ホストとしてAirbnb(エアビーアンドビー)でゲストを迎える際の最初の難関!最もトラブルが起きやすいと言われているのが「鍵の受け渡し」です。

何故それほどトラブルになってしまうのでしょうか?また、どうすればスムーズに鍵が受け渡せるのでしょうか?

今回は、エアビーアンドビー民泊でゲストに鍵を貸す時のポイントをチェックしていきましょう!

1.一番大切なのは、「ゲストが確実にお部屋に入れるようにする」こと!

Airbnb(エアビーアンドビー)のホストがゲストに鍵を貸すとき、一番大切なことは「ゲストが確実にお部屋に入れるようにすること」に他なりません。長時間のフライトや移動で疲れたゲストが、開かない扉の前で困ってしまうことがないように、しっかりと確実に鍵を受け渡すことはホストの責務ですよね!

では、そのためには、どのような方法で鍵を貸すのがよいのでしょうか?まずは、鍵の受け渡し方法を考えてみます。

2.鍵の渡し方はさまざま。自分に合った方法を選んで!

鍵の受け渡し方法は、ホストによってさまざまです。民泊の形態が、ホームステイタイプであるか、ホスト不在タイプであるかでも鍵の受け渡しやすさは大きく違いますし、また、物件のタイプによっても変わってきます。

では、鍵の貸し方ごとに、メリットやデメリットを検証してみましょう。

  1. ホストによる手渡し。
  2. 第3者による受け渡し。
  3. 鍵をかけずに、開けておく。
  4. ポストなどに置いておく。
  5. 保管庫(キーボックス)。
  6. スマートロック。
  7. 番号式の鍵。
  8. KeyCafe。
  9. 鍵は渡さない。

2−1.「ホストによる手渡し」が一番安全で安心。

一番トラブルが起きにくく、安心なのが、ホスト自身による鍵の手渡しです。

2−1−1.これが一番安心。お部屋の説明も一緒にできる!

ホストが鍵をゲストに直に手渡しをすれば、一緒にお部屋や備品の説明も行えますね。また、お互いに顔を合わせることで安心し、コミュニケーションも取りやすくなるため、滞在中のトラブルにも対処しやすくなるでしょう。

ホストからの手渡し方法で最も簡単なのは、お部屋で待機しておいて、ゲストに直接物件に来てもらい鍵を渡すこと。これが、手間も少なく済むうえに、最もトラブルの少ない良策です。また、駅などで待ち合わせする場合は、一緒に物件まで行くこともできますし、鍵だけを手渡すことも可能ですね。

2−1−2.忙しいホストには難しい…。

「ホストによる手渡し」で唯一デメリットをあげるならば、「忙しいホストには難しい」という点でしょう。手渡しをするためには、そのために時間を割く必要があります。本業を別に持っていて忙しく飛び回っているホストは、ゲストと時間を合わせることが大変ですよね。そんなホストのために、他の方法も検討してみましょう。

2−2.「第3者による受け渡し」なら信頼重視で。

ホスト不在タイプの民泊物件の場合、ホスト自身は仕事が忙しく、ゲストと対面できないということも少なくありません。そこで、鍵の受け渡しを第3者に依頼するホストもいます。頼む相手は、身内、友人知人、そして代行業者などが考えられますが、とにかく「信頼できる相手」にお願いすることが大切です。また、鍵受け渡し前後のゲストとの連絡も、ホストが行うのか、それも代理人に任せるのかも考えておかなくてはなりません。

2−2−1.管理人さんにお願いするという手も。

集合住宅で管理人の方が常駐されていたり、大家さんが物件内に住んでいるような物件の場合は、管理人さんや大家さんに鍵を預けておくというのもひとつの手でしょう。滞在するゲストのことを知ってもらうことで、双方が安心して過ごせ、トラブル予防にもなるかもしれませんね。

2−2−2.関係者が増えると混乱も増える。

しかし、鍵の受け渡しを第3者に依頼すると、関係者の数が増え、トラブルや混乱が増えやすくもなります。ゲストは誰に質問や報告をすれば良いのか迷ってしまいますし、依頼された第3者も、鍵を預かっただけなのに物件の説明を求められても困ってしまいますよね。

また、実際にトラブルが発生してしまったとき、誰に責任があるのかわからなくなってしまい、さらに問題が泥沼化してしまう可能性もあります。むやみに関わる人を増やすべきではありません。

2−2−3.トラブルが起きたら民泊アウトになることも留意して!

