最近、「ヌーハラ」という言葉がメディアをにぎわせています。これは「ヌードル・ハラスメント」の略で、日本人が麺を食べるときにすするズズズ!という音をある外国人が不快に感じ、SNSでつぶやいたところ、「外国人に配慮すべき!」「郷に入らば郷に従え!」と議論になったのです。

この「ヌーハラ」問題について、何が正解であるか断定は難しいですが、このように、外国人が日本で生活するとき、文化や習慣の違いに戸惑うことは決して少なくありません。そんな訪日外国人に対して、ホストファミリーを営む私たちにできることは何があるでしょうか?

ぜひとも、彼らの心に寄り添い、日本文化への適応に協力してあげてください!

1 旅行と生活とじゃ大違い!日本で生活する外国人には日本マナー習得が不可欠。

日本人 生活習慣 教える 必要性

日本に旅行しにくる外国人の多くが、日本ならではの文化や生活習慣に感銘を受けます。

店員の礼儀正しさや、地下鉄の定刻通りの運行に清潔なホーム・・・。それらを見て彼らは、「アメイジング!ぜひ日本に住みたい!日本に生まれてくればよかった!」と感嘆の声を上げますが、でも実際に日本に住むとなると!?彼らもまた、その礼儀正しい接客マナーやストイックなまでの時間厳守を、徹底しなければならなくなります。

異国の生活習慣をマスターするには、やはり親身になって教えてくれる存在が不可欠。ホストファミリーは、寝床の提供だけでなく、そうした生活習慣のレクチャー、生活のサポートも役目の1つです。

外国人が日本で生活する際、どんなことに戸惑いを感じているか、どんなふうに肩身狭い思いをしているか、考えたことはありますか?

1−1.日本は外国人の極端に少ない国。いても中国人や韓国人なので、欧米人は珍しいもの扱い・・・。

日本政府が「インバウンド(外国人旅行者による消費)での国益」を経済戦略の一つに掲げたゆえ、近年でこそ外国人の姿を見ることも珍しくはなくなってきました。しかし、そうはいってもまだまだ、日本は外国人の少ない国です。見かける外国人のほとんどは旅行者ですしね。また、わずかに見かける外国人も、その多くは中国人や韓国人など同じ黒髪のアジア人です。

すると、欧米人やインド人、イスラム人などは、日本人からはとても珍しいもの扱いされてしまっているのが実情です。

1−2.外国人というだけで不審者扱い!マナーの良いところを見せないと受け入れてもらえない。

外国人が少ないため、多くの日本人は外国人の扱いに慣れていません。また、メディアは問題を起こした外国人ばかりを報道するため、外国人全般を不審者扱いしてしまう日本人はとても多くなってしまっています。

すると、外国人たちは、よっぽどマナーの良いところをアピールして見せないと、その空間の人々に受け入れてはもらえません。彼らは日本で生活するために、日本の生活習慣を学びたがっています。

1−3.日本人にとっても、外国人には日本式マナーを守ってもらいたい。

外国人にとってだけでなく、私たち日本人にとっても、外国人が日本式マナーを守ってくれることはとても重要!駅のホームで規則正しく順番待ちをしているのに、「これはオレの国じゃ常識だからさ」などと言って割り込みをされては、困ってしまいますよね。

外国人に日本の生活習慣をレクチャーすることは、とてもとても大切なことなのです。

2 日本と外国ではこんなところが大違い!【ビジネス編】

日本人 生活習慣 教える 必要性

日本に住んでいる私たちにとって当たり前に感じられる生活習慣も、外国人からすれば驚くことがたくさんあります。そんな諸々の文化の違いを、生活シーン別に解説しましょう。まずはビジネス編から。

2−1.日本は、ファーストフードなどの安いお店でも接客がとても丁寧。

日本に来た外国人が、感銘を受けると同時に驚くのが、大衆的なお店の接客マナーです。

2−1−1.マクドナルドで課される接客マナーは、海外で言えば高級ホテル並み!

