旅行において、宿泊施設というのは、一日の疲れを癒すやすらぎの場所。・・・であるだけでなく、いつもの自宅とは違ったステキな空間に包まれてイイ気分にさせてもらう、アミューズメントパークのような意味合いだって、少なくはありません。

だからこそ近年のホテル検索サイトでは、施設の写真がとても充実しています。20枚、30枚と掲載している施設も少なくありませんよね。そうした写真やアメニティ一覧を見比べて、ウキウキしながら決めた宿泊施設。その部屋が汚い!なんてことがあったら…?もう、気分はサイアク!テンションも旅行の印象も、一気に台無しになってしまいますよね。

Airbnb(エアビーアンドビー)をはじめとした民泊サイトは、施設登録に対するハードルがとても低いので、特にそうしたバッドハプニングにぶつかりやすいものでもあります。

今回は、皆さんが民泊施設のヒドさにつまづかないように、対策と攻略法を徹底解説したいと思います!

転ばぬ先に!清潔な民泊施設の選び方、そのコツを知っておこう!

民泊、部屋が汚い!

泊まった部屋が汚かった!そのときの対処法を知っておくことももちろん大切ですが、やはりオススメしたいのは、「そもそもまず、汚い部屋に当たらないようにすること」です。

※もし、あなたが今もうすでに、部屋が汚いことによって迷惑をこうむっている真っ最中でしたら、トピック2「民泊で「部屋が汚い!」に遭遇した場合の対処法。」に飛んでください。そちらで、不潔トラブルへの対処法について詳しく紹介しています。

「もしものときは補償します!」には安心しないで!あまり意味のないことです!

世の中の商品やサービスには大抵、返品や返金、交換、クーリングオフといった保険が用意されてはいるのですが、そうした手続きを踏むことにも手間ヒマがかかり、お金すら掛かってしまうこともあり…。特に宿泊施設の場合、「新しいものをご用意しますから3日間待ってください」なんてゆうちょうなことを言われても、困ってしまいますよね。

Airbnb(エアビーアンドビー)も、民泊施設でのトラブルに対して補償制度を用意してくれてはいますが、それで安心して無防備になってしまうのは、危険です!やはり、「トラブルに遭ったときにどう対処するか(してもらうか)」よりも、「トラブルに遭わないように未然に防ぐ」という、転ばぬ先の杖的な発想がとても重要なのです。

日本人は特に、一部のクレーマーを除けばクレームの申し立てが上手ではなく、困ったことが起きても泣き寝入りしてしまう人が多いです。そのような控えめな人ならなおのこと、「もしものときは補償します!ご安心を!」なんていう言葉には惑わされないでください。未然に防ぐこと、防ごうと努力してもらうことが、大切なのです。

最も清潔で良心的なお部屋が多いのは、「個室」タイプの民泊施設。

Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊において、汚い部屋に遭遇しないコツというのは、あるのです。しかも割とカンタン!

Airbnbは、施設検索の際のソート機能(wi-fiあり、バスタブ付き、など好みの条件で絞りこむ機能)があまり充実していません。地域、日付、人数以外に唯一選択できるのは、「部屋タイプ」というもの。これはいったん検索をかけて、一覧リストが表示されたページに出現します。(画面上部にでかでかとあるので、すぐわかるハズ。)

「まるまる貸切」「個室」「シェアルーム」という3つの項目がありますが、そのうちの「個室」タイプが最もオススメです。

ではなぜ「個室」がオススメなのでしょうか?

「個室」タイプは、ほぼ100パーセント近い確率で、ホームステイ型の民家民泊だからです。ホームステイ型ということは、オーナーさんがそのお家の中で生活しているということ。この手の民泊を営む人たちは、もとから外国人留学生のホストファミリーをしていたりなどと「おもてなし好き」な人が多いのです。ですから、お金を払ってくれる民泊のお客さんに対して、汚い部屋を提供するなんていうことは、まず起こりません。

絶対に避けたいのが、「まるまる貸切」タイプの民泊施設!

