現在、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊では、ゲストによる様々なトラブルが問題となっています。

たとえば、「お皿が割れている。」「テレビの液晶画面にヒビが!」「トイレの水漏れで階下の住民から苦情がきてしまった。」というようなトラブルが発生してしまった場合、どう対応したらよいのでしょうか?自腹で買い替え?それとも、泣き寝入り?

いえいえ、そんな必要はありませんので、安心してください!エアビーアンドビーでは、このような民泊で起こり得るトラブルのために、手厚い保障が用意されているのです!

今回は、トラブルが起きた時に利用できる「保証金システム」についてみていきましょう。

1.エアビーアンドビーが用意している3つの保障。

いつどんなトラブルに見舞われるかはわからない。それは、日常でも民泊でも同じですよね。Airbnb(エアビーアンドビー)では、お部屋を貸し出しているホストがトラブルにあった時のために、次の3つの保障を用意しています。

  1. 保証金。
  2. Airbnbホスト保証。
  3. ホスト補償保険。

順番に、どのようなトラブルの際に、どの保障が利用できるのか、説明していきますね。

1−1.金銭のやり取りは、すべてエアビーアンドビーのシステム内で行うのがルール。

まずは3つの保障システムすべてに共通するルールの確認です。

これらの保障を利用する際は、どのようなトラブルであっても、すべて「問題解決センター」や緊急電話サポートなど、Airbnb(エアビーアンドビー)のシステム内で行う必要があります。エアビーアンドビーでは、保障に限らず、「金銭のやり取り」はすべてシステム上で行うことがルールとされています。(外部でのやり取りは違反となり、退会処分となります。)

この保証に関しても、エアビーアンドビー外でやり取りが行われた場合には、補償適用はされません。ゲストから損害賠償支払いを拒否されたり、支払い金の不足が生じた場合でも、きちんとエアビーアンドビーから補償をしてもらえるように、確実にシステム上で手続きを行ってください。

特に、ホームステイタイプの場合は、ホストがすぐそばにいるために、ゲストが直に修繕費を手渡ししてくる可能性も多くあるでしょう。確かにその方がやり取りが簡単ではありますが、外部での金銭やりとりは、違反であり、保障もされないことを考慮し、自己責任で慎重に考えてくださいね。

1−2.すべての保障は、「ゲストによる損害」のみ対象とされる。

基本的に、これらの保障は「ゲストによって」汚破損された場合のみ適用されます。物件の老朽化や、もともと汚れていたり、壊れそうだったモノ、また、ゲスト以外による損害(自然災害など)は、当然のことながら適用外となりますので気を付けましょう。

1−2−1.「清掃」すれば済むものは、「清掃料金」内で対応しよう。

トラブルの中でも、「ゴミが散らかっている。」「シーツが汚れてしまった。」「フローリングにスーツケースのタイヤの土が。」というような場合は、程度にもよりますが、清掃や洗濯で原状回復が可能ですよね。このように、ホスト自身で、もしくは、清掃業者による通常の清掃で対応可能な範囲のものは、補償を求めず、自己解決に努めてください。

普段から業者へ清掃を依頼している場合は、あらかじめ「清掃料金」を設定しているでしょうから、その範囲内で対応しましょう。

1−2−2.通常清掃で手に負えない場合は、損害賠償請求も考慮しよう。

チェックアウト後の現状が、通常の清掃だけでは手に負えないような汚れであった場合は、ゲストに対して損害賠償を請求することを検討してもよいかもしれません。普段はホスト自身が清掃を行っている物件も、こういった汚れの際は、清掃業者に依頼してお部屋をキレイにしてもらうことを考えてもよいでしょう。その際の損害賠償(清掃費用)は、「保証金」、もしくは、「Airbnbホスト保証」を利用して請求することになります。

清掃の他にも、「絨毯にワインのシミが」「布団全体に汚れが」などで、クリーニングが必要になった場合や、「ドライヤーが壊れている」「カーテンが破けている」「グラスが割れている」など、備品の破損で買い替えが必要になった場合も、「保証金」による損害賠償の請求が可能です。

