要な情報がたくさんあります。トップページからその他の記事も読んでみて、あなたのおもてなしを更に素晴らしいものにしてくださいね!

まとめ

好まれるお部屋【初級編】

  1. 最低限、布団とバスタオルさえあれば、お客様は迎えられます。「民泊をはじめたい」と思う気持ちが、一番最初の準備です。
  2. お部屋の「清潔さ」を大切にしましょう。備品の充実以上に、ゲストが必要なものを「気持ちよく使えるかどうか」を考えることが大切です。
  3. 難しい英語は必要ありません。あいさつとお部屋の説明を「笑顔」で伝えましょう。ゲストの国のあいさつを覚えておくと好印象!
  4. リスティング(お部屋の情報ページ)はあなたの名刺代わりです。正確な情報と写真を掲載し、素敵ポイントをアピールしましょう。

【ゲストとのやり取り】

  1. ゲストのニーズと自分のお部屋がマッチするかをしっかりと確認し、ハウスルールや大事なことは、メッセージできちんと伝えましょう。
  2. ゲストが到着したら、笑顔で出迎え、お部屋のルールをしっかりと説明しましょう。

【お部屋の備品】

  1. Wi-Fiはあって当たり前!日本はFREEWi-Fiが普及していません。ポケットWi-Fiは海外観光客には高需要です!
  2. シャンプー・リンス・ボディーソープは、ゲストがバスルームで落ち着けるような、優しい香りを選びましょう。
  3. トイレットペーパー&ティッシュペーパーは予備もきちんと準備しておきましょう。
  4. シーツとタオルは、肌触りの良いものを!洗い替えの予備も用意が必要です。

好まれるお部屋【上級編】

  1. お部屋の備品はちょっとこだわってみるのもよいでしょう。
  2. ホテルにおいてある備品を思い出して準備してみましょう。

【ホテルなどの参考備品】

  1. コーヒー、紅茶などのお茶セット・アメニティ(石鹸・歯ブラシ・化粧品など)・ドライヤー・ハンガーラック・トラベルアダプター・地域のガイドブックなど。
  2. Airbnbのリスティングにある「アメニティ」の項目をチェックして、お部屋の状態に合った備品を充実させましょう。
  3. 国ごとの特性、文化の違いを考慮して、ゲストに気持ちを添わせましょう。
  4. 趣味や特技を生かして、あなたらしい「おもてなし」をしましょう。
  5. ゲストにとって「あなたの笑顔」は最高のおもてなしです!

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