民泊物件の準備をすることは、新居で新婚生活をはじめるときや一人暮らしをはじめるときのようなワクワク感がありますね!お気に入りな柄の寝具をそろえて、オシャレなソファーとテーブルをそろえて、高出力の電子レンジもバッチリ!…あれ?まだ何か、忘れているモノがあるような!?

自分の家であれば、気づいたときに買い足せば良いですが、お金を頂戴して人に貸し出す民泊施設です。彼らの生活必需品はぬかりなく、準備しておきたいですね。

この≪民泊(ホームステイ)受け入れに必要なモノ!≫シリーズは、「家具編」、「寝具編」、「調理器具編」とお送りしてきましたが、その3ページには該当しなかったものを、そして一度紹介したけれど念を押しておきたい大事なモノ・忘れやすいモノを加え、総集編のような趣でお送りします。

1 フリーwi-fiとポケットwi-fiは民泊独自の必需品!あれこれ調べてでも導入しましょう!

民泊施設の必需品など、たいていは家庭の生活必需品と共通です。自分の家を作ることを思い浮かべれば、何が必要かはだいたい察しがつきますが、民泊初心者にはなかなか気づかないものがあります。それは、フリーwi-fiとポケットwi-fi!これはいまや、ベッドの次くらいに必需品となっていますよ!

1−1.日本はフリーwi-fiがあまり充実していない国。外国人観光客は困っている…。

今の時代、スマートホンやノートパソコン、タブレットなどを海外旅行に持参することは、もはや常識です。そしてそれらは、wi-fi(無線LANともいう。インターネットを利用するのに必要不可欠な電波、またはその機械。)がなければ便利さも半減してしまうんですよね。海外ではすでに、そうした旅行者のニーズを捉えて、空港やホテルはもちろんのこと、ほとんどの都心駅やカフェでも、フリーwi-fiは設置されています。日本は、2014年の暮れにようやく、都内地下鉄でフリーwi-fiが設置されるようになった程度で、まだまだwi-fi発展途上国です。そう、タイやフィリピンなどの発展途上国のほうが、日本よりもフリーwi-fi網が充実しているくらいです!

1−2.フリーwi-fiを提供できない古めかしい民宿などは、取り残されてしまっている…。

そのような背景があり、民泊を営むなら施設の中にフリーwi-fiを設置するのはもはや常識となりました。「ベッドは無くても良いけどフリーwi-fiは無いと困る!」という宿泊客が、大げさでもなく、存在するのです。調べものをする際にも、ヒマ潰しをする際にも、インターネットは大活躍のフル活用で、wi-fiはもはや、旅行者にとっては「生活必需品」なのですね。そのため、ITに疎く、設置のできない古めかしい民宿などは、外国人観光客の獲得に苦戦しています。

せっかく民泊を開始しても、利用者に見向きされないようでは悲しいですよね。特に年配の方々などは、wi-fiってナニ?ポケットwi-fiってナニ?と戸惑っているかもしれません。たしかに、パソコンやインターネットに疎い人々が理解するのは難しいものなのですが、ちょっと頑張って導入をしましょう!ここでは少しじっくりと、wi-fiの説明を行います。

1−3.まずは家庭用のwi-fiを知ろう!月額3,000〜4,000円くらいで導入できる。

流し読みでは理解が難しいと思われますから、本文もじっくり読んでみてくださいね。なるべく簡潔に、わかりすい説明を試みます。

「YAHOO!BB」ですとか、「フレッツ光」といった名前に、聞き覚えはありませんか?そうした、いわゆる「プロバイダー」と呼ばれるインターネット回線会社と契約をすれば、家でwi-fiが使えるようになります。

一般的に、家庭用のwi-fiは、月額3,000〜4,000円くらいの値段(※2016年6月現在の相場。)で利用できます。電話回線と同じく、回線使用に対して月額を払うものですが、今は従量課金ではなく、定額制が主流です。電話と同じように端末(「モデム」や「ルーター」と呼ばれる。)も必要になりますが、これはたいてい、wi-fiを契約することでオマケとして付いてくるか、月額500円程度の追加料金でプロバイダー会社が貸し出してくれます。

一般的にwi-fiは、パソコンの周辺機器の1つですが、パソコンが無い家でもwi-fiを契約し、導入することは可能ですよ。

1−4.高級品は必要ない!通信速度は50Mbps(メガビーピーエス)もあれば充分。

プロバイダー会社に相談しに行くと、最高級のものを勧めてくるかもしれませんが、そこまで気張る必要はないでしょう。家庭で一般的に使うぶんには、回線速度は50Mbpsもあれば充分で、それなら月額料金は3,000〜4,000円で済むはずです。固定電話の通信を兼ねるプランだとしても、5,000円程度で済むでしょう。6,000円も7,000円もするプランをゴリ押ししてくるなら、その会社はやめておいたほうが良さそうですね。

なお、あなたの民泊施設で10人を超えるような大人数を収容する(インターネットを使う人口が家族を含めて10人を超える)なら、50Mbpsでは心もとないので、もう少し高いものを契約しても良いでしょう。

1−5.契約は慎重に!1か月3,000円でも長い目で見れば高い買い物です!