また、「トイレや洗面所の水漏れ」のようなトラブルでは、高額な修理代や隣人への損害賠償が必要になることもあります。ホスト一人で対処しようと思わずに、迷わずエアビーアンドビーの保障を利用してください。

2.備品・設備の汚破損には、「保証金」から損害賠償を請求しよう。

「ゲストに布団を汚されてしまった。」「Wi-Fiが壊された。」こういった備品や設備などの修繕が必要なトラブルが発生した場合、「保証金」を利用して、ゲストに対して「損害賠償の請求」を行うことが出来ます。

2−1.「保証金」を設定しよう。

ホストは、Airbnb(エアビーアンドビー)のリスティング(お部屋の説明ページ)で、「保証金」を設定することが可能です。

保証金の設定は、とても簡単に行えます。

  1. リスティングのカレンダー右側にある「料金設定」を開く。
  2. 一番下にある「追加の料金オプション」を開き、「保証金」にチェックを入れて、金額を入力する。

2−2.保証金額は、自由に決められる。

「保証金」の金額には、「賠償金の上限額」を入力します。これは、約1万円〜54万円程度(95〜5,100 USドル)の間で、ホストが必要な額を、自分で自由に設定可能です。設備や備品などの修繕にいくら程度かかりそうかを考えたうえで、金額を設定しておきましょう。

例えば、相場を見てみると、以下のような金額が考えられます。

  • カーペットや布団のクリーニング:5,000〜8,000円。
  • 窓ガラスの交換:10,000〜20,000円。
  • 水回り(水道・トイレ)の修繕:5,000〜15,000円。

これを踏まえると、最低でも20,000円程度に設定しておくと安心かもしれません。自分のお部屋に置いてある備品や設備によって、金額を調整してくださいね。

2−3.保証金は、ゲストが事前に払う必要なし!修繕が必要な時のみ支払いが発生。

「保証金」は、「万が一のときに払う」必要があるだけで、すべての宿泊予約で支払うものではありません。

以前Airbnb(エアビーアンドビー)では、この「保証金」が「デポジット」のように、「あらかじめ宿泊料と共に支払い、問題が無ければ返却される」というシステムだったようです。しかし、現在は事前払いは、一切必要ありません。リスティング(お部屋の説明ページ)に、保証金が設定されていたとしても、お部屋を丁寧にキレイに利用してさえいれば、ほとんどのゲストが支払う必要のないものとなるでしょう。

2−4.保証金は、設定した後に入った予約から適用。

保証金は、設定した後に予約が確定したゲストから適用されます。予約確定後に設定しても保証金は利用できませんので、リスティング(お部屋の説明ページ)を作成する際は、保証金もあらかじめきちんと設定しておきましょう。あなたのリスティングがすでに稼働中にもかかわらず、保証金の設定が済んでいないなら、今すぐ入力してきてくださいね!

2−5.保証金は「問題解決センター」から申請する。

「保証金」による賠償請求は、Airbnb(エアビーアンドビー)の「問題解決センター」を利用して行います。

  1. 「問題解決センター」で、「理由を選択」から「損害の保証金をリクエスト」を選択する。
  2. 損害の詳細な内容と費用を記入する。(この「費用」は、「保証金」で設定した金額の範囲内で、それを超えることはできません。)
  3. エアビーアンドビーに、損害の証拠となる写真や書類を提出する。

エアビーアンドビーへの提出書類一例。

  • 損傷箇所の写真。
  • 警察への被害届。(300USドル(約3万円)を超える損害の場合は必須。)
  • 領収書、正確な市場価値がわかる他の証拠書類、コストがわかる記事など。
  • 所有者証明書。

2−6.請求期限は、ゲストのチェックアウトから48時間以内!早急に手続きを!

