Airbnb(エアビーアンドビー)の普及に伴い、民泊に対する世間の評判は少しずつ下がり続けてきました。

しかし、警備保障会社ALSOKによる直近の調査によると、近隣で民泊が営まれることに対して許容する日本人は増えてきているそうです。

多くの大衆が懸念しているのは、トラブルが発生し、巻き込まれてしまうこと。それさえ回避できるなら、民泊が普及していくことは悪くないと考えています。

ホストファミリーを営む私たちにとって、民泊トラブルへの対策は重要事項ですね。このページでは、民泊で頻発しがちなトラブルと、その対応策について解説していきましょう。

1 Airbnb民泊でよくあるトラブルとその対処法は?

民泊(ホストファミリー)受け入れで起こるトラブルと対処。

民泊トラブルと一口に言っても、その形態によってずいぶん内容が異なってきます。まずは最も多くのホストファミリーを抱えるAirbnb(エアビーアンドビー)民泊について、起こりがちなトラブルとその対処法をご紹介。

  1. 最もホストファミリーを悩ませる問題は、騒音トラブル!
  2. 民泊ゲストが家の中を散らかしていく・・・どうしたらいい?
  3. ゲストがゴミ出しルールを守ってくれないのでマンション住民とトラブルが!
  4. ゲストが約束の時間になっても待ち合わせの場所に現れない・・・。
  5. ぜんぜん黒字にならないんだけど・・・民泊は儲かるんじゃなかったの!?

1-1.最もホストファミリーを悩ませる問題は、騒音トラブル!

Airbnb(エアビーアンドビー)民泊で最も頻発している問題は、騒音トラブルでしょう。これは、ホストファミリーを悩ませるだけでなく近隣住民にも迷惑をかけてしまうことがあり、想像以上に大問題に発展しがち・・・。何かよい対処法は無いのでしょうか?

対策1:リスティングの作成に気をつけよう。「パーティ禁止」は必須!

エアビーアンドビーでリスティング(施設の詳細ページ)を作成する際、利用者の線引きを厳格に行っておきましょう。「パーティ禁止」の項目にチェックを入れるのは必須ですし、お酒も禁止事項に加えることを推奨します。

対策2:問い合わせのやりとりで、ガラの悪そうな人はお断りする。

残念なことに、リスティングに書いたことをあまり読まないゲストもいます。そのため、問い合わせのやり取りで二重にふるいに掛けることが大切。

こちらのメールやリスティングの内容をあまり読んでくれていない人や、プロフィールの写真にガラの悪さを感じる人などは要注意!「不安だな」とあなたが感じるなら、お断りしてしまったほうが良いです。

対策3:ハウスルールに騒音ルールを書き、さらに口頭と貼り紙でも説明を!

ハウスルールは作成していますか?「22時以降は静かに過ごしてください」「ベランダで電話をしないでください」「音楽はイヤホンで聞いてください」などと、騒音に関するルールを書き込んでおきましょう。

また、ハウスルールに書くだけでは読んでもらえない(忘れてしまう)ことがあるので、口頭でも同じ内容を説明すべきです。さらに、部屋の壁やベランダの入り口などに貼り紙もしておくのがベター。

1-2.民泊ゲストが家の中を散らかしていく・・・どうしたらいい?

チェックアウト後にゲストルームを見てみたら、部屋の中がグチャグチャ!そんな惨状を見て、青ざめたことのあるホストファミリーは少なくないことでしょう。

対策1:「ゲストルームは飲食禁止」とハウスルールに書いておこう。

民泊ゲストの犯す汚れの最も大きな要因は、飲食物に関するもののはず。そのため、ゲストルームでの飲食を禁止にするだけで、ゴミの量や食べかすの汚れ、布団やカーペットのシミ付きはほとんど防げるでしょう。

対策2:使った食器の片づけなどは、言わないとわかってもらえないと心得るべし!

「言わなくても察してよ!」と考えるのは日本人の特徴の1つですが、外国人の民泊ゲストにこれは通じないと考えてください。

たとえばキッチンをゲストに開放するなら、「使った食器は自分で片づけてください」といったことをルール化し、ハウスルールに書いたりキッチンに貼り紙をしたりすべきです。それでも片付けをしてくれない場合は、口頭で伝えることも大切。

「注意する」ということを苦手にする日本人は多いですが、外国人と交流するなら自己主張は必須のスキルと心得て。

対策3:布団のシミなど手掃除で回復できないものは、補償制度を使って弁償してもらおう。

Airbnb(エアビーアンドビー)は、ホストファミリーがゲストから汚破損の被害をこうむってしまったときのために、補償制度を用意してくれています。「ケチャップのシミが付いた」「香水をこぼして匂いが落ちない」といった手掃除で回復できない被害をこうむった場合には、この補償制度を活用して、ゲストにクリーニング代や新規購入代を弁償してもらいましょう。

1-3.ゲストがゴミ出しルールを守ってくれないので、マンション住民とトラブルが!

