海外旅行を愛好している人に、「英語得意なの?」と尋ねたことはありませんか?すると思いのほか多くの人が、「英語なんてサッパリしゃべれないよ」と笑っています。

海外留学をする人は、留学した当初は英語がしゃべれない状態で飛び込んで、しゃべれるようになって帰ってきます。

Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊ホストをするにあたって、英語がしゃべれないと不可能だと思い込んでいる人が多いようなのですが、つまり、そんなことはないのです!

このページでは、英語がしゃべれない人でも民泊で外国人を受け入れられるようになるためのノウハウを、ご紹介していきます。

1 Airbnbのホスティング、英語はどんなとき、どのくらい必要なの?

英語がしゃべれなくても外国人を受け入れて大丈夫?

民泊ホストをまだ経験していない人には、どのような流れで外国人ゲストがやってくるのか、イメージできない人が多いことでしょう。そこで、Airbnb(エアビーアンドビー)民泊における予約・受け入れの流れと、その際どんなとき、どのくらいの英語が必要になるかを、解説していきます。

実はエアビーアンドビーなどの民泊ホスティングは、ホテルなど一般的な宿泊施設のスタッフをやるよりも英語が頻繁に必要になりますが、対策さえ練っていれば大丈夫。

  1. リスティングの作成(民泊物件情報の登録)。
  2. ハウスルールの作成。
  3. 予約問い合わせメールへの回答。
  4. 民泊施設までの道案内メール。
  5. チェックイン時間・待ち合わせ時間の話し合い。
  6. 待ち合わせ時・到着時のあいさつ。
  7. ハウスルールの説明。
  8. ゲストからの質問・会話への対応。
  9. チェックアウト後、ゲストへのレビュー作成。

難易度から対策まで、それぞれの項目を詳しく解説していきましょう。

1-1.リスティングの作成(民泊物件情報の登録)。

必要な英語レベル:中級

Airbnb(エアビーアンドビー)民泊のホストになったとき、一番最初にやるべきことは、あなたの民泊物件をエアビーアンドビー・サイトに登録することです。

アメニティ・設備の有無などに関してはチェックリストにチェックを入れる作業で済みますが、多くの項目では自分の言葉で記載する必要があり、いきなりカベにぶち当たったと感じるかもしれません。

対策:
基本的に、「My house is near Kiyomizudera.」「No smoking.」などといった具合に、シンプルな英語を並べていけばそれで充分です。

また、どうしても英語でのリスティング作成が困難なら、日本語で書いてしまってもかまいません。エアビーアンドビー・サイトは自動翻訳の機能があるので、ゲスト利用者が見るとき、自動的にそのゲストの言語に翻訳表示してくれます。

とはいえ自動翻訳の精度はあまり高くないので、日本語で書く場合もシンプルな表現を心掛けましょう。

1-2.ハウスルールの作成。

必要な英語レベル:中級

ルールブックと表現したほうがわかりやすいでしょうか。チェックインした民泊ゲストに読んでもらう、あなたの家のルールや使い方、近隣案内に関する小冊子のことです。5~10ページ程度の英語の本を書くような感じになります。

対策:
大変に感じるかもしれませんが、最初に作ってしまえばあとは時々改定する程度で済むものなので、翻訳サイトなどを活用しながら頑張ってみましょう。この作業は、民泊受け入れや海外旅行で頻発する英語を習得する格好の教材でもあるので、前向きに取り組んでみてください。

もしこの作業がどうしても困難なら、1-1.で作成したリスティングをほとんどコピーして流用するだけでも、それなりにハウスルールとして成立します。

1-3.予約問い合わせメールへの回答。

必要な英語レベル:中級

一般的な宿泊施設では、宿泊利用者はホテル検索サイトなどで予約ボタンを押すだけで予約が完了しますが、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊の場合、まずは問い合わせのメールを2~3重ねることから始まります。設定によりこれを省くことも可能ではありますが、民泊トラブルが起きやすくなるので省かないほうが良いでしょう。

対策:
メールで会話することも大変に感じるかもしれませんが、10組ものゲストとやりとりを重ねたなら、問いかけられる質問が大体同じようなものばかりなことに気づくはず。そうなったら、「I can’t early check-in.(アーリーチェックインには対応できません。)」「About 40 minutes from the airport.(空港からは40分くらいです。)」といった具合に定型文を作成してパソコンやスマートフォンに登録し、コピー&ペーストで効率よく返信できるようになっていきます。

基本的に、あまり難しい内容は送られてこないので、委縮しなくても大丈夫です。

1-4.民泊施設までの道案内メール。

必要な英語レベル:中級

ゲストの快適なチェックインのために非常に重要なもので、ないがしろにするわけにはいきません!