マクドナルドのようなファーストフード、イトーヨーカ堂などのスーパーマーケットでも、店員は折り目正しくお辞儀をし、お客の一人ひとりにお箸が必要かどうか尋ね、買ってもいないお客に対してまで「ありがとうございました」とお礼を言います。

私たち日本人にとって、当たり前の接客マナーですが、外国では、プラダやグッチといった高級ブランド、ヴォルクスワーゲンやベンツといった高級車のディーラー、4ツ星5ツ星の高級ホテルでしか課されないような細やかさなのです。つまり、外国人が日本で働くなら、高級ホテルで働くくらい背筋を伸ばしていなけばなりません。

2−1−2.日本流のマナーは、技術を要するだけでなくストレスも掛かることを教えてあげよう。

高度な接客マナーは、技術を要するだけでなくストレスも掛かります。日本人の年間自殺者数が3万人を超え、労働を拒否するニートが大増殖する要因も、このストイックなまでの社会マナーにあると言われているので、このような所作に耐えられるのか、あなたの外国人ゲストにも熟慮してもらうことが必須となりそう。

2−2.時間どおりに到着しても遅刻!?それが日本の時間感覚!

もう1つ、仕事に大きく関係しそうな日本特有の重要マナーに、「時間厳守」が挙げられます。日本では、約束の時間や就労開始時間の10分前には到着し、準備を済ませていないと、遅刻したかのような目で見られてしまいますよね。こんなに時間に厳しい国は日本くらいのもので、海外では一流企業でさえも時間にはもっとゆるいです。

対して、外国人の多くは、待ち合わせに10分遅れても、謝罪の言葉もなく、遅刻の連絡もしてこない人が多く・・・。彼らに時間厳守を説くことが重要なのはもちろんのこと、「時間通りに来ても、それだけでは不充分よ!ビジネスなら10分前、プライベートでも5分前には到着してなきゃ!」と「日本流」を教えてあげましょう。

2−3.「敬語」の概念も外国には希薄。最低限、「さん付け」だけでも覚えてもらおう。

日本人は、プライベートと仕事で話し方が変わります。いわゆる「敬語」ですが、この概念、ほとんどの国ではあまり用いられていません。日本の場合、ビジネスシーンで必須なのはもちろんのこと、プライベートでも目上の人や初対面の人を対するときは、敬語を使わないとヒンシュクを買ってしまいますね。

しかし、敬語を使いこなすのは外国人にはとても難しいもの!民泊宅の中で過ごすぶんにはホストファミリーが「気にしないでいいよ」と寛大に受け止めてあげれば済みますが、彼らが社会に出るならそうはいきません。この場合、「さん付け」だけでも覚えてもらいましょう。外国では人の名前を呼び捨てにすることが主流ですが、これは日本では通用しませんね。この違いは必ず教えてあげてください。「さん付け」さえできていれば、他の言葉が間違っていても、「敬意はあるんだな」と受け取ってもらいやすくなります。

2−4.質だけでなく量も大変なのが日本の労働環境!「会社に隷属」に耐えられる?

接客マナーをはじめ、何にせよキメ細やかさを求められる日本の労働。そして、質だけではなく量も他国を凌駕しているのが、大きな特徴です。

日本では、定時に帰ることが非難されさえもする風潮ですが、これは世界共通の労働意識ではありません。サービス残業を毎月100時間もこなしたりといったことも、世界の常識ではないのです。日本は、有給休暇の消化率は世界最低で、また、夏休みの短さ(お盆の前後に3〜5日)は世界一かもしれません。(欧米就労者の夏休みは1ヵ月程度が一般的。)

また、デートやレジャーなどプライべートな予定よりも、仕事を優先するのも日本の特徴と言えます。

日本も、労働時間の短縮や多様化は各地で進んできてはいますが、しばらくはまだ、こうした「会社の奴隷」「社畜」と揶揄されるような過酷な労働環境を受け入れることも、日本で暮らすならば覚悟しなければならないでしょう。特殊スキルを活かす場合はそうでもないようにも思えますが、専門職やフリーランスに関しても、細かい事務能力や勤勉さを求められがちなのが日本です。

2−5.日本を好む理由が「日本人の礼儀正しいところが好きなの!」というような外国人は、日本流の労働マナーに適応できる可能性が高い。

どのような外国人が、日本での礼儀正しい労働に向いているのでしょうか?