この保証金による損害賠償請求は、「ゲストのチェックアウトから48時間以内」に申請する必要があります。トラブルが起きた場合は、ゲストのチェックアウトを待たず、滞在中でも申請が可能ですので、とにかく早急に手続きをしましょう。

保証金の申請は、インターネットからはもちろん、スマートフォンのアプリからでも可能です。もし、インターネットでの申請ができない状況の時は、Airbnb(エアビーアンドビー)に電話を入れておきましょう。番号は、トピック≪緊急電話サポートの番号は控えておこう。≫を参照してください。

2−7.ゲストが応じない場合は、エアビーアンドビーに仲裁を頼もう。

保証金の申請を行い、ゲストがこれに同意した場合は、Airbnb(エアビーアンドビー)から1週間ほどで賠償金が送金されます。

申請後72時間(3日)を経過してもゲストから返答がない場合や、支払い拒否をされた場合、ホストはエアビーアンドビーに仲裁を依頼することが出来ます。ホストとゲストの間に、エアビーアンドビーが入ることで、ゲストから支払いを得やすくなるでしょう。

2−8.仲裁後もゲストが応じないなら、強制徴収かホスト保証で対応。

Airbnb(エアビーアンドビー)が仲裁に入りゲストに催促しても、ゲストが支払いに応じない。そのまま逃げられてしまったらと思うと不安になりますよね。でも大丈夫です!

まず、あなたが提出した証拠書類をエアビーアンドビーが調査して、明らかにゲストに非があると判定されれば、エアビーアンドビーは加害ゲストの決済口座から当該費用を強制徴収してくれることになっています。さらに、そうした強制徴収が不可能な場合でも、今度は「Airbnbホスト保証」というシステムのもとに、エアビーアンドビーがあなたを補償してくれます。

では、その「Airbnbホスト保証」について、説明しましょう。

3.高額修繕が必要なら、「Airbnbホスト保証」を申請しよう!

ゲストが返金に応じてくれない場合や「保証金に設定した金額」では収まりきらない修繕が必要になってしまった場合、また、保証金自体を設定していなかった場合でも、安心してください!Airbnb(エアビーアンドビー)では、「Airbnbホスト保証」という保障がさらに用意されています。

3−1.ゲストが支払えない分を、最高1億円まで補償!掛け金も必要なし。

修繕費などは、汚破損したゲスト当人が弁償することが前提です。しかし、トラブルの度合いによっては、ゲストだけでは支払いが難しい場合もあるでしょう。

その場合に、Airbnb(エアビーアンドビー)がゲストの弁償を助けつつ、ホストに対して補償を行ってくれるのがこの「Airbnbホスト保証」なのです。この保証では、最高1億円(100万ドル)まで補償されると明記されています。

保険ではないので、掛け金も必要ありません。補償のための支払いは一切必要なしで、登録ユーザーは、この保証の利用が可能です。

3−2.「Airbnbホスト保証」の申請方法。

この「Airbnbホスト保証」を利用する際は、まず先に、「問題解決センター」でゲストと話し合いを行いましょう。話し合いでゲストからの支払いが得られるのであれば、この保証を利用する必要はありません。

話し合いが7日以内に解決しなかった場合、「支払い請求フォーム」を利用して、Airbnb(エアビーアンドビー)に、この「Airbnbホスト保証」の利用を申し出ましょう。エアビーアンドビーの方で、損害が補償の範囲内であることなどが確認されれば、支払いがなされることになります。

申請の際は、「ゲストのチェックアウトから14日以内、または次のゲストのチェックインまでに」届け出を行う必要があります。次のゲストの予約までの期間がない場合、また、当日入れ替わりで予約が入っている場合は特に気を付けてください。

3−3.補償範囲外の物品は意外に多いので、注意して!

「1億円まで」という高額な補償が用意されてはいるのですが、だからといって、高額な物品がすべて補償されるわけではありません。補償されないものが多くあるので、よく確認しておきましょう!

○「Airbnbホスト保証」補償範囲外のもの。

  • 現金、貴金属、美術品。
  • 車や船舶。
  • 動物(ペットや家畜)。
  • 木や農作物。
  • シェアまたは共有エリア。
  • 予約期間終了(チェックアウト)後のゲストによる損害。
  • ゲストの過剰なライフライン(電気・ガス・水道・Wi-fi)の利用。
  • ゲストの身分詐称。
  • 自然災害。

3−4.盗難されやすいものほど、補償外?