対して、最もオススメできないのが、「まるまる貸切」タイプの民泊施設です!これがどうにも、お騒がせのクセモノなのです!

「まるまる貸切」タイプは、基本的にオーナーが施設の中に居ません。チェックインの際に、カギの受け渡しくらいは誰かが現れるかもしれませんが、それすらオーナーではなく、委託された代行業者やマンションの管理人さんだったりするでしょう。

彼らは、「小宿を運営してお客さんと楽しく過ごしたい」などといった欲求は皆無で(or 薄く)、「効率よくお金儲けしたい!」という欲求で、ビジネスとして民泊をやっているだけなのです。ですからカギの受け渡しも自分ではやらないことが多いですし、もちろん掃除や施設内の各メンテナンスも、民泊代行業者に任せっきりなケースが多いです。

そしてこの民泊代行者もまた、あくまでビジネスで、契約で掃除をしているだけなので、たとえばリビングの電気のカサにどれだけ羽虫の死骸が溜まっていても、そんなのは契約項目の内容外ですから、ほったらかしにするのです。
とにかく、オーナーにせよスタッフにせよ、「おもてなし」の心が希薄なので、清掃や準備に対して、不備が多発するのです。

特に、カギの受け渡しすら無人の施設の場合、清掃や準備のチェックを誰もせずに次のお客さんを入れているので、「すさまじく汚い部屋だった!」という報告事例も、少なくありません。

「まるまる貸切」タイプの場合、「部屋が汚い」ということのほかにもさまざまなトラブルが頻発しています。インテリアに関しては3タイプの中でもっともゴージャスな傾向にはありますが、全体的に見れば「危なっかしいお騒がせもの」なので、充分注意してください。

世間のAirbnb(エアビーアンドビー)トラブルニュースを賑わせているのは、もっぱらこの、管理者不在タイプの施設なのです。

「シェアルーム」タイプは散らかりやすいので、清潔好きには黄色信号!

最後に「シェアルーム」タイプについてですが、これも清潔志向な人にはあまりオススメはできません。

「シェアルーム」とは、相部屋を意味します。ゲストハウスやユースホステルに泊まったことがあるなら「ドミトリー」という言葉でなじみがあるでしょう。

「シェアルーム」タイプの場合、オーナーが常駐している施設とそうでない施設が半々くらいの割合いで混在しています。オーナーが不在の場合、やはり施設やお客さんに対する配慮が足りないことがありますね。それはもちろん、「部屋が汚い」という形で露呈することがあります。

また、「シェアルーム」タイプの場合、オーナーが常駐してメンテナンスをしていても、清潔さに欠けることがあるのです。収容人数が多くなってしまうため、どうしても汚れやすい(掃除が追いつかない)のが特徴。キッチンを5人も6人ものお客さんが代わり代わりに使うので、やはりシンクが汚れたり、水しぶきが飛びちらかったりしがちです。シャワーやトイレも人数に対して少ないでしょうから、どうしても汚れがちです。

ゲストハウスになじみが無かったり、ちょっとした汚れもとても気になるようでしたら、あなたは「シェアルーム」タイプも外しておいたほうが無難ですね。(これは、海外でAirbnbを使う場合にはさらに言えることです。日本のほうが清潔観念が高いからです。)

※これは決して、「シェアルーム」タイプの施設を完全否定するものではありません。値段に対するコストパフォーマンスはとても良いですし、ゲストハウスやシェアハウスに慣れていたり、細かいことがあまり気にならないなら、活用する価値はとてもあります。

民泊で「部屋が汚い!」に遭遇した場合の対処法。

部屋が汚いときの対処

トピック1で解説したように賢く部屋選びをするなら、汚い部屋に遭遇して青ざめるということは、ほとんど無いはずです。しかし、万が一ということが、どうしてもありますね。清潔度以外に優先すべき事情があって、「まるまる貸切」や「シェアルーム」を選ばざるをえないときもあるでしょうし。

トピック2では、実際に汚い部屋に遭遇してしまったときの対処法について、解説していきます。大丈夫!民泊スタートアップnaviは事業者よりも宿泊ユーザーの味方ですから!