これは非常に多く報告されているものですが、もっぱら家主不在型民泊におけるトラブルのはず。

ホストのあなたは、ハウスルールにゴミの分別方法やその徹底義務について詳述したかもしれませんが、実情として、外国人ゲストにゴミ出しを完璧にこなしてもらうのは不可能です。

対策:ゲストには期待せず、ホストファミリーまたは清掃業者がやるものと考えて!

ゴミに関しては、ゲストに期待せず、ホストファミリーもしくは清掃代行業者が引き受けるものだと考えてください。ゴミの分別や出し方がぞんざいだと、マンションや近隣住民からクレームを受け、大問題に発展しがちです。くれぐれもご注意を!

1-4.ゲストが約束の時間になっても待ち合わせの場所に現れない・・・。

ゲストが迷わないようにとわざわざ駅などにお迎えに行っても、待ちぼうけさせられてしまうことは少なくありません・・・。これは回を重ねることで地味にダメージが膨らんでいくので、何重にも対策を取ることが大切です。

対策1:飛行時の時間などを尋ね、充分に余裕をみて時間設定する。

待ち合わせを決める際、ゲストの要望時刻をそのまま受け入れるのではなく、飛行機の到着予定時刻などを必ず尋ねてください。

そこから、遅延の可能性を考えて+30分、預け入れ荷物の受け取りや空港移動に+30分、駅までの所要時間を+〇〇分、迷ったり乗り遅れたりすることを考慮して+20分、休息や食事の時間として+30分・・・と、これくらいは考慮に入れて時間を決めましょう。

対策2:空港に着いた時点で連絡をくれるよう頼んでおく。

外国人の携帯電話のSIMは、日本での通話に対応していないことが多いです。すると待ち合わせの際に音信不能になってしまいやすいので、フリーWi-Fiが確実に飛んでいる空港で、いったん連絡をくれるように頼んでおきましょう。そこで「飛行機が30分遅れた」と報告されたなら、あなたは30分遅れて家を出ればよくなりますね。

対策3:電車の乗り換えや家までのルートは、詳細なものを提供してあげよう。

少し時間をさかのぼりますが、予約が決定した段階から対策を練りましょう。

あなたの民泊の所在地について、住所を伝えるだけでは不充分と考えて!飛行機で来るゲストには空港からの電車の乗り方を、夜行バスで来るゲストには発着所からあなたの最寄り駅までの交通手段を、わかりやすく英語で提供してあげるべきです。

また、家まで直接来てもらう場合は、地図はもちろんのこと、曲がり角など要所の写真を添えるなどして、わかりやすい道案内を提供してあげましょう。

対策4:ホストファミリーの電話番号は伝えておくのがベター。

安全面の問題から、特に女性のホストなどはエアビーアンドビーのメールだけでやりとりをしたいかもしれません。しかし、待ちぼうけのトラブルを防ぎたいなら、携帯電話の番号は伝えておくのがベター。

なぜかというと、もしゲストの携帯電話が電波を拾えないものであったとしても、あなたの携帯番号を教えておけば公衆電話から掛けてもらうことが可能だからです。LINEなどのアプリも通話は可能ですが、公衆電話からは掛けられないので、やはり番号を教えることが大切。

1-5.ぜんぜん黒字にならないんだけど・・・民泊は儲かるんじゃなかったの!?

「民泊は儲かる!」と聞いたからホストファミリーを始めたのに、黒字にすらならなくて苦しんでいるホストファミリーが増えています!

対策:民泊セミナーの甘い言葉を真に受けないで!投機型民泊はギャンブルみたいなもの!

対策とは言えないかもしれませんが、民泊セミナーの言う「儲かりますよ!」といった言葉を鵜呑みにしないことが大切です!

特に投機型の民泊で、民泊代行業者に業務委託をする形態の場合、黒字を出すことがかなり難しい市場になってきています。その要因は、民泊の宿泊相場が値下がりしているためであり、ライバルホストが増えすぎているため。そのまま続けても好転の保証はないので、よほどの勝算があるのでもない限り、早めに撤退したほうが良いかもしれません。

なお、ホームステイ型民泊の場合は、経費がほとんど掛からないため、月額3~5万円程度の副収入はそう難しくないでしょう。

2 留学生向けのホストファミリーでよくあるトラブルとその対処法は?

民泊(ホストファミリー)受け入れで起こるトラブルと対処。

続いて、留学生をもてなすホストファミリーが遭遇しがちなトラブルについて、その対処法を解説していきます。

  1. 赤の他人と毎日同居・・・気疲れはもう限界!
  2. 切実問題!興味本位で始めてみたけれど、こんなにお金がかかるものなの?
  3. 留学生がマイペース過ぎる・・・お客さんだからガマンするしかない?

2-1.赤の他人と毎日同居・・・気疲れはもう限界!

ホストファミリーは、見ず知らずの赤の他人と、いきなり共同生活を始めることになります。これは、日本人にとってはストレスに感じる人が多いのが実情でしょう。

対策1:まずは数日のホストファミリーから始めてみるべき。

ご家族のホストファミリーへの適性を見るためにも、慣れていくためにも、まずは数日程度の小規模な受け入れから開始してみましょう。

留学生をもてなすタイプの民泊はスパンの長いものが多いので、最初はAirbnb(エアビーアンドビー)の民泊から始めてみるか、留学生のものの中でも期間の短い案件をリクエストしてみてください。

対策2:どうしても苦しいなら、「ホストチェンジ」を要請して!

