私たちがAirbnb(エアビーアンドビー)を通じて受け入れた最初の長期滞在者は、このIちゃんでした。

Iちゃんは台湾人の女性で、日本に働きにきています。本当はシェアハウスで暮らす予定だったらしいのですが、空き状況の関係で急きょAirbnbで部屋を探したとのこと。

シェアハウスの空きができるまでの約1カ月間を、私たちの家で過ごしてくれることになりました。

長期滞在のゲストをもてなすのは大変だなと思っていませんか?それは早とちりかも!

長期滞在のゲストさんを通して「人情」について考える。

つまり、Airbnb(エアビーアンドビー)のユーザー層は、シェアハウスのそれと重複することがあるのですね。

「同じお客さんと長期間一緒に過ごすのはくたびれそうだな。気まずいな。」などと感じて敬遠してしまうAirbnbホストさんも多いかもしれませんが、それは早とちりかもしれませんよ!?

家までの道のりを電話口から懸命に案内したり、英語でたどたどしく自己紹介しあったりするのは最初だけで、それ以降は大きな手間もありませんから、コミュニケーション面でのストレスや気苦労は、むしろ楽です。民泊ホストに慣れてさえしまえば、2~3日のお客様を何度も重ねるより、長期滞在者を1度受け入れるほうが、ずっと楽と言えるでしょう。

また、長期滞在のお客さまは、予約問い合わせのやり取りや掃除などの手間が各段に減りますから、効率性の面でもとてもメリットがあります。

長期滞在のゲストを望むなら、シェアハウスと同じくらいの価格(1カ月45,000円くらい)に設定しよう!

しかし、長期滞在者をお迎えしたいと考えるならば、シェアハウスの料金と近しい値段設定にしなくては、集客はできません。

シェアハウスの個室相場は1カ月50,000万円程度ですから、1泊あたり2,000円程度でギリギリというところでしょうか。1泊3,000円ですと、もうシェアハウスのユーザー層には見向きもされなくなってしまいます。

いえ、短期の場合に2,500円、3,000円なのはかまいませんが、1カ月くらいの長期滞在の場合には、45,000円程度になるように割引きしてあげましょう。(ゲストはさらに宿泊料金の10パーセント程度の手数料をAirbnbで払わなければならないので、宿泊料金が45,000円であれば総額が50,000円ほどという計算になります。)

こうした、長期滞在者への特別割り引き設定は、Airbnb(エアビーアンドビー)上でカンタンに行うことができます。

外国人ゲストの振る舞いを通して、日本人のウィークポイントに気づく。

話をIちゃんにもどしましょうか。

Iちゃんは、大きなスーツケースや旅行カバンを3つも4つも抱えて現れたので、とてもビックリしたことを覚えています。長期滞在ともなれば荷物が多いのは当然ですが、女性が一人で、それだけの大荷物を抱えて歩いてきたことに、とても驚き、感心したものでした。日本人の女性には、これほどの体力や根性は無いでしょう。

Iちゃんの体力や根性は、普段の生活の中でも垣間見られます。彼女は滞在当初、2つの仕事を掛け持ちして働いていました。そのため連日、朝早くに出かけ、夜遅くに帰ってくるのですが、それなのに、いつもとてもニコニコしているのです!肉体的疲労は当然のこと、言語や文化の違いからくる精神的疲労も相当なものでしょうが、それを微塵も感じさせない、穏やかな笑顔を保っていました。ゲストルームにこもった途端に母国の友人にグチの電話を掛けたりなどということも、まったくしません。

私は海外旅行を好むゆえ、外国人と比較して日本人が貧弱であり過保護であることをよく知っていましたが、Iちゃんとの出会いでは、その強さの差をまざまざと痛感させられてしまいました。(もちろん、Iちゃんの体力や根性が外国人の標準とは言えないでしょうが、やはりおおむね、外国人のほうが日本人よりも体力がありタフです。)

民泊での交流は、外国や外国人についての「実のある知識」が身に着く。

長期滞在のゲストさんを通して「人情」について考える。

外国の人々がどのようなメンタルをしているか、フィジカルをしているか、書物やインターネットの記事で読むよりも、共同生活しながら何気なく眺めるほうが、よっぽく多くのことを深く理解できます。

特別に話題として取り上げるようなことでもない(取り上げるのが難しい)事柄でも、勉強になる「文化の違い」があり、「見習うべき振る舞い・感性」があるなぁと、民泊ホストをしていると頻繁に感銘を受けますね。

こうして、「実のある(外国や外国人についての)知識」が身についていくのでしょう。

愛想がよく優しい性格をしていても、リビング(共有スペース)にあまり出てこないゲストもいる。

Iちゃんは、就労時間の都合から外食して帰ってくることが多く、リビングルームでゆっくり滞在することは少ないタイプでした。私はそれまで、Airbnb(エアビーアンドビー)のユーザーはゲストハウス層と同一だと思っていたので、あまりリビングに出てこないゲストもいるのだなと、新鮮な発見でした。

これは、Iちゃんに限った話ではありません。愛想がよく優しい性格をしていても、リビングにはあまり出てこず自室中心に過ごされるゲストさんは、けっこうおられます。(Iちゃんは本当に人情家で、チェックアウト後もFacebookで交流をしていますし、お正月にはわざわざエアメールで年賀状を送ってくれるほどです!)

交流するかしないかは、ゲストの意思・事情・感性を尊重してあげるのがベター。

私たちは民泊ゲストとの交流を重んじていますが、こうしたタイプのゲストを無理やりリビングに引っ張ってきたり、ぶしつけにゲストルームのドアを開け無理やりおしゃべりにつき合わせたりすることは、しません。おしゃべりしたいか一人で居たいか、ゲストの意向を常に尊重するようにしています。

なるべくたくさんゲストと交流したいなら、こんな言葉を掛けてみると良いかも?

長期滞在のゲストさんを通して「人情」について考える。

なるべく多くの外国人ゲストと交流を重ねたいあなたには、とっておきのアドバイスを差し上げましょう。この3つの言葉を、ゲストに投げかけてみてください。

  1. チェックインの手続きが済んだあとに。
  2. 「If you have any qustion, please ask me! Maybe I can help you.(何か質問があったら何でも私に尋ねてね!きっと助けてあげられるから。)」

  3. ゲストが観光から帰ってきたときに。
  4. 「How was today? Are you no problem?(今日はどうだった?何か問題は起きなかった?)」

  5. あなたがお茶をするタイミングに。
  6. 「Shall we take a tea?(一緒にお茶でもどうですか?)」

どれも会話が弾んでいきやすい話題ですし、あなたの会話欲求を押し付けるものではなくゲストのためになるものなので、ゲストを不快にすることなく交流の時間を生み出すことができます。

また、チェックインの際にお迎えに行くことも、交流時間を増やすためにはとても有意義です。

手持ちぶたさになってしまう家までの歩き道に、「Did not you get lost?(道に迷わなかった?)」「Which part do you live in Germany?I have been to Germany.(あなたはドイツのどこに住んでいるの?私はドイツに行ったことがあるのよ!)」などと話を振ってみることをオススメします。ここで互いの共通点を見つけたり、あなたの優しい人柄が伝われれば、以降もゲストはあなたに話しかけやすくなるでしょう。

「『人情』というのは、やみくもにおしゃべりすることとは異なる。」私は、そのように考えています。おしゃべり好きな人は民泊ホストに向いているとは言えますが、相手の感情や都合を考えずに雑談しすぎてしまう人も多いので、ゲストへの思いやりとして、くれぐれもご注意ください。

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