知らなきゃソン!「ゲスト返金ポリシー」はトラブル被害を補償してくれる。

民泊仲介サイトAirbnb(エアビーアンドビー)は、ゲスト(お客さん)が民泊オーナーや施設から迷惑をこうむった際に、救済する補償制度を用意してくれています。返金として解決してもらうものとして、「ゲスト返金ポリシー」という規約があります。

Airbnbのヘルプページに記載されている返金適用条件の3つを、そのまま抜粋してみます。

  • ホストが予約されたリスティングへの妥当なアクセスを提供できない。
  • 実際の物件がAirbnbのリスティングに掲載された説明と異なる。(部屋の数、記載されていた設備がないなど。)
  • 宿泊施設が不潔である、または予約前にリスティングに明記されていなかった動物が飼われている。

注目すべきは3番目です。「部屋が汚い」ということが返金の対象だと、ハッキリと明記されています!

「部屋が汚い」という事態を含め、上記のトラブルで返金請求をした場合、Airbnb社は、「返金そのもの」か、または予約が残っている宿泊日数分に対して、他の同等レベルの宿泊施設を探して予約をしてくれます。ただし、返金額は旅行中のトラブルの内容に応じて変化するので、宿泊料金すべてが返ってくるとは限りません。また、限度額はあくまで「支払った宿泊料金」が上限なので、そこに着くまでの交通費、新たな民泊施設に移動するための交通費などは、工面してはもらえそうもありません。

返金制度において、返金対応するのはAirbnb。

この返金制度で支払いを行うのは、あくまで「Airbnb(エアビーアンドビー)社」であり、問題のあったオーナーではありません。この点をあらかじめ、しっかり把握しておきましょう。オーナーに請求するという選択肢が無いわけではありません。それについてはトピック2-3で解説していきます。

さて、ここではAirbnbへの返金の請求方法について、詳細に記載します。

  1. 宿泊開始後24時間以内にAirbnb社に連絡し、旅行中のトラブル(この場合は施設の不潔)を記載し、オーナーへの支払いを保留する。写真などの証拠をしっかり確保し、添えること。
  2. Airbnbから情報提供を求められたりなど協力を依頼されたなら、それに対応すること。
  3. そのトラブルを直接あるいは間接的に引き起こした当事者でない(汚した犯人があなたでない)という事実があること。
  4. そのトラブルについて返金を請求する前に、その民泊施設のオーナーにトラブルの内容を訴え、解決に向けた妥当な努力を行っていること。

以上4点の条件を満たしたなら、Airbnbサイトの問い合わせページからメールで連絡を入れましょう。問い合わせページはここです。https://www.airbnb.jp/help/contact_us ※ログインする必要があります。

要注意ポイント

1点目は、「宿泊開始後24時間以内に」Airbnb社に連絡する必要があるということ。

「チェックアウトから数えて24時間」ではなく「チェックインから数えて24時間」ですから、もたもたしていると期限を過ぎてしまいます。期間を過ぎてしまうとどんなに哀れな被害をこうむっていても補償が受けられなくなってしまうので、なるべく迅速に行動しましょう!

2点目は、「トラブルの証拠を提示する必要がある」というものです。部屋の汚さを証明できなければ返金請求が通らなくなってしまうので、片付けたりオーナーに訴えたりする前に、まずは状況写真をいくつかの角度から撮っておきましょう!