日本を好む理由が、「日本人の礼儀正しいところが好きなの!おしとやかなところが好きなの!」と言うタイプの人は、もともと自国でも、礼儀正しい所作や先回りの気遣いができていることが多いです。こうした人は、日本のビジネスマナーも苦にせずこなすでしょう。

もともとの性格が粗野で、「一攫千金を夢見て日本に来た!」といったタイプの人は、規則正しい就労や礼儀正しいマナーには適応が困難かもしれません。

2−6.下見段階の外国人にも、日本特有のビジネスマナーを教えてあげよう。

私たちホストファミリーがもてなす外国人の中には、長期滞在を決定してやってきた留学生や就労者だけでなく、「日本はどうかな?」と検討している下見段階の旅行者もいます。

旅行者である彼らは、滞在中に日本特有の几帳面さなどを強いられることはほとんどないでしょうが、彼らにもやはり、「日本のマクドナルドで働くなら高級ホテル並みの接客マナーが必要よ!」と教えておいてあげることは大切です。就労を決めてビザも取って、はるばる準備をしてから来たのに、「日本の生活は私には合わない・・・」ではかわいそうですよね。

3 日本と外国ではこんなところが大違い!【学校編】

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日本と外国との生活習慣の違い。次は学校でのあれこれについて取り上げていきます。

Airbnb(エアビーアンドビー)などのビジネス民泊のホストさんはあまり学生との交流はないかもしれませんが、留学生を受け入れるホストファミリーのホストさんは、学生生活の違いや対策について、しっかり学んでおきましょう。

3−1.勤勉なのは労働者だけじゃない!学生たちの勉強量も日本は世界一・・・。

「ゆとり教育」の方針のもと、一時は学生たちの勉強もゆるやかになりましたが、再び教育方針は転換し、朝から晩まで授業が詰め込まれるようになりました。日本人にとって、5時間授業でも「やったぁ!今日は少ない!」と感じますが、それは世界共通の感覚ではありません・・・。

一般的に、先進国は勉強量も多い傾向にはありますが、それでも1日4〜5時間が平均といったところ。宿題もほとんどなく、ましてや放課後に塾をハシゴする児童などほとんど皆無。夏休みは2ヵ月ほどもありますし、夏休みに宿題が出たりはしませんし、部活はスポーツや趣味を楽しむもので、立ち上がれなくなるまでスクワットをやらされたりはしないのです。

すると、外国人が日本の学校で生活しようと思うなら、かなり負担が増えることになります。ただでさえ言語の壁があって大変なのに、このような勤勉な学習習慣に耐えられるのか・・・学生のゲストには実情を教え、また、適応のためのサポートをしてあげましょう。こうした学習習慣に耐えられないなら日本の労働環境にも適応は困難なので、長期的に日本で暮らしたいと言っている外国人の学生には、熟慮を勧めてあげるべきです。

3−2.学生服に抵抗を示す外国人は少なくないようで・・・。

日本は、中学生にもなるとほとんどの学校で制服を着ることになり、これは高校卒業まで6年間ほど続きます。しかし、外国には制服のない学校も多く、ほぼ強制的に学生服を強いられるという日本の学校文化に、抵抗を示す外国人は少なくありません。特に女子は、スカートをはきたくない子が結構いて、制服だからといってスカートを強要されることに苦痛を感じるようです。