インターネットwi-fiは、「2年縛り」と言われるような長期契約を結ばなければならないことが多いです。一度契約すると、2年間もの間、解約ができません!(解約の際に違約金が10,000円くらいかかってしまいます。)

2年縛りでないにしても、基本的には何年も使い(契約し)続ける類のもの。無知な人が契約しに行くと、余計なオプションまでどんどん付加されて、騙されるようにお金を吸い取られることが少なくありません!ご家族やご友人など、誰かインターネットに詳しい、かつ信頼のおける助っ人に付き添ってもらって、契約しに行くことを、オススメします!

※上記で「YAHOO!BB」や「フレッツ光」といった名前を出しましたが、有名なのでたとえとして引用したに過ぎず、この2社をオススメするわけではありません。特定のプロバイダーを売り込むような記事は避けたいので、特にオススメの会社名は挙げませんから、あなたの環境にとってリーズナブルなものやフィットするものを、お探しください。

1−6.施設内のフリーwifiだけでは不充分!今やポケットwi-fiも必需品です。

家庭用wi-fiのことは、一通り理解ができましたか?アタマが痛いかもしれませんが、もう少し、頑張ってください!

2014年頃の日本でのAirbnb(エアビーアンドビー)民泊創生期から、フリーwi-fiは必須でしたが、すでに次の波が来ています!今ではもう、民泊施設内のフリーwi-fiだけではアピールポイントにならないのです…。ここ1〜2年の日本でのAirbnb(エアビーアンドビー)起業ブームの影響で、日本の民泊施設は飽和状態で、そうした顧客獲得競争の面からも、家庭内wi-fiに加えてさらに「ポケットwi-fi」も無償提供することが、ほとんど必須と言えるような状態になりました。

とにかく外国人観光客においてポケットwi-fiは、生活必需品の1つで欠かせない準備だと考えてください。

1−7.ポケットwi-fiってナニ??スマホくらいの小型の端末が、電波を飛ばす。

家庭用のwi-fiですと、家の中かせいぜい庭先程度までしか電波が届きません。しかし外国人観光客の方々は、もっと遠くに出かけていきますし、そこかしこでインターネットをしたいのです。こうした用途に対して、「ポケットwi-fi」というサービス・製品が誕生しています。

ポケットwi-fiは、スマートホンくらいのサイズの端末が、インターネットの電波を飛ばします。それを持っていれば、どこでもインターネットが出来るのです。(地下や山間部など、一般的なスマートホン電波の弱い場所は、やはり弱いです。)

1−8.月額料金は、容量無制限のもので3,000〜4,000円程度。

ポケットwi-fiも、すでに様々なプロバイダー会社が存在し、様々な料金プランで提供されています。一般的に家庭用のwi-fiよりは通信速度が遅く、しかし料金が安いです。ポケットwi-fiの場合は、回線速度の速い遅いよりも、「やりとりできるデータ容量の多い少ない」で、月額料金が変わってきます。

容量無制限のもので月額3,000〜4,000円程度が今(2016年6月)の主流ですね。1か月あたり7GB制限のプランなら月額2,000円台でも見つかりますが、7GBなどわりとすぐに達してしまうので、容量無制限のプランを選んでおくのが無難です。

1−9.端末の購入代金ももちろん必要。しかし、月額料金にコミコミのものもある。

ポケットwi-fiの端末も、入手する必要があります。普通に購入しようと思うと10,000〜20,000円くらいはしますが、ポケットwi-fiの回線契約をする際に、オマケで付いてくることがあります。あまり性能差の大きなものではないので、オマケのもので充分でしょう。

1−10.盗難の危険性も!デポジットや保証金制度を上手く活用しましょう。

家庭用のwi-fiについては、端末を盗まれることはまず考えられませんね。が、ポケットwi-fiの場合、端末がとてもコンパクトなので、盗まれる危険性が無いとは言えません!実情として、ポケットwi-fiの盗難事件はあまり発生してはいないのですが、外出使用中に失くされたり壊されたりする危険性は、やはりありますよね。そうした紛失への防止策・対処法は、2つ考えられます。