補償範囲外のものは、比較的高価で、そして盗難などに遭いやすいものや、破損しやすいものも含まれます。基本的に補償範囲外に記されているような高価なのは、お部屋に置かないほうがよいでしょう。

また、当然のことながら「盗難された」という証拠がなければ、補償範囲内の物品であっても補償はされません。これに関しては下で詳述しているので、トピック≪トラブルを未然に防ぐ方法を知っておこう!≫を参考にしてみてください。

3−5.補償範囲外を想定したうえで、金額を決めよう。

では、補償範囲外のものに対してトラブルが起きた場合に備えて、ホストができることはあるでしょうか?

3−5−1.保証金を多めに設定しておく。

補償範囲外のものも、基本的に前項でお話した「保証金」であれば、ゲストに損害賠償を請求することが可能です。「Airbnb(エアビーアンドビー)は補償してくれないけれど、ゲストには請求できる」ということですね。

特に、シェアルームや共有スペースに置かれているものは補償範囲外とされていますので、シェアルームタイプやホームステイタイプの物件を取り扱っている場合は、「保証金」を多めの金額で設定しておくとよいかもしれません。

3−5−2.宿泊料金に含めておく。

また、補償範囲外の「ライフラインの過剰利用」については、「保証金」での損害賠償も難しいところがあります。光熱費の使用料はすぐに確認できないことも多く、保証金の申請期限である48時間以内に、過剰利用を証明することはほとんどできないでしょう。

ライフラインの利用については、ゲストに対し、使い過ぎないように注意喚起を促すことはもちろんのこと、あらかじめ宿泊料金内に必要な「光熱費分」を含めておくほうがよいかもしれません。実際、夏場や冬場などエアコンの稼働率が高い時期に宿泊料金を高く設定する宿泊施設は多いですね。

4.「ホスト補償保険」で、第3者からの損害賠償にも対応できる!

「お宅の水漏れで、ウチに被害があるから弁償してちょうだい!」

集合住宅でのトラブルは、そのような隣人からの損害賠償請求を受ける可能性が否定できません。Airbnb(エアビーアンドビー)では、ホストとゲスト間のトラブルのみならず、こういった第3者からの損害賠償請求に対しても、保障を用意してくれています。

4−1.掛け金無しで「宿泊に関わる事故」に対して適用される保険。

この「ホスト補償保険」は、Airbnb(エアビーアンドビー)が用意している「保険」ですが、他の保障と同様に、登録や申し込み、また掛け金の必要なしで利用が可能です。そしてこれは、「Airbnbでの宿泊に関わる事故」に対してのみ、適用されます。

また、他の2つの保障と違うところは、この保険が「ホストが損害賠償の支払いをする」場合に利用されるという点でしょう。

4−2.ホストによる損害賠償の支払いが生じるケースは2通り。

ホストに、損害賠償の支払いが生じるケースは、主に以下の2通りです。

4−2−1.滞在中のゲストが、ホスト側の理由で怪我をした場合。

これは、ゲストが滞在中のお部屋の中で怪我をしてしまった場合に、ゲストから損害賠償の請求を受けるケースです。

例えば、以下のようなケースが考えられるでしょうか。
○包丁の刃が柄から外れて、指を切ってしまった。
○廊下のマットが滑って、足を痛めてしまった。

このような怪我は、ホストのメンテナンス不備によるものですよね。こういったホスト側の理由での怪我が対象とされ、ゲストの不手際による怪我はもちろん対象外となります。

4−2−2.滞在中のゲストが、第3者に損害を与えた場合。

もう1つは、ゲストが近隣の住民などの第3者に対して損害を与えてしまった場合に、第3者から損害賠償の請求を求められるケースです。この場合、ホストは、ゲストに対しては「保証金」で備品などの修繕費を請求し、第3者に対しては「ホスト補償保険」で損害賠償を行う、ということになるでしょう。

例えば、以下のようなケースが考えられます。

  1. ゲストが壁に穴を開けてしまい、大家さんから損害賠償の請求をされた。
  2. 共有部の廊下でゲストがスーツケースを隣人の足の上に倒して怪我をさせてしまった。
  3. トイレの水漏れで階下の住民の家にまで水が漏れてしまった。