対策:
これも、最初に少し頑張って定型文を作ってしまえば、あとは不要な手間になります。道案内に関する英語も、あなたが海外旅行に赴く際などにも非常に活用できるので、前向きに頑張ってみましょう。

なお、英語文だけで説明しようと気張らず、写真などを上手く使って説明するのが賢いやり方です。

どうしても作成が困難な場合、Googleマップなどの住所を打ち込むと簡易地図が出来上がりますし、最寄り駅と家とでルート検索を掛ければルート表示も出来上がります。しかし、これだけでは迷ってしまうゲストが多いので、できればオリジナルの道案内は作成しましょう。

1-5.チェックイン時間・待ち合わせ時間の話し合い。

必要な英語レベル:中級

もう1つ、民泊にあってホテルなどにはない作業がこれです。民泊の場合、四六時中家で待機していることが難しいはずなので、チェックインの時間や待ち合わせの時間をゲストと話し合って決めることになるでしょう。

対策:
これも、ほとんどは定型文を作って送ることで解決できてしまいそうです。また、ゲストからのメール内容も、そう難しいものではないはず。

1-6.待ち合わせ時・到着時のあいさつ。

必要な英語レベル:初級

民泊ホスティングの中で、初めてゲストと直に対面する瞬間!緊張するかもしれませんが、ここで必要な英語はあまり難しくありません。「My name is 〇〇.」「Nice to meet you!」といったあいさつは、学生時代に繰り返し習っており、英語がしゃべれない人でも身についていることでしょう。

対策:
以降の英語対応で苦労しないためのコツは、この段階で「I’m sorry! I can not speak English.」と謝罪・告白してしまうこと。それがわかれば、ゲストも無暗に難しい会話を振ってこなくなりますし、シンプルな英語を心掛けてくれるようになります。

とはいえ、待ち合わせ場所から家まで何もしゃべらないのも気まずくなってしまうので、「Where are you from?(あなたの出身はどこですか?)」「How old are you?(何歳ですか?)」」といった、やはり中学1年生で習うような自己紹介英語は覚えておくと良いですね。または、「This Seven Eleven is 24 hours open.(このセブンイレブンは24時間開いてますよ。) などと道すがらのお店や目印などを簡単に紹介しながら歩くと良いでしょう。背伸びせず、カンタンな英語で充分です。

1-7.ハウスルールの説明。

必要な英語レベル:初級

家に招き入れた民泊ゲストには、あなたのお家の滞在ルールを説明する必要があります。

対策:
これは、(2)で作ったハウスルールの小冊子を手渡すだけでも充分です。禁煙や騒音への忠告、マンションの特殊ルールなどは口頭でも説明しておきたいところですが、それもハウスルールを読みながら・見せながら行えば非常にラクですし、ゲストにも伝わりやすいでしょう。

1-8.ゲストからの質問・会話への対応。

必要な英語レベル:初級~上級

最も予測不能で大変なのが、これかもしれません。民泊の愛好者は、ホストに旅行情報を尋ねたり文化交流をすることを期待している人が多く、会話を交わさずに滞在が終わることはまず無いです。

対策:
しかし質問に関しては、10パターンくらいのものに限定されていることに気づくでしょう。家の中の設備の使い方や、近隣の観光地への行きかた、オススメのレストラン情報などが多いです。お家や観光情報、交通情報について質問の多いものは、ハウスルールにページを設けて先回りで案内しておけば、質問される回数が減りますし、質問されてもそれを見せながら答えることで容易になります。

互いの国の文化や習慣などについての質問・会話は、対応するのはかなり難しいです。これをまともに受け応えられている民泊ホストはほとんどいませんので、気後れする必要はありません。会話を深めたい場合は、翻訳サイトや辞書アプリをスタンバイして、ちょくちょく翻訳をしながら会話していくと良いです。

なお、英語が上手になりたいなら、あまり理解できなくとも敢えて文化や習慣などについての会話を振ってみる(応じてみる)のが得策ではあります。

1-9.チェックアウト後、ゲストへのレビュー作成。

必要な英語レベル:初級

ゲストの旅立ちを見送ったら、Airbnb(エアビーアンドビー)上でゲストの滞在マナーについてレビューを書いて終了です。

対策:
あまり難しいことを書く必要はなく、長文を書く必要もないので、「clean」「silent」などやはり中学1年生レベルの単語を知っていれば対応できます。

ゲスト対応へのイメージは湧きましたか?やる内容とその対策さえ把握しておけば、そう難しいものではありません。

2 日本人の言う英語マナーはあまり気にしないで!

英語がしゃべれなくても外国人を受け入れて大丈夫?