とはいえ、日本で学生生活を送るなら、この規則に耐えなくてはなりません。近年はズボンを選択したり、登校してすぐジャージに着替えることを許可する学校も出てきてはいますが、ごく少数ですね。制服に限らず、「規律が多い」というのは日本の学校の特徴で、外国人たちはこのきゅうくつな教育文化に適応することが必須と言えます。

3−3.日本の学校は軍隊!?姿勢を正して先生の話を聞きましょう。

たとえば体育の授業や全校朝会の際、私たち日本人は、背の順に規則正しく並びます。さらに、「前へならえ!休め!もう一度前へならえ!」と、きれいに整列できるまで掛け声が続きますが、このような所作、外国の学校はほとんど見られません。外国では軍隊や兵隊が行うくらいなもので、それゆえ「日本の学校は軍隊みたいだ」という揶揄が飛び交うことになるのです。

こうした軍隊じみた所作も、日本で学生生活を送るならば受け入れなければなりません。滑稽だ!と言われればたしかにその通りなのかもしれませんが、「外国人だからやらなくていいよ」ということにはなりませんからね・・・。

4 日本と外国ではこんなところが大違い!【生活編】

日本人 生活習慣 教える 必要性

次は、家庭や町中などで垣間見られる、日本と外国との生活習慣の違いを探してみます。社会人にも留学生にも該当することですから、これもとても大切ですね。

4−1.むやみに物音を立てないのが日本人の生活習慣。おしとやかになってもらおう。

ホストファミリーとして民泊ゲストをもてなしていると、ゲストの話し声や生活音がうるさいなと気になること、ありませんか?ろうかを歩く足音、部屋でのスカイプ通話、ドアを開け閉めする音などなど、日本人のそれよりも大きな音を立てている・・・。

日本人は、住宅環境の影響(木造住宅が多い、家と家が密接している)からか、あまり大きな音を立てずに生活する習慣が身についています。そのため、「保育園の騒音がクレームになった」というニュースが世間を騒がせたように、他者の立てる物音にも敏感になりやすく・・・。

外国人は、日本で不動産を借りることが難しいため、他者との共同生活の必要性はどうしても高くなるでしょう。すると、こうした生活全般の細かな騒音配慮ができないと、様々なところで厄介者扱いされてしまいやすくなってしまいそう。

4−2.お風呂のお湯を共有するのは当たり前・・・これ、耐えられる?

外国人は一般的に、お風呂の湯船にはあまり浸かりません。とはいえ、日本での生活が長ければ、湯船で疲れを取る習慣を採用する人も増えてきます。しかし、ここでも注意が必要!

というのも、外国ではたまの湯船浴の場合、「自分だけのお湯」を張るのです。自分が終わればそのお湯は捨て、他の人が浸かるならまた一からお湯を張りなおします。日本では、一般的に一晩同じ湯船を家族で使いまわしますが、外国人からすればこれは不潔に感じるもよう。とはいえ、外国人ゲストが入るときだけお湯を入れなおしていては、水道代やガス代がとてもかさんでしまうし・・・。あなたの民泊にだけ泊まるなら、ホスト家族が我慢してあげれば済みますが、あちこちの日本の家庭で居候することになるなら、日本の湯船のシェア習慣に適応しておいたほうが良さそうです。

「みんな、湯船に入る前にせっけんで体をよく洗っているのよ。あなたも同じように、体を洗ってから湯船に浸かってね」と説明してあげると、受け入れやすいかもしれません。

4−3.シャワーを浴びる時間はいつ?日本の生活では夜にアジャストしてもらいたい。

これも入浴に関するもの。民泊で受け入れる外国人を観察していると、朝起きてからシャワーを浴びる人がかなり多いことに気づきますね。しかし、清潔志向の日本で生活するなら、シャワーは夜寝る前に浴びておいてもらいたいところ。