留学生を仲介する学校や機関は、かなり多くの場合、「ホストチェンジ」のシステムを持っているはずです。これは、どうしても受け入れ続行が困難なときに、ホストファミリーを代わってもらうもの。あまりにも苦しいなら、担当者に相談をしてみて!

2-2.切実問題!興味本位で始めてみたけれど、こんなにお金がかかるものなの?

ホストファミリーをやることで、思いのほか出費がかさんで青ざめてしまう人がいます。どの家庭もこんなに身銭を切っているの・・・?

対策:仲介機関によって謝礼の条件がまちまちなので、あなたに合ったものを選んで!

留学生向けのホストファミリーは、仲介機関によって謝礼の条件が驚くほどに違います。月額10万円近くくれるところもあれば、1円もくれないところも。あなたのご家庭に金銭的な懸念があるなら、しっかり報酬をくれる機関を選びましょう。

また、報酬の(少)ないところでも、留学生の交通費は支給してくれたり、留学生の外食費やレジャー費は留学生もちと定めていることは多いです。払う必要のない経費がないか
、条件をよく確認してみてください。

2-3.留学生がマイペース過ぎる・・・お客さんだからガマンするしかない?

「夕食の要/不要を連絡してくれない」「ゲストルームの掃除をぜんぜんしてくれない」こうした留学生のマイペースぶりに悩んでいるホストファミリーは、少なくありません。留学生のマイペースなふるまい、ガマンするしかないのでしょうか?

対策:留学生ホームステイは「家族の一員」。ルールを作って守ってもらって!

Airbnb(エアビーアンドビー)の場合、ゲストは「お客様」ですが、留学生ホームステイの場合、「家族の一員として受け入れる」が原則になっています。

そのため、あなたがお子さんに課しているようなルールは全て、留学生にも守ってもらうようにしましょう。ゲストルームの掃除は「週に1度以上」とルール化してかまいませんし、そればかりか共有スペースの掃除もお手伝いしてもらってかまいません。

また、留学生向けのホストファミリーの場合、「教育」も1つの仕事と言えます。もし、注意することが苦手なのであれば、留学生のホストファミリーには向いていないかも・・・。

民泊スタートアップnaviでは、各種の民泊で起こりうるあらゆる事象について、それぞれにページを割いて詳しく解説をしています。トップページや画面右の検索窓からご所望のテーマ記事を探し、お役立てください。

まとめ。

民泊(ホストファミリー)受け入れで起こるトラブルと対処。

【Airbnb民泊でよくあるトラブルとその対処法は?】

  1. 最もホストファミリーを悩ませるのは騒音トラブル!
  2. 対策1…リスティングの作成に気をつけて。「パーティ禁止」は必須!
    対策2…問い合わせのやりとりで、ガラの悪そうな人はお断りしよう。
    対策3…ハウスルールに騒音ルールを書き、更に口頭や貼り紙でも説明を!

  3. 民泊ゲストが家の中を散らかしていく・・・どうしたらいい?
  4. 対策1…「ゲストルームは飲食禁止!」とハウスルールに書こう。
    対策2…使った食器の片づけなどは、言わないとわかってもらえないものと心得えて!
    対策3…布団のシミなど手掃除で改善できない汚破損は、補償制度を使って弁償してもらおう。

  5. ゲストがゴミ出しルールを守らず、マンション住民とトラブルが!
  6. 対策…ゲストには期待せず、ホストファミリーか清掃業者がやるものと心得て!

  7. 約束の時間になってもゲストが待ち合わせの場所に来ない・・・。
  8. 対策1…飛行時の時間などを尋ね、余裕をみて時間設定する。
    対策2…空港に着いた時点で連絡をするようにと、頼んでおく。
    対策3…電車の乗り換えや家までの道順は、詳細なものを提供してあげて。
    対策4…ホストファミリーの携帯番号は伝えておいたほうがベター。

  9. 黒字にならない・・・民泊は儲かるんじゃなかったの!?
  10. 対策…民泊セミナーの甘い言葉を真に受けないで!儲かる保証はないので、勝算が薄いなら早めに撤退を考えよう。

【留学生向けの民泊でよくあるトラブルとその対処法は?】

  1. 赤の他人と毎日同居・・・気疲れは限界!
  2. 対策1…まずは数日程度のホストファミリーから始めてみるべき。
    対策2…どうしても苦しい場合は、「ホストチェンジ」を要請しよう。

  3. 切実問題!こんなにお金がかかるものなの?
  4. 対策…謝礼の多い仲介機関を選ぼう。交通費など、負担する必要のない経費があるか確認しよう。

  5. 留学生がマイペース過ぎて・・・お客さんだから我慢するしかない?
  6. 対策…留学生ホームステイは「家族の一員」。家族のルールを守ってもらってOK。

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