4−3.保険給付の申請方法。

「ホスト補償保険」を申請するには、ヘルプセンターからAirbnb(エアビーアンドビー)に連絡を入れてください。(もしくは、緊急電話サポートを利用するとよいでしょう。)そこから、エアビーアンドビーが保険業務の代行業者へと繋いでくれます。

4−4.最大1億円の補償。災害などは適用外。

「ホスト補償保険」についても、最大1億円(100万ドル)までの補償がされます。しかし、これにも補償の対象外となるものがありますので、確認しておきましょう。

○「ホスト補償保険」の補償範囲外のもの。

  • 脅迫、暴力行為、性的虐待など、意図的な事件・事故によるもの。
  • 誹謗中傷や名誉棄損を訴えるもの。
  • 伝染病や、細菌感染などによるもの。
  • テロ活動によるもの。
  • アスベスト、鉛など、公害によるもの。
  • 自動車事故。
  • 住宅の火災や、地震などの災害によるもの。

火災、地震などの災害に関しては、損害が大きくなる可能性も高いので、住宅火災保険など必要な保険に入っておくとよいかもしれませんね。

4−5.補償があっても、周囲の信用回復は難しい。予防に励んで!

近隣の第3者への損害賠償が発生するようなトラブルが起きてしまった場合、いくら金銭的な補償がされたとしても、ホストとしての信用を回復することは難しいでしょう。「また同じようなトラブルが起きるかもしれない」と、周囲から民泊の存続自体を反対されてしまう可能性もないとはいえません。そのような事態に発展しないためにも、あらかじめトラブルの予防に努めましょう!

5.トラブルを未然に防ぐ方法を知っておこう!

「保障があるから、トラブルが起きても安心!」ではなく、初めからトラブルが起きないようにしておく方が建設的ですよね。「トラブルを未然に防ぐ方法」を一緒に考えてみましょう。

5−1.実情としては、補償はあまり適用されていない模様。

基本的に、Airbnb(エアビーアンドビー)では、「ゲストに非を認めさせ、弁償させる」ことに対しては尽力してくれますが、自社自体が補償をすることに関してはあまり積極的ではないようです。

実際にゲストに物品を壊されたとしても、「ゲストが壊した」という証拠がなければ、エアビーアンドビーとしては、強制徴収も補償も出来ないのが現状。きちんと賠償支払いをしてもらうには、ゲスト本人に「自分が壊しました。」と認めてもらうしかないということになります。そのためにはやはり、非を認めてくれる「誠実なゲスト」を選ぶ必要がありますね。

5−2.どんなゲストを選べばいい?

ホストが補償を受けれず、泣き寝入りすることがないようにするためには、ゲストを選ぶ際に、以下の2点に注意することが大切と言えます。

  • ゲストが自分の非を認めてくれる誠実な相手であること。
  • ゲストが自分の非を認めやすい程度の弁償費であること。

そのために、あらかじめホストとしてできる対策を考えておきましょう。

5−3.ハウスルールを設定しておこう。

自分の物件のハウスルールとして、以下のようなルールを設けておくのはどうでしょうか?

○飲酒厳禁。→お酒を飲むと、グラスを割ってしまったり、暴れてしまう人もいます。
○ペット厳禁。→ペットの粗相を防ぐことが出来ます。
○乳幼児不可。→小さな子供はお部屋を汚しやすい傾向にあります。
○禁煙。→タバコの火によるボヤや焦げ、ニオイを防ぎましょう。

5−4.「今すぐ予約」はせずに、ゲストとやり取りをして見極める。

ゲストの予約を受ける際には、「今すぐ予約」をせずに、メッセージのやり取りをしたうえで、予約承認をしたほうがよいです。きちんと返答をしてくれるか、質問などのやり取りがスムーズに行えるかを見ることで、トラブルに遭った際の対応も想像がつくでしょう。

5−5.備品は使いやすく安価なものを。

お部屋を準備するときは、補償されないような、高価な備品は控えましょう。

ゲストが使いやすく、壊れにくく、また壊れても買い替えやすいものを準備しておく方が親切ですね。安価なモノであれば、例え壊してしまったとしても、ゲストも気負わず弁償しやすくなります。

5−6.証拠として利用できる写真やレシートを用意しておく。

ゲストが利用するお部屋や備品などを、すべて一度写真に収めておきましょう。トラブルが起きた際に、証拠として利用できるかもしれません。

また、備品購入の際のレシートも必ず保存しておくようにしましょう。

5−7.家主不在型の民泊よりもホームステイ!