Airbnb(エアビーアンドビー)のような民泊における鍵の受け渡しでは、トラブルが多く報告されています。関係者を増やすと、トラブルの発生やその周知も増えてしまうでしょう。それにより民泊経営自体が危ぶまれてしまう可能性があることをあらかじめ把握したうえで、受け渡し依頼を検討したほうがよいですね。

2−3.「鍵をかけずに、開けておく」のは、お勧めしません。

ホストによっては、「玄関の鍵をかけずに開けっ放しにしておく」という方法をとっている人もいます。

2−3−1.開いていれば立ち往生はしないけれど…。

清掃後、鍵はお部屋の中に置いておき、扉は鍵をかけず開けたままにしておく。こうすると、ゲストは物件にたどり着けさえすればすぐにお部屋に入ることが出来ますよね。「鍵が受け取れず、扉の前で立ち往生」ということは回避できるでしょう。

2−3−2.防犯面でとても危険。ゲストの身の安全を第一に。

しかし、これは防犯面でとても危険です。日本は犯罪率が他外国より低めなので、いざという時の裏技として利用価値はあるのかもしれませんが、とはいえ、空き巣被害が起きない保証はありませんので、お勧めはできません。また、開けたままにしておいた家屋内に誰かが侵入して潜んでいたりしたら…ゲストの身が危険です!やはり、鍵を開けておくのはやめておいた方が良いでしょう。

2−4.「ポストなどに置いておく」のも、防犯面で要注意。

第3者に依頼せず、また直に鍵の受け渡しができないホストの多くは、ポストを利用しています。物件にたどり着いたゲストは、指定されたポストの中を確認しさえすれば、第3者に頼らずとも鍵の受け取りが可能です。

2−4−1.置き場所はポストだけじゃない。

鍵を置いておく場所は、何もポストだけとは限りません。「傘立ての下」「玄関横の植木鉢の下」など目印を決めて鍵を置いておくこともあるでしょう。ゲストにとってはわかりやすく、かといって他の人にはわかりにくい場所を選ばなくてはいけません。

2−4−2.ゲストが不審者に間違われないように気をつけて!

この方法は、確かにホスト側の手間としては楽かもしれませんが、防犯面から考えると危険ですよね。また、見知らぬ外国人が、ポストや玄関周りで鍵を探してゴソゴソしているのは、周辺住民から不審者と思われてしまう懸念もあります。それを考えると、あまり推奨できる手段とは言えません。

2−5.「保管庫(キーボックス)」ならポストより安心。

鍵を置いておくならば、ポストよりも保管庫を用意したほうが安心です。

2−5−1.保管庫は、番号入力だけで中の鍵が取り出せる。

保管庫は、扉や鍵のところに取り付けて、中に鍵を入れ、暗証番号で開けて取り出す金庫のようなもの。これならば、ゲストにメッセージで暗証番号を知らせておくだけで、鍵を貸すことが出来ますね。Airbnb(エアビーアンドビー)では、ホストへのサポートのひとつとして「Master Lock」という保管庫の提携サービスも用意しているので、そちらを利用するのもよいかもしれません。

2−5−2.ポストの中にミニ保管庫を入れておいても。

しかし、オートロックのある集合住宅では、扉に保管庫を付けても、ゲストはエントランスの鍵が開けられず、中に入れませんよね。その場合、「ポストの中に小さな保管庫を入れておく」という方法もありますよ。ポストの中にただ鍵だけを入れておくより安全ですね。

2−6.「スマートロック」なら鍵を使わずスマホだけで!

「スマートロック」という鍵をご存知ですか?シリンダーに鍵を挿して扉を開けるのではなく、鍵の代わりにスマートフォンなどを利用して解錠するという方法もあります!