1つは、デポジットを設けること。デポジットとは「一時預かり金」のことで、ホテルでチェックインの際に収めたり、レンタサイクルを借りるときに収めることが多いでしょうか。たとえばレンタサイクルショップの場合は、利用者の盗難や故障に備えて、先に2,000円程度のデポジット金を預かっておきます。何事もなく自転車が返却されれば、その2,000円は利用者に返却されます。利用者は、2,000円を預けたままではイヤですから、不正をせずに自転車を返そうという心理が働きますし、壊さないように気を付けようという心理が働くのですね。ポケットwi-fiを貸す際も、1,000円程度のデポジット金を課しても良いかもしれません。また、無償レンタルではなく「1日500円」といったカタチで貸し出しているホストも見受けられます。

2つ目は、Airbnb(エアビーアンドビー)が設けている、民泊ホストへの保証金制度です。これには、ゲストに責任を取らせるものとAirbnb社が工面してくれるものと2種類がありますが、いずれにせよ、紛失時にカバーしてもらうことができます。絵画などのインテリア・ぜいたく品は保証してもらえませんが、生活必需品の類は保証の範囲内で、ポケットwi-fiも適用されますね。

総じて言えば、盗難に対する心配は、さほどしなくて良さそうです。

2 漏れていませんか?民泊には必要な、意外な生活必需品の数々。

民泊を営むうえで用意すべき生活必需品は、挙げればキリがありません。ベッドに冷蔵庫、テーブルに電子レンジ、エアコンにお玉、お皿は何枚も必要で、お箸も何膳も必要で…。しかしそれらの多くは、家庭の生活必需品とほとんど同じで、誰にでも察しがつくことでしょう。

このトピックでは、それらの一般的な生活必需品は割愛し、見逃してしまいそうなモノの数々をご案内していきます。まずは一覧を見てください。その下に、各項目を詳細記述しています。

  1. 【民泊条例】ルールブックは必須です!きちんと作成しましょう。
  2. 【民泊条例】ゲストブックの記帳が義務付けられましたよ?用意していますか?
  3. 【Airbnb条例】バスタオルの貸し出しは必須です!知っていましたか?
  4. 【取返しが付かなくなる前に!】合カギは多めに用意しておいて!
  5. ベッド選びに気を付けて!パイプベッドは問題児!
  6. 寝具のシーツは2組ではなく3組!
  7. マクラはベッドの数よりやや多めに!
  8. ヘアドライヤーは忘れずに!「髪は女の命」です。
  9. 【トラブル防止!】種類ごとのゴミ箱を用意し、「カン」「ペットボトル」など貼り紙を!
  10. 鏡は洗面所だけでは足りません!
  11. 男性のホストさん!サニタリーボックスを知っていますか?

2−1.【民泊条例】ルールブックは必須です!きちんと作成しましょう。

ルールブックとは、あなたの民泊施設の決まり事を書いたノートのようなもの。「生活必需品」とは異なるかもしれませんが、民泊ホストをするなら絶対に用意すべきアイテムです。

どのようなことを書けば良いのでしょう?たとえば、チェックアウトの時間やゴミの分別方法などは必須ですね。また、門限の時間や、「マンション全域が禁煙です!」「夜10時以降は静かに過ごして!」といった約束事項を、きちんと書いておきましょう。wi-fiのパスワードも、ルールブックに書いておけば、何度も尋ねられる煩わしさを省けます。

ハウスルールのほかに、近所でオススメの飲食店やスーパーマーケット、コンビニの場所などを記した地図を載せてあげると、とても喜ばれますよ。

なお、このルールブックに関しては、これからは英語のものを用意することが、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊を運営するうえで必須となります!

2−2.【民泊条例】ゲストブックの記帳が義務付けられましたよ?用意していますか?

これも生活必需品とは異なりますが、必ず用意すべきアイテムです。

ゲストブックとは、宿帳のこと。宿泊客がチェックインする際に、名前や連絡先、パスポート番号などを記入してもらうのです。相手の身分をしっかり確認しましょう。これは、ノートを買ってきて適当に線を引き、自作すれば充分です。

なお、パスポートなどの身分証のコピーを取ることも必要になります。コピー機能のついたプリンターを使っているところが多いでしょう。デジタル機械の扱いが苦手なら、近所のコンビニのコピー機を使う手もありますが、パスポートを借りてコンビニまで行くのは、ゲストを不安にさせてしまうかもしれませんね。

2−3.【Airbnb条例】バスタオルの貸し出しは必須です!知っていましたか?