家主不在型の民泊では、ホームステイタイプの民泊よりもトラブルが起きやすくなっています。困ったときに助けてくれる人がいないため、使い方のわからない備品を壊してしまったり、また、見張りの目がないために危ないことをする人も多くなりがちです。

常にゲストに寄り添って生活するホームステイタイプの民泊であれば、多くのトラブルを未然に防ぎやすくなりますよ!

6.緊急電話サポートの番号は控えておこう。

トラブルが起きた時、すぐにインターネットが繋げないのであれば、Airbnb(エアビーアンドビー)に直接連絡をいれましょう!

エアビーアンドビーの「緊急電話サポート」の番号をお知らせしておきます。

【緊急電話サポート番号】
国内無料通話:0800-100-1008。
国外有料通話:+81-3-4580-0999。(+81は日本の国番号です。)

サイト上でこのサポート番号を探すのは、少々面倒です。基本的に、エアビーアンドビーでは、インターネットやメールでのサポートを主体としているからであると思われます。下のふたつのルートなどで番号を探すことが出来ますが、あらかじめ上記の番号を控えておくと便利でしょう。

  1. ヘルプに「緊急」または「緊急電話」等を入力する→「Airbnbに問い合わせるには?」→「お問い合わせページ」→ページ一番下「ここにはない質問です」→「問題を解決する」の右横にある「緊急電話」ボタン→「緊急電話サポート」が表示される。
  2. ダッシュボード(Airbnbホストのトップページ)一番下にある「スタッフのおすすめ」→「信頼と安全」→ページ一番下の「さらに資料を見る」→「お問い合わせはココから」→ページ一番下「ここにはない質問です」→「問題を解決する」の右横にある「緊急電話」ボタン→「緊急電話サポート」が表示される。

トラブルの際の対応は、迅速に行わなければ保障してもらえなくなってしまうので、対応方法や連絡先を、きちんと把握しておきましょう!

民泊スタートアップnaviでは、この他にも、トラブルに関する対処法やエアビーアンドビーのシステムについてまとめています。トップページから検索して、あなたに必要な情報をゲットしてくださいね!

まとめ。

【エアビーアンドビーの3つの保障。】

  1. 保証金。
  2. Airbnbホスト保証。
  3. ホスト補償保険。
  4. 金銭のやり取りは、すべてAirbnb(エアビーアンドビー)システム内で行うのがルールです。外部でのやり取りは違反となり、補償されないだけでなく、退会処分にもなりえます。
  5. すべての保障は、「ゲストによる損害」のみ対象とされます。
  6. 通常の清掃で対応可能な範囲のものは、自己解決に努めましょう。清掃で手に負えない場合、損害賠償請求を考慮してもよいでしょう。

【保証金について。】

  1. 備品・設備の汚破損は、「保証金」を利用してゲストに損害賠償を請求できます。
  2. 「保証金」の設定はリスティング(お部屋の説明ページ)の料金設定で行います。
  3. 保証金額は、約1万円〜54万円の間で、ホストが自由に決められます。自分のお部屋の修繕に必要な額を設定しましょう。
  4. 保証金は、ゲストが事前に払う必要はありません。修繕が必要な時のみ、ホストが請求します。
  5. 保証金は、設定した後に入った予約から適用されるので、あらかじめキチンと設定しておきましょう。
  6. 保証金は「問題解決センター」から申請します。その際、損害の詳細な内容や費用、証拠書類が必要です。
  7. 請求期限は、ゲストのチェックアウトから48時間以内に限られるので注意しましょう。
  8. ゲストが損害賠償の支払いに応じない場合は、エアビーアンドビーに仲裁を依頼することが出来ます。