2−6−1.スマートロックで鍵の受け渡しをなくしてしまおう。

「スマートロック」は、携帯電話やスマートフォンから、暗証番号を入力することで開けられるデジタルキーです。サムターン(室内側で錠の開け閉めをするために回す部分)の上に被せるだけなので、面倒な工事が必要なく、賃貸物件などでも簡単に利用できるのも嬉しいところ。ホストはインターネット上で鍵の管理が行え、鍵の開閉記録まで確認できます。

保管庫の暗証番号と同じように、あらかじめ、物件の場所と一緒に解錠用の暗証番号をゲストにメッセージでお知らせしておけば、チェックイン時の鍵の受け渡しは必要ありません。またこの暗証番号は、ゲスト毎に変更が可能なので、防犯面でも安心ですね。但し、ゲストがチェックイン時に日本で利用可能なスマートフォンや携帯電話を持っている必要があります。お部屋のWi-Fiが玄関まで届けば、ゲストがそれを利用することもできますね。

2−6−2.エントランスがオートロックだと使えない…。

これは主に一軒家やエントランスにオートロックのない物件での利用となるでしょう。オートロックの集合住宅でも、扉に付けておくことはできますが、エントランスの鍵がなければ扉までたどり着けないので、その鍵を渡す方法を考えなくてはなりませんね。

2−7.「番号式の鍵」に交換してみる。

スマートロックと同様に、あらかじめゲストに暗証番号を教えておき、扉に付随されている「番号式の鍵」を解錠してもらうという方法もありますよ。

しかし番号式の鍵は、工事でシリンダーごと付け替えなくてはなりません。一般的に賃貸物件や分譲集合住宅では、扉の鍵が共有部の一部とされていることも多いため、自分で好き勝手に鍵を交換することは禁止されています。大家さんや管理人にきちんと確認してから行いましょう。

2−8.「KeyCafe」カフェが繋ぐ新しいサービス!

海外で、物件の近場のカフェに鍵を預け、ゲストに渡してもらう「KeyCafe」という新しいサービスが始まりました。現在アメリカとフランスを中心に既に利用が始まっていますが、日本ではまだカフェの登録情報は見られません。今後、日本でも登録カフェが出てくれば利用可能になるかもしれませんね!

2−9.「鍵は渡さない」という方法もある。

「鍵自体を渡さない」という選択肢もあります。これは、ホームステイタイプの民泊物件であれば可能です。ホストがお部屋にいて、ゲストの出入り対応ができるのであれば、ゲスト自身が鍵を持たなくても問題ありませんよね。

しかし、この場合、ホストはゲストの予定に合わせて常にお部屋に待機していなくてはならなくなりますので、忙しいホストには難しいでしょう。

3.鍵の3つのトラブルを回避しよう。

このような鍵の受け渡しの際に起こりやすいトラブルには、主に以下の3つのトラブルがあげられます。

  1. ゲストに鍵がうまく渡らないケース。
  2. ゲストが鍵の開け方がわからないケース。
  3. ゲストから鍵が返却されないケース。

これらのトラブルは、絶対に回避しなくてはなりません!それぞれのトラブルの原因と、その対処法を考えてみましょう。

4.鍵トラブルその1.なぜ鍵が渡せない?

鍵のトラブルで一番大きな問題となるのが「ゲストに鍵が受け渡せない」ことです。その原因として考えられるのは、大きく分けて2つ。

  1. 待ち合わせの時間(場所)に、ゲストと落ち合えない。
  2. ゲストが、鍵を見つけらない。

それぞれの解決策を考えてみましょう。

4−1.待ち合わせで、ゲストと落ち合えない。

「鍵を貸すために、ゲストと待ち合わせをしたけれど、いくら待ってもゲストが現れない。」このトラブルの原因は、「ゲストの到着時間が不明瞭である」ことが、一番大きいかもしれません。飛行機の遅延や、電車の乗り間違い、道がわからず迷子になってしまった、などが考えられますよね。

これを防ぐには、どうしたらよいのでしょうか?

4−1−1.解決策1.待ち合わせは、わかりやすい場所で!