というのも、体が汚れたままベッドに入ると、布団が汚れやすくなるためです。シーツの汚れは洗えば落ちますが、コスメの移り香などは案外、こびりつきやすく落ちにくいもの。また、冬場は布団と体の間に毛布を挟むことが多くなります。一日活動して汗かき汚れた体・衣服で眠ると、毛布はけっこう汚れますし臭いますから、やはり体を清潔にしてから布団に入ってもらいたいものです。

4−4.日本は犯罪が巧妙!外国での生活とは異なる注意が必要。

「日本は安全な国・平和な国」とよく言われます。はたしてそれは本当でしょうか?犯罪の傾向を分析してみると、日本は、「暴力的な犯罪・あからさまな犯罪が少ない」だけであって、犯罪自体はそう少なくありません。オレオレ詐欺やワンクリック詐欺、先生の見ていないところで上履きを隠すようなイジメ、盗撮、訪問販売詐欺など、「間接的な犯罪」「ばれにくい犯罪」が多いのです。

これら「巧妙な犯罪」は、殴る蹴る、レイプなどとはまた異なる心構えで警戒する必要性があるでしょう。一般的に外国人は、「日本人は善い人」と思っていますが、タテマエの善意や笑顔が多いということを知っておいたほうが良いかもしれません。

5 生活に役立つ日本語を、最優先に教えてあげよう!

日本人 生活習慣 教える 必要性

外国の生活習慣に溶け込むうえでとても大切なのが、言語ですよね。日本語は特に、アルファベットすら使わない特殊な言語であるため、外国人にとってとても難解なものです。それなのに、日本の社会は英語などの表記の整備は遅れがち・・・。こんなときこそ、ホストファミリーの出番ですね!生活に役立ちそうな日本語を、最優先に教えてあげましょう。

5−1.よく食べるものや好きな食べ物は、漢字でも読み書きができるように。

旅行程度の規模なら、英語表記のある外国人向けの店を多用したり、わかるものを指さしで表現したりすることで、日本語がわからなくてもしのぐことができます。しかし、生活するとなると、様々な場所の様々な店に入らなければなりませんし、様々な食材を買わなくては栄養バランスが取れませんよね。

5−1−1.効率重視の食券機システムのお店では店員も頼れない!「肉」や「塩」など主要な漢字を知っておきたい。

たとえば、時間やコストの節約のために、駅前そばのような食券システムの店の利用が増えるでしょう。しかし、外国語表記に対応した食券機というのはまだほとんどありません。食券システムの場合、メニュー表で注文するときのような「写真指差し」の技が使えませんし、効率重視な店ですから店員がこまやかに話を聞くことも困難です。

ですから、たとえばお肉が好きなら肉うどんの「肉」という字や、「豚」「鶏」「牛」といった種類を表す漢字は早めにマスターしたいところ。また、外国人にとって、テーブルに置いてある数々の調味料も、文字が読めなくて戸惑うようです。「塩」「辛」「しょう油」「砂糖」「胡椒」「酢」なども漢字で覚えたいですね。

5−1−2.「牛乳」や主要な野菜、魚、果物の漢字もマスターしておこう。

スーパーで食材を買う際にも、漢字の壁が立ちはだかります。牛乳だと思って買ってきたら豆乳だった!ヨーグルトだった!なんて笑い話はよくあるもので、「牛乳」はもちろんのこと、ベジタリアンなら「豆乳」も知っておきたい漢字です。

「秋刀魚」「鯖」「鮭」など好きな魚の名前、「人参」「玉ねぎ」「南瓜」「桃」「柿」など野菜や果物の名前の漢字も教えてあげましょう。

5−1−3.トラブルに巻き込まれては大変!「酒」や「煙草」も重要ワード。

よその国では特に、お酒のトラブルに注意が必要となります。日本人はあまり、酔った相手のサイフを盗んだりすることはありませんが、親密な間柄なら性的なトラブルは少なくありません。また、酔った自分が周りにソソウを働いてトラブルを起こしてしまうこともあり得ますね!スーパーには缶や瓶に入った飲料がたくさん売られていますが、アルコールと知らずに買ってガブ飲みしてしまっては危険です。「お酒」や「焼酎」などは読めておいたほうが良いでしょう。

煙草はパッケージで察しのつくものが大半ですが、「煙草を吸ってはいけません」「ここは禁煙です」といった表記を認識できないと、やはりトラブルを起こしてしまいそう。

5−2.滞在先の住所と会社(学校)の住所も、漢字で読み書きできれば迷子にならない!