実は、英語のしゃべれない人が民泊ホスティングを乗り切る一番のヒケツは、「心構え」にこそあります。日本では、英会話スクールの宣伝などが、「完璧な英語ができないと世界に進出できない!」「完璧な英語ができないと恥ずかしい!」と大衆の不安を煽ったり、学校教育が100パーセント正しい文法を用いないと×を付ける習慣があるため、必要以上に委縮しすぎてしまっている人が多いのです。

「つたない英語でもいいや!」と肩のチカラを抜くことこそが、民泊ホスティングを上手に切り抜けるヒケツであり、英語が上達するヒケツでもあります。下記のようなことに気を付けてみましょう。

  1. カンタンな英語でOK。
  2. ハウスマニュアルも道案内も、完璧じゃなくてOK。
  3. ボディランゲージのクセを付けよう。

2-1.カンタンな英語でOK。

日本人は何事においても几帳面で、英語の学習についても細かい文法や単語の精意を非常に気にしてしまう(指摘されてしまう)のですが、実際のところ、細かいことにこだわる必要はありません。

Airbnb(エアビーアンドビー)のノウハウサイトなどでも、たとえば自己紹介の仕方について、「May I ask your name?(お名前を伺ってもよろしいですか?)」などと難しい言葉を教えたりしますが、「What’s your name?」で充分です。それで誰も怒りはしませんし、失礼に思われることもありません。

また、文法にはこだわらず、とにかく主語や述語にあたる単語をポンポンと投げかけていけば充分です。

2-2.ハウスマニュアルも道案内も、完璧じゃなくてOK。

ハウスマニュアルや道案内など、文章は特にカタチとして残るので、立派な英語で仕上げなければと思ってしまう人が多いかもしれません。

しかし、あなたが海外に赴いたとき、ホテルのルールブックや美術館の作品紹介がつたない日本語で書いてあっても、さして気にならないのではないでしょうか?意味さえ伝われば充分なので、無用に気張る必要はありません。その程度のものであれば、民泊代行業者に委託せずとも自力で作ることは出来るでしょう。

2-3.ボディランゲージのクセを付けよう。

日本人はボディランゲージやジェスチャーをあまりしない人種です。しかし、欧米のドラマなど見ていると、彼らは英語の通じる人同士の会話であっても大胆なボディランゲージをしますね。つまり、ボディランゲージをすることは、恥ずかしいことではありませんし、英語がしゃべれないことの露呈でもないのです。

よりわかりやすい表現を心掛けることはとても大切で、英語のスキルが上達してきてもなお、ボディランゲージをフル活用しながら会話するクセを付けると良いです。

民泊スタートアップnaviでは、より良いホスティングをするためのノウハウを、詳しくわかりやすく解説しています。ホスティングについて懸念している事柄があるなら、画面右の検索窓から当該のキーワードを入力して記事を探し、あなたの民泊ライフにご活用ください。

まとめ。

英語がしゃべれなくても外国人を受け入れて大丈夫?

【Airbnbのホスティング、英語はどんなとき、どのくらい必要?】

  1. リスティングの作成(民泊物件情報の登録)。必要な英語レベル:中級
  2. 対策:シンプルな英語の羅列でOK。どうしても難しいなら日本語でOK。サイトが自動翻訳してくれる。

  3. ハウスルールの作成。必要な英語レベル:中級
  4. 対策:どうしても作れないなら、リスティングを転用するだけでもどうにかなる。

  5. 予約問い合わせメールへの回答。必要な英語レベル:中級
  6. 対策:回数をこなせば内容が固定していることに気づく。あとは定型文を作れば対応できる。

  7. 民泊施設までの道案内メール。必要な英語レベル:中級
  8. 対策:定型文を作ろう。写真も上手く活用して。どうしても作れないならGoogleマップで済まそう。

  9. チェックイン時間・待ち合わせ時間のすり合わせ。必要な英語レベル:中級
  10. 対策:内容は毎回類似。定型文を作って活用しよう。

  11. 待ち合わせ時・到着時のあいさつ。必要な英語レベル:初級
  12. 対策:最初に「I’m sorry! I can not speak English.」と謝罪・告白してしまおう。

  13. ハウスルールの説明。必要な英語レベル:初級
  14. 対策:ハウスルールの小冊子を手渡す。それを見せながら説明する。

  15. ゲストからの質問・会話への対応。必要な英語レベル:初級~上級
  16. 対策:質問の多い事柄は、ハウスルールで案内しておけば、質問される回数が減らせる。

  17. チェックアウト後のゲストへのレビュー作成。必要な英語レベル:初級
  18. 対策:「clean」「silent」など中学1年生レベルの単語を知っていれば対応できる。

【日本人の言う英語マナーはあまり気にしないで!】

  1. カンタンな英語でOK。文法にこだわらず、とにかく単語を並べよう。
  2. ハウスマニュアルも道案内も、完璧な英語でなくてOK。
  3. 恥ずかしいと思わず、ボディランゲージのクセを付けよう。

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