主要駅での待ち合わせは、人が多く、改札口も複数あるため、ゲストも迷いやすくなります。改札口がひとつの駅を選んだり、駅前のわかりやすいお店やオブジェの前などを指定するとお互いが見つけやすくわかりやすいですね。

4−1−2.解決策2.時間には余裕を持って。

ゲストと待ち合わせをする際は、時間に余裕を持ち、また、待つことも覚悟しておきましょう。初めて使う交通機関は、私たち日本人でもわかりにくいことがありますよね。まして言語の違う海外の人にとって、見知らぬ土地の電車やバスをスムーズに乗り継ぐことは容易ではありません。

特に、空港に到着するゲストは、飛行機の遅延が発生する可能性だけでなく、空港を出るまでにも入国手続きや荷物の受け取りで時間がかかります。待ち合わせの時間も、それを考慮したうえで決めるとよいですね。

また、日本人は当たり前のように「5分前行動」が染みついている人が多いですが、海外のゲストは時間にアバウト(ルーズ)な人も多くいることも覚えておきましょう。

4−1−3.解決策3.電車の乗換方法を教えてあげよう。

あらかじめ、メッセージで電車の乗り換え方法など、交通機関の情報を教えておいてあげると乗り換え時に迷いにくくなるかもしれません。電車の名前だけでなく、ホームの番号も知らせておいてあげるとわかりやすく親切ですね。

4−1−4.解決策4.当日連絡が取れる手段を確保しておこう!

当日の連絡手段を確保しておく。これが一番確実で安心な方法です。しかし、すべてのゲストが日本で使える携帯電話を持っているとは限りませんよね。それならば、Wi-Fiが使える場所を待ち合わせ場所にしたり、行路でWi-Fiの使える場所をあらかじめゲストに知らせておくとよいかもしれません。連絡さえ取れれば、時間が遅れても、場所がわからず迷っても、対処が可能になるでしょう。空港から来るゲストには、移動する前に空港内のFree Wi-Fiを利用して一度連絡をもらうと、到着時刻の目安が立てやすくなりますよ!

4−2.ゲストが鍵を見つけられない!

「物件にたどり着いたはよいけれど、どこに鍵があるのかわからない!」ホストや第3者が直に鍵を手渡しするのではなく、ポストや保管庫などを利用した場合に起こりえるトラブルが、これです。

まず、ポスト自体がどこに設置してあるのかわからなかったり、集合住宅ではポストの入口がエントランスとは別であるという物件もあります。「植木鉢の下」に置いておくような場合は、「ラベンダーの鉢」「ピンクのバラの鉢」など特定のものを指定したとしても、それがどれなのかわかりにくいかもしれません。

また、「ポストに入れておいた鍵がなくなってしまっていた」という紛失事件もあり得ないことではありません。

4−2−1.解決策1.写真付きで場所の説明を。

盗難防止のために、他人にはわかりにくい鍵の置き場所を選ぶほど、ゲストにも鍵が見つけにくくなります。それを防ぐためには、置き場所を「写真付き」でゲストにお知らせしておくとよいでしょう。

4−2−2.解決策2.複数隠しておくという手も!

植木鉢の下に隠しておいた鍵が紛失してしまった…そのような時でも、他の場所にもうひとつ鍵が隠されていれば、どうでしょうか?

植木鉢の下だけでなく、ポストの裏側に貼り付けておく、傘立ての下に置いておく、などと複数の場所に鍵を隠しておけば、「鍵が指定された場所に見つからない」というようなことが起きても、ゲストは違う場所に隠された合鍵を使ってお部屋に入ることが出来ますよね。

しかし、あくまでこれは、一時的な対策でしかありません。ゲストがただうまく見つけられなかっただけでなく、実際に鍵が紛失しているのであれば、物件で盗難などの事件が起きる可能性もありますので、鍵自体を交換する必要も出てきます。ゲストの予約前後には必ずすべての鍵が揃っているか確認しておいた方が良いですね。また、ゲストに対しても「指定された場所にない!」と言われたときだけ、他の場所のひとつを教えてあげるようにしましょう。

5.鍵トラブルその2.なぜ鍵が開けられない?

鍵には様々な種類があり、ゲストがそのタイプの鍵を初めてみる場合、使い方がわからない可能性があります。一般的な「鍵をシリンダーに挿して回す」タイプであれば、ほぼ問題はないでしょうが、それ以外の場合は、使い方をきちんと説明しておいたほうが良いかもしれません。

5−1.同じ形状の鍵でも、使い方はいろいろ。

たとえば「カードタイプ」の鍵なら、差し込むのか、スライドさせてスキャンするのか、スイカのようにかざすだけなのか。このように同じタイプの鍵でも使い方はいろいろです。

スマートロックや番号式の鍵は、暗証番号だけでなく、番号の入力方法も伝えておいたほうがよいでしょう。

5−2.鍵の使い方がわからなくて戸惑うことは、思いのほか頻繁にある!