また、規約のページにしか書かれていませんが、請求できるのは被害をこうむったお客さん「本人」のみとなります。家族などが請求を代行することはできないので、それも頭には入れておきましょう。

まずはオーナーに訴える必要がある。そしてそのまま示談に持ち込んだほうがラク。

トピック「返金制度において、返金対応するのはAirbnb。」で示された請求方法(条件)の4つ目に、「オーナーとの間で解決の努力を行っていること」という条件が挙げられています。一方的に通報すれば解決や返金をはかってもらえるわけではなく、やはり当該のオーナーと対峙して、話し合いをする必要があるのです。

となれば、できればAirbnb(エアビーアンドビー)の問題解決センターを挟んだりはせず、そのまま当事者同士で解決終了まで進めてしまったほうが、理想的です。というのも、Airbnbに仲裁してもらう場合、面倒な説明や手続きをもう一度繰り返さなければなりませんし、返金がなされるまでにも時間が(期間が)掛かってしまうからです。

明らかに汚れている事実があり、オーナーがそれを認めたのであれば、オーナーとしてもAirbnbの仲裁を入れずに解決しようとするでしょう。オーナーにとっても仲裁を入れると面倒だからです。スーパーホストの勲章が剥奪されたりもしますから、返金(弁償)金額を多少上乗せで請求したとしても、応じてくれる可能性があります。モンスターカスタマーになるのはよくありませんが、到着するまでにかかった交通費くらいは、上乗せ請求しても良いのではないでしょうか?

そうしたあなたの請求に対して渋るようなら、容赦なくAirbnbに通報すればよいでしょう。

このように、不潔などのトラブルがあっても、オーナーに訴えれば何らかの補償を得られはするでしょう。しかし、オーナーが日本語の通じない外国人であったなら?事態はとても大変です!また、こうした交渉をしている間に貴重な旅行時間が磨り減ってしまうのも許しがたいリスクです!そして、宿泊料金以外の被害(交通費など)はやはり、泣き寝入りすることになるでしょう。ですからやはり、「未然にトラブルを防ぐ」という考え方をしておいたほうが、断然に良いのです!

ゲストレビューへの悪評を恐れるべからず。

Airbnb(エアビーアンドビー)が他のホテルサイトと異なる点の1つに、「お客さん側もレビューで採点される」というものがありますね。民泊オーナー側も民家で問題を起こされると困りますから、お客さんもまたマナーの良い人間かどうか、審議されています。

この評価が低いと、民泊施設によっては泊まることができなくなります。基本的に、普通のマナーで宿泊していれば低い評価を付けられてしまうことはまずありません。しかし、まれに例外があるのです!
それは、「報復」です。

泊まった民泊がなんらかの不良物件だったとして、あなたがその悪評をオーナーのレビューに書いたり、その問題点をハッキリとオーナーに指摘したとします。そのオーナーがもし、性格の悪い人間であった場合、逆切れをして、あなたに報復することがあります!というのも、あなたのゲストレビューに「この人はモンスターカスタマーだ!!」などと誹謗中傷をする可能性も、あるのです!

そうした逆切れを恐れて、せっかく備わっているレビューというものに対して、当たり障りのないコメントや★付けしかしないユーザーも、少なくないのです。しかし、ゲストレビューに悪評が付けられることを、恐れないでください!

オーナー側の場合、悪評が付けられるととても大きなダメージになりますが、ゲスト側の場合、そうでもないのです。というのも、レビュー自体は削除することはできませんが、ID自体を作りなおせるからです。無実の罪で悪評が付けられてしまったなら、一旦そのIDは削除し、またAirbnbに登録しなおせば良いのです。

ゲスト側のレビューも決して無意味ではなく、1件も宿泊歴がついてないと泊めてくれない民泊施設もあります。しかしどこも泊めてくれないわけではないので、そこまで重要な問題にはならないはずです。

あなた自身が損をしないためにも、他のお客さんたちが同じ不潔トラブルをこうむらないためにも、問題があることが事実なら、しっかり訴え、声を上げましょう。

返金請求できるのは、どんなケース?