もう1つ、Airbnb(エアビーアンドビー)民泊を行ううえでは必ず用意しなければならないアイテムがあります。それはバスタオルなのです。

民泊ホストには、ゲストハウス泊の愛好者も少なくないはず。ゲストハウスではバスタオルの提供はしないことも多いですから、「ウチも1泊2,000円だから、バスタオルはナシでいいや」と考えるかもしれません。2016年初頭までは、それはそれでも構わなかったのですが、ルールは変わりました。今は、どんなに安い値段の民泊施設であろうとも、ゲストハウスのようなドミトリー(相部屋)施設であろうとも、バスタオルを提供することがAirbnbから義務付けられています。バスタオルは、収容人数×3枚くらいのストックは、用意しておいたほうが良いですよ。

また、バスタオルの交換について、「1週間に1度行います」とルール化している民泊ホストが少なくありません。しかしこれは怠慢過ぎます!ホテル並みの宿泊料金を取っているなら毎日交換すべきですし、安めの値段で営んでいるとしても、3日に1度は変えてあげるべきです。バスタオルはすぐに、細菌でいっぱいになってしまうのですよ!

2−4.【取返しが付かなくなる前に!】合カギは多めに用意しておいて!

これは運営上の義務ではありませんが、防犯上、とてもとても大切なことですね。

合カギをゲストに渡す民泊が、多いはずです。あなたが使う分とゲストが使う分、2つあれば充分と感じるかもしれませんが、そんなことはありません!実はカギというのは、普段使いをしているだけで少しずつ削れていってしまうものなのです。そのため、マスターキーは使わずに、貴重品入れにしまっておく必要があります。(マスターキーが削れてしまったなら、不動産退出時にカギそのものの交換を弁償させられることがあります!)

すると、あなたの民泊施設の収容人数が1人(1組)であるとしても、マスターキー以外に合カギが2本は必要ですね。いいえ、これでも足りません。ゲストが失くしてしまうケース、あなたが失くしてしまうケースも想定して、もう2本(合カギだけで計4本)は必要でしょうか。(さらにあなたに家族が居るなら、その家族の分も必要ですよ!)

とにもかくにも、合カギはあらかじめ、かなり多めに用意しておくべきです!

2−5.ベッド選びに気を付けて!パイプベッドは問題児!

民泊とはゲストに寝床を提供する仕事ですから、ベッドや布団が必須であることは、誰の目にも明白ですね。しかし、その選び方については、目(気配り)が行き届いていないホストも、少なくないようですよ…!?

民泊施設の生活必需品、あれもこれもそろえると、かなりお金が掛かってしまいます。その出費をなるべく節約したい気持ちはわかりますが、ベッドがあまり安物だと、ゲストはかわいそうです!高級品を買う必要はありませんが、パイプベッドだけは避けましょう。パイプベッドは、寝返りを打つたびにギチギチとうるさい音を立ててしまいます。そのたびにゲストは、快眠を妨げられてしまうでしょう…。

ドミトリー(相部屋)ルームで二段ベッドを置く場合、なおのこと気をつけてください!二段ベッドでパイプベッドですと、寝返りを打った本人だけでなく、その上か下に寝ている他のゲストも、やかましい音に快眠を妨げられてしまうのです…。

2−6.寝具のシーツは2組ではなく3組!

寝具がベッドであれ布団であれ、シーツ(カバー)も必要になりますね。洗い替え用のストックも必須となりますが、合計2組では足りませんよ!

チェックアウト/チェックインの切り替わりと、ゲストがシーツを派手に汚してしまうなどのアクシデントとが重なると、洗い替えが1組あるだけでは、追いつかなくなってしまうでしょう。つまり、あらかじめ3組のシーツを用意しておくことが、大切なのです。

また、シーツ交換は思いのほか面倒くさい作業なので、敷き布団(マットレス)だけでも、チャック式のものではなく、スポっとはめられるタイプのものを選ぶと良いです。ゴムで固定するようなものですね。

2−7.マクラはベッドの数よりやや多めに!

これも、民泊運営を続けてみないとなかなか気づかないことなのですが、マクラはやや多めに用意しておいたほうが良いです。

というのも、ゲストの中には時々、「収容人数1人」と案内している部屋に対して、「子連れで泊めてください」などとお願いしてくる方がいます。こうしたイレギュラーに対応すると、マクラがベッドと同じ数では、足りなくなってしまうんですね。収容人数が2人ならマクラは3つ、4人なら6つ、といった具合に、少し多めに用意しておくと良いです。つまり、マクラカバーはさらに多めに必要になりそうです。

また、ソファーベッドなどで人数拡張に対応する場合も、マクラはちゃんと提供してあげましょう。人によっては、マクラが無いとまったく快眠できませんよ!