毎日使っている本人にとっては造作ない作業であっても、その鍵を使い慣れていない人にとってはどう使えば良いのか戸惑ってしまうということが、思いのほかよくあります。

車の鍵のようにキーレスタイプでボタンを押すだけの鍵も、車を日常的に使っている人にとっては当たり前でも、車に乗らない人にとっては鍵を渡されても開け方がわかりません。海外ではポップアップ式(サイドのボタンを押すと鍵の差し込む部分が出てくるタイプ)の鍵まであります。このように、見慣れないものは使い方に迷ってしまいますよね。

5−3.解決策.鍵は渡すだけでなく、使用方法まできちんと説明して!

せっかくきちんと鍵を受け渡せたのに、使い方がわからずゲストが扉を開けることが出来ないのでは意味がありません。鍵は渡すだけでなく、使用方法もわかりやすく伝えましょう!

6.鍵トラブルその3.なぜ鍵が返ってこない?

鍵の返却時にもトラブルは起きやすいものです。

  1. ゲストが鍵を失くしてしまった。
  2. ゲストが持ち帰ってしまった。
  3. ゲストに返却場所(方法)を間違えられた。

それぞれの対処法を考えてみましょう。

6−1.ゲストが鍵を失くしてしまった。

返却時のトラブルで一番大きな問題となるのは、「ゲストが鍵を失くしてしまった」場合です。

6−1−1.まずは身の周りと行動経路を徹底的に確認してもらって!

まずはゲストに鍵を探してもらうのが最初のステップです。面倒でも、カバンやズボンのポケットなどをすべて再確認してもらい、その日に行った観光地のお店にも確認をとってもらましょう。

6−1−2.見つからないなら、ゲストと一緒に交番に届け出を。

それでも見つからない場合は、交番に「紛失届」を出しにいきます。鍵の紛失はそのままにしておくと、空き巣などの被害に繋がる可能性があるからです。特に、民泊物件で利用する鍵には、民泊のお部屋番号など、場所が特定できるようなキーホルダーをつけているホストも多いでしょう。拾った人にお部屋の場所がわかってしまったら、簡単に中に入られてしまいますよね。

交番に行く際は、必ずゲストと一緒に行くようにしましょう。ゲストには失くした時間や場所を説明してもらう必要がありますし、見つかったときの届け出先はホストであるために書類の記載はホストが行った方がわかりやすいです。また、交番に英語がわかる人がいるとは限りませんので、ゲストだけでは説明ができないかもしれませんからね。

6−1−3.賃貸なら、大家さんにも連絡しよう。

そして、賃貸の場合は、すぐに大家さんにも連絡を。基本的に賃貸物件の玄関扉や鍵は共用部のため、大家さんは鍵を把握しておく必要があります。そのため、鍵紛失時には、防犯面を考慮し、鍵・シリンダーの交換を求められる可能性があることも覚悟しておきましょう。

6−1−4.空き巣被害が起こる前にシリンダー交換を。

紛失届に、シリンダーまで交換?鍵をひとつ失くしただけで、そこまで大袈裟にしなくても…と思われるかもしれませんが、もし、失くした鍵を悪用されて、空き巣被害にあってしまったり、物件に侵入されてゲストが何らかの被害を被ってしまったら?それこそ大変です!

シリンダー交換には取り付け工事も必要となりますし、お金もかかるので面倒ではありますが、ゲストの身の安全には変えられません。きちんとした対応が望まれます。

6−1−5.もちろん鍵のお代は、保証金で請求可能!

鍵を失くしたのはゲストであり、ホストにその責任はありません。ホストがやるべきは、失くしたときの対応であり、鍵を弁償するのはゲストの責務ですね。

このような時のためにも、Airbnb(エアビーアンドビー)のリスティング(お部屋の詳細ページ)で「保証金」を設定しておきましょう。エアビーアンドビー の「保証金」システムでは、設定した金額内でゲストに対して弁償金を請求できます。シリンダー交換の相場は1万〜2万円程度なので、保証金は2万円程度で設定しておくとよいかもしれません。

6−1−6.合鍵は最低でも3つは準備しておこう。

鍵に物件の目印になるモノが何もついていないような場合は、鍵を紛失しても、危険は少ないかもしれません。また、次のゲストの予約がすぐに入っている場合は、シリンダー交換をしている時間もないかもしれませんね。そのような時のために、合鍵も必ず用意しておきましょう!