トピック「知らなきゃソン!「ゲスト返金ポリシー」はトラブル被害を補償してくれる。」で少し述べましたが、返金請求する権利があるのは民泊施設が汚かったときだけではありません。これを機会に、その他の状況についても頭に入れておくと良いでしょう。

  1. 「ホストが妥当なアクセスを提供しない」というケース。
  2. Airbnbのリスティングに掲載された説明と異なるケース。
  3. 明記されていないペットがいるケース。
  4. 駅からの距離に偽りがあるケース。
  5. リスティング上の写真と実物に差がありすぎるケース。

「ホストが妥当なアクセスを提供しない」というケース。

まずは「ホストが妥当なアクセスを提供しない」というケース。これは、Airbnb上の文言を読むだけでは、いまいち意味がわかりませんね。わかりやすく解説すると、「民泊施設に入るためのカギやセキュリティコードを提供してもらえなかったとき」です。

これは、充分に起こりうることです。特にオーナー不在の「まるまる貸切」ではまれに起きています。「カギは郵便受けに入っているから探してください。」と言われたので探してみても、オーナーが入れ忘れていたり他の人が持っていってしまったり、といったことが起きています。または、1回ごとに変化するセキュリティコードが、間違って教えられることもあるでしょう。

「駅まで迎えにいきます」と約束してくれていたのに現れない場合も、該当します。チェックインの代行業者が現れない場合も、もちろんです。

このような状況で立ち往生することになってしまったなら、3時間も5時間も立ち尽くしていないで、さっさと返金を要求してしまうのが得策です。返金してもらうか、近くの似たような民泊施設を手配してもらいましょう。その権利があるのです。

Airbnbのリスティングに掲載された説明と異なるケース。

これはわりとわかりやすいでしょう。たとえば、Airbnb(エアビーアンドビー)のリスティング(お部屋の詳細ページ)では「個室」と書かれていたのに、見知らぬお客さんと相部屋させられた…そんなときには返金を要求できるのです。

他にも、「Wi-Fi完備」と書かれていたのに実際にはWi-Fiが使えたなかったなら、返金要求ができます。ただしこういった場合、宿泊料金をまるまる返金してもらえるわけではないでしょう。また、Wi-Fiというのはちょっとしたトラブルが起きやすい機器ではあるので、オーナーにはどうしようもない問題であることも少なくありません。その欠落が不可抗力であり、あなたにとってあまり重要でないなら、ガマンしても良いかもしれません。

明記されていないペットがいるケース。

「ペットがいる」ということ自体は問題はなく、返金請求の対象とはなりません。「リスティング(施設の詳細ページ)に明記されていないペットがいる」という場合です。
たとえば、「我が家では室内犬を1匹飼っています」と書かれてあったのに、行ってみたら犬が2匹居た!といったケースなら、返金請求を主張する権利はあります。

犬を飼っている身としては、「犬が他人の迷惑になることがある」とはあまり感じていないかもしれませんね。しかし来客者としては、犬の鳴き声が騒音になったり、衣服を汚されてしまって迷惑をこうむることがあります。実情として、この規約(ペット数の詐称・誤表記)が訴訟の対象になることを理解している民泊オーナーはほとんどおらず、これがトラブルを引き起こす可能性はありうるでしょう。

駅からの距離に偽りがあるケース。

これも昔から、不動産や宿泊施設につきまとう地味にうっとおしいサギの1つです。「○○駅から徒歩5分!」と書かれていたのに、実際には10分も15分も掛かる距離だった…。それがスーツケースを引きずりながら上り坂であったり山道などのオフロードだったりするなら、充分すぎるほどわずらわしい問題ですね。
これも返金請求を訴える権利のあるケースです。

リスティング上の写真と実物に差がありすぎるケース。

写真は新品でピカピカだったのに、実物はボロボロで薄汚れていた…。これも宿泊施設で割りとよくあることです。

民泊オーナーの中には、自分で写真を撮らずに、不動産会社が不動産サイトに掲載していた写真をそのまま転用するような人がいます。または、写真をあまりにも加工編集し過ぎている、写真を撮った頃と内装を変えたのに、写真はそのままにしている、といったことはまれに起きています。返金請求の対象となりますので、ハッキリと訴えましょう。