よその国では、自国にいるときよりも道に迷うことが多くなります。そんなとき、道端の住所表記を頼りに家を探したり、名刺に書かれた住所を通行人に見せて会社を探したりといった知恵はとても大切。住所に使われる漢字をすべて覚えるのは大変ですが、住んでいる場所や勤めている会社、通っている学校の住所の漢字は、なるべく正確に、認識しておきたいです。

「なるべく正確に」というのが重要!たとえば、東京を南北に貫く京浜東北線は、「大宮」行きと「大船」行きが反復しています。「たしか私の民泊は『大ナントカ』だったよな・・・」程度の曖昧な認識だと、正反対の電車に乗ってしまうことにもなりかねません!「山〇」「高〇」「藤〇」といった名前も多くて紛らわしいですよね。

5−3.ホストファミリーの名前、親しい友人や同部署の仲間の名前も漢字で覚えたい。

日本生活における優先順位の高い漢字としては他に、ホストファミリーの名前や親しい友人の名前、会社で毎日関わる仕事仲間の名前なども欠かせません。これらは、認識ができないと生活に支障が出やすいうえに、英語で表記されることのほとんど無いものですから、外国人ゲストの側が積極的に歩み寄る必要がありそうです。

6 ホストのあなたは安心して。日本にやってくる外国人のマナーは、基本的にそう悪くない。

日本人 生活習慣 教える 必要性

ここまで主に、「外国人ゲストが日本でスムーズに生活するため」の視点から解説をしてきました。しかしこの記事をお読みの民泊ホストさんの中には、ホストさん自身が外国人ゲストのマナー違反や文化の違いに悩まされることを心配している人も、少なくないかもしれませんね。最後は、そんなホストさんへのアドバイスです。

6−1.日本に来る外国人は、「日本人の穏やかな気質が好き」という優しい人が多い。

一般的には、外国で暮らそうとする人は野心の強い人が多く、他人の迷惑など顧みずにお金儲けを企んだり、快楽的な暮らしに走る人も多いもの。しかし日本を目指す外国人の場合、「日本の文化に興味がある」「日本人の穏やかな気質が好き」といった理由の人がとても多くなっています。

6−2.マナーを破っているのではなくマナーを知らないだけかも?日本のマナーを教えてあげれば素直に守ってくれることが多い。

そのため、日本のマナーをきちんと教えさえすれば、素直に従ってくれる外国人が多いでしょう。失礼な態度やビックリするような言動も、それが日本において奇異なものであるとわからずにやってしまっていることが多いので、すぐに怒ったり追い出したりなどせず、優しく諭し、適応を促してあげましょう。

民泊スタートアップnaviでは、よりよい民泊ホストを目指すうえで重要なさまざまな心構えについて、わかりやすく解説しています。ワンランク上のホストを目指したいあなたは、トップページから気になる読みものを探し、勉強にお役立てください。

まとめ。

日本人 生活習慣 教える 必要性

【旅行と生活とじゃ大違い!日本で生活する外国人には日本マナー習得が不可欠。】

  1. 日本は外国人の極端に少ない国。いても中国人や韓国人なので、欧米人は珍しいもの扱いされがち・・・。
  2. 外国人というだけで不審者扱いされることも多い!マナーの良いところを見せないと、なかなか受け入れてはもらえない。
  3. 日本人が快適に暮らすためにも、外国人には日本式マナーを守ってもらいたい。