用意する合鍵は最低でも3つ。マスターキーは必ず保管しておいてください。マスターキーを失くしたり、それが傷んでしまうと、合鍵自体が作れなくなってしまいます。また賃貸物件では退去時にマスターキーの返却が義務付けられていることも多くあります。

6−2.ゲストが持ち帰ってしまった。

「ゲストがポケットに鍵を入れたままチェックアウトしてしまった!」これも起こらないとは言えませんね。特に、チェックアウト時にホストが対面で鍵を受け取らず、ゲストが一人で退出する場合に起きやすくなります。

6−2−1.返却方法をしっかり決めて、ゲストに伝えて!

とにかく、鍵の返却方法をしっかり決めておきましょう!チェックアウト時にホストが受け取るのが一番確実ですが、ゲストがひとりで鍵を置いて帰るのであれば、玄関扉のポストに入れておくのか、集合ポストに入れておくのか、それとも管理人や他の人に渡すのか、きちんと説明しておく必要があります。

6−2−2.チェックアウト時に対応すれば、持ち帰り事故は防げる!

ゲストが鍵を持ち帰ってしまうトラブルを解決するには、やはりチェックアウト時に対面で対応し、鍵を返却してもらうのが一番です。チェックアウト時にきちんと確認さえできれば、ゲストが鍵を持ち帰ってしまうという事故は起こりません。

6−2−3.ゲストが国内にいるなら郵送してもらおう。

ゲストがチェックアウト後もまだ日本国内にいる場合は、鍵を返してもらうとよいでしょう。封筒に入れて郵送してもらうのが手軽で簡単です。近場にいるのであれば、返しに来てもらうこともできますね。

6−2−4.返却不可能な場合は、鍵の交換も検討しよう。

しかし、帰国してしまっていたり、他国へ移動してしまっているのであれば、郵送も難しくなります。ゲストに連絡し、しっかりと処分してもらうよう連絡しましょう。その際は、そのゲストがいつでもあなたの物件に入れる状態であることを忘れてはいけません。念のため、鍵を交換することも検討しましょう。

6−3.ゲストに返却場所(方法)を間違えられた。

ゲストが鍵を違う場所に置いてしまった、集合ポストで隣のポストに入れてしまった、など、返却場所を間違えられてしまい、鍵がきちんと返却されないというトラブルも起きています。

6−3−1.解決策.返却も受取と同じ方法ならわかりやすい。

ゲストが鍵を返却しやすいように、返却方法をきちんと決めておき、ゲストにしっかり伝えておきましょう。その際は、受け取りと同じ方法で返却してもらうとわかりやすいです。たとえば、保管庫から取り出したのなら、保管庫に入れて返却。管理人から受け取ったのであれば、管理人に渡しておいてもらうなど。

7.鍵を貸すときのポイント!

では、前述したトラブルとそれらの対策を踏まえて、鍵を貸すときのポイントを!

  • ホストによる手渡しが一番安心です。
  • 鍵の使い方、返却方法をしっかり説明しましょう。

ゲストが鍵を失くさない工夫もしてみましょう。たとえばチェーンやキーホルダーを付けておく、ホテルのように預かりカウンターを作る(マンションの管理人さんに預かってもらうなど)、デポジットを取るなどといったことが考えられますね。

また今後、民泊条例により、対面でのチェックイン(鍵の受け渡し)が義務化される見通しです。トラブルの多さのことも考えると、家主不在型での民泊はとても厳しいことを覚悟しておきましょう。

民泊スタートアップnaviでは、エアビーアンドビーなどの民泊でホストに必要なポイントや、起こりえるさまざまなトラブルについて多方面から解説しています。トップページから検索して、参考にしてみてくださいね!

まとめ。

  • 鍵の受け渡しで一番大切なのは、「ゲストが確実にお部屋に入れるようにする」ことです!