オーナーを納得させるために、返金ポリシー(規約)を把握しておこう。

とても敷居の低いAirbnb(エアビーアンドビー)などの民泊において、はっきり言って、守るべき規約を全て理解しているオーナーは、ほとんどゼロに等しいのが実情です。ですから、ペットが増えてもリスティングを更新していなかったり、駅からの距離を著しく短くアピールしたりすることは、あちこちで横行しています。

しかし、あなたがそれを突きつけて、「返金してください!」と訴えても、オーナーは真面目に取り扱ってくれない可能性があります。返金の責任があることに、気づいていないからです。

ことの重大さを理解させ、責任を取らせるためには、証拠となる規約を、オーナーにハッキリと突きつけることが重要になってくるでしょう。

トピック2で説明した事柄については、Airbnbのヘルプページ及び規約ページにて明記されています。

この2ページをスマートホンなどにブックマークしておきましょう。実際にひととおり眺め、確認しておいたほうが良いですね。そしてトラブルがあった際には、さっとオーナーに突きつけられるようにしておきましょう。

モンスターカスタマーにならないために、気をつけるべきこと。

何か問題があったときにそれをハッキリ指摘し弁償してもらうことは、もちろん大切です。しかし、現代日本人には、企業やスタッフに対しての要求や怒りが過剰になりすぎてしまっている人も、少なくありません。

Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊の中には、投機目的の打算的なオーナーもいれば、良心的に、人助けに近い感覚でお部屋を提供してくれているオーナーもいます。ホテルや民宿並みの料金を取っているならそれ相応の設備とサービスがあって然りですが、3,000円にも満たない低価格でお部屋を提供しているようなオーナーに、あまり多くを要求するのは酷というものです。シェアルームの場合なら2,000円未満といったところでしょうか。

民泊などのシェアリングエコノミーは、「お互いが相手のために配慮する」という歩み寄りによって、環境保全と低価格化をはかるものです。どうぞそのことを忘れないでください。

逆に、オーナーが不在で代行業者に任せているところ、高価なインテリアを揃えて本格的に民泊ビジネスをやっているようなところは、不備があったらどんどん訴えましょう。

他にもある!「部屋が汚い!」を回避する民泊選びのマメ知識。

汚い部屋を回避

トピック1の中で、「個室タイプのお部屋を選んでおけば不潔な部屋にぶち当たることはまずない」というお話をしました。しかし、個室タイプの中でも要注意なお部屋はありますし、よりキレイな確率の高いお部屋もあります。トピック3ではざっと、そうしたマメ知識をご紹介していきましょう。

  1. 動物がいると、家もあなたも汚れやすい。
  2. 小さな子供がいる場合も、家やあなたが汚れやすい。
  3. 女性オーナーのほうが、清潔な傾向にある。
  4. 外国の民泊には、あまり高い理想を求めないこと!

動物がいると、家もあなたも汚れやすい。

上記では動物に関する話をしましたね。あちらでは「ペットが増えていた場合」についてでしたが、リスティング(Airbnb上の施設の詳細ページ)に書かれたとおりの匹数であろうと、ペットを飼っている施設は要注意です。室内ペットなら特に、です。

やはりペットを飼っていると、毛があちこちに散らばり、敷地内が汚れ、またあなたの衣服を汚すことになりがちです。アレルギーがあるなら体調を崩すことにもなりかねません。「不潔」とは異なりますが、犬の鳴き声などは騒音にもなりがちです。

小さな子供がいる場合も、家やあなたが汚れやすい。

乳幼児など、小さな子供がいる場合も慎重に選びましょう。小さな子供もやはり、リビングでジュースをこぼしたり、抱っこしたあなたにヨダレをたらしたり…といったことになってしまいがちです。また、やはりペットの場合同様、泣き声が騒音になることがあります。

女性オーナーのほうが、清潔な傾向にある。

あなたが清潔さをとても重視しているなら、女性オーナーの運営している民泊を選ぶのがオススメ。一概には言えませんが、女性のほうが清潔観念は高い傾向にあるからです。

外国の民泊には、あまり高い理想を求めないこと!