【日本と外国ではこんなところが大違い!ビジネス編】

  1. 日本は、ファーストフードなどの安いお店でもとても丁寧な接客をしなければならない。
  2. たとえばマクドナルドで課される接客マナーは、海外で言えば高級ホテル並み!それくらい、礼儀に対する考え方が違う。
  3. 日本流のマナーは、技術を要するだけでなくストレスも掛かることを忠告してあげよう。
  4. 時間どおりに到着しても遅刻!?それが日本の時間感覚!ビジネスなら10分前に、私用でも5分前には到着するように心がけるべき。
  5. 「敬語」の概念も外国には希薄。敬語を使いこなすのは困難だが、最低限「さん付け」だけでも覚えてもらおう。
  6. 質だけでなく量も大変なのが日本の労働環境!サービス残業や短い夏休み、有給を取るとヒンシュクを買い・・・そんな「会社に隷属」に耐えられる?
  7. 日本を好む理由が「日本人の礼儀正しいところが好きなの!」というタイプの外国人は、日本流の厳しいビジネスマナーに適応できる可能性が高い。
  8. 下見段階の外国人にも、日本特有のビジネスマナーを教えてあげよう。本当に長期生活に耐えられそうか、熟慮をすべき。

【日本と外国ではこんなところが大違い!学校編】

  1. 勤勉なのは労働者だけじゃない!学生たちの勉強量や部活の厳しさ、宿題の多さも日本は世界一・・・。
  2. 学生服に抵抗を示す外国人は少なくない。スカートを強要されたくない外国人の女の子は多いが、それを受け入れなくては日本での学生生活は厳しい。
  3. 日本の学校は軍隊!?朝会や体育の授業でやたらと整列したり姿勢をただすのは日本くらいなもの。

【日本と外国ではこんなところが大違い!生活編】

  1. 廊下を歩くとき、客間でのスカイプ通話、ドアを閉めるとき・・・何にせよ、むやみに物音を立てないのが日本人の生活習慣。おしとやかになってもらおう。
  2. お風呂のお湯を共有するのは日本では当たり前・・・。いろんな場所で居候をするなら、受け入れる必要があるが、これ、耐えられる?
  3. シャワーを浴びる時間はいつ?シャワーを浴びずに寝ると布団や毛布が汚れやすいので、日本の生活では夜シャワーにアジャストしてもらいたい。
  4. オレオレ詐欺、盗撮、子供たちの陰湿なイジメ・・・日本は犯罪が巧妙!外国での生活とは異なる注意が必要。

【生活に役立つ日本語を、最優先に教えてあげよう!】

  1. よく食べるものや好きな食べ物は、漢字でも読み書きができるようになっておいたほうが良い。
  2. 効率重視の食券機システムのお店では店員も頼れない!「肉」「鶏」「豚」や「塩」「辛」「酢」など、飲食店でよく見る漢字は知っておきたい。
  3. 買い物でも漢字は重要。「牛乳」や主要な野菜、魚、果物の漢字もマスターしておいたほうが良い。
  4. トラブルに巻き込まれては大変!トラブルの被害を受けないためにも自分がソソウを犯さないためにも、「酒」「焼酎」や「煙草」「禁煙」も知っておこう。
  5. 迷子で困らないように、滞在先の住所と会社、学校の住所も、漢字で読み書きできるようにしておこう。
  6. ホストファミリーの名前、親しい友人や同部署の仲間の名前も漢字で覚えたい。これらは重要なわりに、英語で表記されることはまずない。

【ホストのあなたは安心して。日本にやってくる外国人のマナーは基本的にそう悪くない。】

  1. 日本に来る外国人の場合、「日本人の穏やかな気質が好き」という優しい人が多い。
  2. 「マナーを破っている」のではなく「マナーを知らない」だけかもしれない。日本のマナーを教えてあげれば、素直に守ってくれることが多い。

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