【Airbnbホスト保証について。】

  1. 保証金未設定のまま被害が起きてしまった場合、または保証金設定額以上の修繕が必要な場合、「Airbnbホスト保証」を申請しましょう。
  2. 最高1億円(100万ドル)まで補償され、掛け金も必要ありません。
  3. 「Airbnbホスト保証」の申請方法。
    1.問題解決センターでゲストと話し合う。
    2.話し合いが7日以内に解決しなかった場合、支払い請求フォームから「Airbnbホスト保証」の申請を行う。
    ※ゲストのチェックアウトから14日以内、または、次のゲストのチェックインまでに申請する必要があります。
  4. 補償範囲外の物品:
    現金、貴金属、美術品。車や船舶。動物(ペットや家畜)。木や農作物。シェアまたは共有エリア。予約期間終了(チェックアウト)後のゲストによる損害。ゲストの過剰なライフライン(電気・ガス・水道・Wi-fi)の利用。ゲストの身分詐称。自然災害。
  5. 比較的高価で、盗難や破損しやすいものが補償範囲外となっているため、備品をお部屋に置く際には、気をつけましょう。
  6. 補償範囲外を想定したうえで、保証金を多めに設定したり、あらかじめ宿泊料金に含めておくとよいかもしれません。

【ホスト補償保険について。】

  1. 「ホスト補償保険」では、第3者からの損害賠償にも対応できます。
  2. これは、掛け金無しで「宿泊に関わる事故」に対して適用される保険です。
  3. ホストが損害賠償の支払いをする場合に利用できます。ホストの損害賠償が発生するのは以下の2ケースです。
    1.滞在中のゲストが、ホスト側の理由で怪我をした場合。
    2.滞在中のゲストが、第三者に損害を与えた場合。
  4. ホスト補償保険の申請は、Airbnb(エアビーアンドビー)に連絡を入れれば、保険業務代行業者へ取り次いでもらえます。
  5. 最大1億円(100万ドル)まで補償されますが、以下のものは適用外となります。
    ・脅迫、暴力行為、性的虐待など、意図的な事件・事故によるもの。
    ・誹謗中傷や名誉棄損を訴えるもの。
    ・伝染病や、細菌感染などによるもの。
    ・テロ活動によるもの。
    ・アスベスト、鉛など、公害によるもの。
    ・自動車事故。
    ・住宅の火災や、地震などの災害によるもの。
  6. 金銭的な補償があっても、一度トラブルが起きると周囲の信用回復は難しいので、トラブル予防に努めましょう!

【トラブルを未然に防ぐには。】

  1. 実情としては、Airbnb(エアビーアンドビー)はゲストとの仲裁は頑張ってくれますが、補償を適用するケースはあまり多くないようです。
  2. そのため、ゲスト選びに気をつけて、未然にトラブルを防いだほうが賢明かもしれません。
  3. トラブルを起こされないようにするために、ハウスルールを設定しておきましょう。(飲酒厳禁、ペット厳禁、乳幼児不可、禁煙など。)
  4. 「今すぐ予約」はせずに、ゲストとやり取りをしたうえで予約を承認しましょう。
  5. 備品は壊れにくく安価なものを用意しておけば、たとえ壊してしまってもゲストが気負わず、弁償しやすくなります。
  6. トラブル時に証拠として利用できるように、お部屋や備品の写真を撮っておきましょう。またレシートも残しておきます。
  7. 家主不在型の民泊よりも、ホームステイタイプでゲストに寄り添うことでトラブルを減らすことが出来るでしょう。

【緊急電話サポート。】

  1. Airbnb(エアビーアンドビー)の緊急電話サポートの番号を控えておきましょう。
    国内無料通話:0800-100-1008。
    国外有料通話:+81-3-4580-0999。

コチラも要チェック!【民泊スタートアップnavi実践マガジン】好評配信中!

ネット上では公開できない超実践的ノウハウや、民泊業界の最新情報を配信!セミナー動画、音声講座、メール講座を今なら無料でプレゼント!

メールアドレス
お名前(ハンドルネーム可)