【鍵の渡し方。】

  1. ホストによる手渡し。
    これが一番安全で安心です。物件やルールの説明も一緒にでき、トラブルも防ぎやすいでしょう。しかし忙しいホストには難しいかもしれません。
  2. 第3者による受け渡し。
    信頼できる相手に依頼することが重要です。管理人や大家さんに頼むという手も。但し、関係者が増えるとトラブルの際に混乱が起きやすくなるので注意が必要です。
  3. 鍵をかけずに、開けておく。
    扉の鍵が開いていれば立ち往生はしないで済みますが、防犯面でとても危険なためお勧めできません。
  4. ポストなどに置いておく。
    ポストや傘立て、植木鉢の下などに鍵を隠しておくこともできます。しかし、玄関先でゲストが鍵を探している姿が不審者と間違われる危険性もあります。
  5. 保管庫(キーボックス)。
    番号入力で中の鍵を取り出して使用する保管庫なら、ポストより安全でしょう。ポストの中に更に小さな保管庫を入れて利用するのもよいかもしれません。
  6. スマートロック。
    スマートフォンや携帯電話を利用して、扉を解錠する方法です。鍵の受け渡しが必要なくなりますが、エントランスがオートロックの集合住宅では利用が難しいです。
  7. 番号式の鍵。
    番号入力で解錠する鍵です。取り付け(交換)に工事が必要なため、集合住宅では管理人や大家さんの許可を取りましょう。
  8. KeyCafe。
    海外で始まったサービスです。近場のカフェに鍵を預け、ゲストがそこに受け取りに行きます。しかし日本ではまだ登録カフェはありません。
  9. 鍵は渡さない。
    ホームステイタイプ民泊であれば、鍵を渡さないということも可能です。但し、ゲストの予定に合わせて待機している必要があるため、忙しいホストには難しいでしょう。

【鍵の3つのトラブル、絶対回避!】

  • 鍵トラブル1.ゲストに鍵がうまく渡らないケース。

(1)待ち合わせで、ゲストと落ち合えない時は?
解決策:

  1. 待ち合わせは、わかりやすい場所にしましょう!
  2. 時間には余裕を持って、待つことも覚悟しておきましょう!
  3. 電車の乗換方法や交通情報を教えてあげましょう!
  4. 当日連絡が取れる手段を確保しておきましょう!

(2)ゲストが、鍵を見つけらない時は?
解決策:

  1. 写真付きで、ポストや鍵の場所を説明しておきましょう。
  2. 複数の場所に隠しておけば、いざという時にもう一つの場所を教えて使用してもらうことが出来ます。
  • 鍵トラブル2.ゲストが鍵の開け方がわからないケース。
    同じ形状の鍵でも、使い方はさまざまです。使い方がわからず、戸惑うことも。
    解決策:鍵を渡すだけでなく、使用方法もきちんと説明しましょう!
  • 鍵トラブル3.ゲストから鍵が返却されないケース。

(1)ゲストが鍵を失くしてしまった時は?
対処法:

  1. まずは身の周りや観光経路を徹底的に確認してもらいましょう。
  2. 見つからなければ、ゲストと一緒に交番に紛失届を出します。
  3. 賃貸では、大家さんにも連絡しましょう。
  4. シリンダー交換でゲストの身の安全を守りましょう。
  5. 鍵のお代は、「保証金」でゲストに請求可能です。
  6. 合鍵は最低でも3つは準備。マスターキーは必ず保管しておこう。

(2)ゲストが鍵を持ち帰ってしまった時は?
対処法:

  1. 返却方法をしっかり決めて、ゲストに伝えましょう。
  2. チェックアウト時に対面で受け取りができれば、持ち帰り事故は防げます。
  3. ゲストが国内にいるなら、郵送してもらえば安心です。
  4. 鍵の返却が不可能な場合は、鍵やシリンダーの交換も検討しましょう。

(3)ゲストに返却場所(方法)を間違えられた時は?
解決策:返却も、受取と同じ方法なら間違えにくくなります。

【鍵を貸すときのポイント!】

  1. ホストによる手渡しが一番安心。
  2. 鍵の使い方や返却方法をしっかり説明しよう。
  3. ゲストが鍵を失くさない工夫をしよう。

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