外国では、民泊の民家に限らず日本ほど清潔観念が高くはありません。ローマの電車はラキガキだらけですし、パリの八百屋さんは野菜を個装しませんし、ロンドンの公衆トイレは使用マナーが悪く、常に何かしら汚れています。

各家庭の清潔度もそう高くはなく、欧米や先進国でも、「昭和時代の日本くらい」と考えましょう。その代わり、人情やホスピタリティに関しては日本よりも優秀ですね。

民泊スタートアップnaviでは、他の民泊ノウハウサイトとは一線を画し、宿泊ユーザーへのお役立ち情報も満載です。ほかにも気になることがありましたら、トップページから探してお役立てくださいね。

まとめ

まずは清潔な民泊施設の選び方、そのコツを知っておこう!

・「もしものときは補償します!」には安心しないで!補償が用意されていても、弁償してもらうためにとても時間が掛かったり、条件が限定的だったりします。トラブルを避けるほうが賢い。
・Airbnb(エアビーアンドビー)民泊の中で最もキレイで良心的なお部屋が多いのは、「個室」」タイプの民泊施設。
・対して、絶対に避けたいのが、「まるまる貸切」タイプの民泊施設。掃除は規定の場所しかされず、他のトラブルも起きやすいため。
・「シェアルーム」タイプは収容人数が多いために散らかりやすいので、清潔好きには黄色信号!

民泊で汚い施設に遭遇した場合の対処法。

  1. Airbnbは「ゲスト返金ポリシー」という補償規約を設けている。これを予め知っておこう。
  2. その返金制度において、返金対応するのは民泊オーナーではなくAirbnb社である。
  3. けれどもまずは、オーナーに訴える必要がある。そしてそのまま示談に持ち込んだほうが、交渉などが二度手間にならないので手っ取り早い。
  4. 施設が汚い証拠を提示する必要があるので、写真を撮っておくこと。また、チェックインから24時間以内にAirbnbに通告しなければならない点も要注意。
  5. トラブルを訴えると、ゲストレビューに逆切れコメントされてしまうことがあるが、IDを作り変えればあまり問題にはならないので、泣き寝入りはしないほうがいい。
  6. 返金交渉の際、オーナーを納得させるためには、規約のページを突きつけることが有効。あらかじめ規約の存在を知っておき、スマホのブラウザにブックマークしておこう。
  7. ゲスト返金ポリシー
  8. ゲスト返金ポリシー規約 
  9. 問題提起は大事なことだが、モンスターカスタマーにはならないように、気をつけよう。

部屋が汚いこと以外に返金請求できるのは、どんなケース?

  1. チェックインができない場合。(オーナーがカギを渡してくれない、待ち合わせ場所に迎えにきてくれないなど。)
  2. Airbnbのリスティングに掲載された説明と実際が異なる場合。(「個室」と書かれていたのに相部屋をさせられたりなど。)
  3. リスティングに記載されているよりもペットの数が多い場合。
  4. 駅からの距離に偽りがある場合。(「駅から徒歩5分」と書かれていたのに10分以上かかるなど。)
  5. リスティング上の写真と実物に差がありすぎる場合。(写真では新築のようにピカピカだったが実物はボロボロ…など。)

汚い部屋を回避するための、民泊選びのマメ知識。

  1. 動物がいる施設は、家もあなたも汚れやすいので注意しよう。
  2. 乳幼児や小さな子供がいる場合も、家やあなたが汚れやすいので注意しよう。
  3. おしなべて、男性よりも女性オーナーのほうが、施設を清潔に保っている傾向がある。
  4. 日本は過剰すぎるほどの清潔が当たり前になっている。外国の民泊は先進国でも「昭和の日本」程度と考えておき、あまり高い理想を求めないこと!

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