2−8.ヘアドライヤーは忘れずに!「髪は女の命」です。

さて、ここからは、男性ホストの方は特に、注意深く読んでくださいね。

男性の中にはヘアドライヤーを使わない人も多く、民泊施設を営む際にも気が回っていない人が少なくありません。しかし、「髪は女の命」と言うように、女性たちにとってヘアドライヤーは、欠かすことのできない生活必需品ですよ!ちなみに、みだしなみの面だけでなく、健康管理の面でもヘアドライヤーは重要です!髪が濡れたまま眠ると、風邪をひいてしまうこともありますから。

あまり高級なものを用意する必要はありませんし、カール用のドライヤーまでそろえることもないでしょうが、ちゃんとしたものを洗面所に1つは、必ず備え付けておきましょう。ドミトリー(相部屋)タイプの民泊施設で、収容人数が8人、10人と多い場合には、ヘアドライヤーも2つ以上は用意してあげると親切です。

2−9.【トラブル防止!】種類ごとのゴミ箱を用意し、「カン」「ペットボトル」など貼り紙を!

ゴミ箱ごときは誰でも気づきそうなものですが、ただ設置するだけでは不充分なのです!

Airbnb(エアビーアンドビー)民泊が巻き起こしている問題の1つに、ゴミ問題がありますね。民泊のゲストがゴミを分別せずに出してしまうので、マンション住民や管理者、ゴミ業者が困ってしまい、クレームにまでなっています。特にホスト不在型の民泊では、ゴミの分別はゲストに徹底して意識づけしなくてはなりません。しかしそれは難しいことで、外国では日本ほどゴミ分別にシビアではないので、なおさら理解を得づらいのです…。

少しでもゴミ分別を正確に行うためには、ゴミの種類ごとにゴミ箱を用意し、「カン」「ペットボトル」「食品トレー」などと張り紙をすることですね。もちろん、これだけ用意してもゴミ分別は完璧にはやってもらえないでしょうから、ホスト(や清掃代行業者)が、最終チェックを責任持って行うべきです。

2−10.鏡は洗面所だけでは足りません!

鏡の重要性に関しても、男性と女性の間で温度差がずいぶんと激しいようですよ。

鏡は普通、洗面所に始めから備え付けられているものですが、それだけでは不充分だと思ってください。ゲスト用の寝室にも、全身の写るスタンドミラーを1つ、置いておいてあげたほうが良いです。女性たちはそれを見ながら、ファッションのトータルチェックをしますし、スカートのスソがめくれ上がっていないか、襟元にシミなどないか、チェックをして出かけます。

特にシェアルーム(ドミトリー)タイプのホストは、客室の設備を簡素にしがちになっていますが、スタンドミラーの1つくらいは置いてあげたほうが親切ですよ。

2−11.男性のホストさん!サニタリーボックスを知っていますか?

サニタリーボックスは、男性は直接的には使うことが全く無いので、気が回らない人も多いようです。サニタリーボックスを知っていますか?トイレの中に置く、生理用品用の小さなゴミ箱です。女性ゲストたちにとってこれは、とてもとても大切なものですよ。

ゴミ箱自体は小さな簡素なものでも構わないでしょう。しかし、生理用品が捨てられたらなるべく早めにカラにしてあげましょう。生理用品がいつまでも残っていることは気になってしまいますし、また、匂いを発する性質のものなので、衛生面からも放置はよくありません。

3 最も大切なアイテムは、「おもてなしの心」!

さて、民泊ホストであるあなたは、何のために必需品をそろえたのでしょうか?

ゲストに満足してもらうため?ゲストからクレームを受けないようにするため?

であれば、最も重要なアイテムは、アメニティグッズでもウェルカムドリンクでもなければエアコンでも電子レンジでもなく、「おもてなしの心」です。

3−1.クレーム騒動になっているのは「ホスト不在タイプの投機型物件」ばかり!

巷のAirbnb(エアビーアンドビー)は、どんな物件でクレーム騒動が起きているか知っていますか?それはもっぱら、「ホスト不在タイプの投機型物件」でのことなのです。これらはほとんどは、対面接客がチェックイン時しか無いために、ゲストたちの抱える種々の問題を解決してあげられないことから起きています。または、監視者がいないために、マナーの悪い客層が寄り付きやすく、問題を起こしていくのです。

3−2.どれだけアイテムが充実していても、ゲストの不安や不便は満たしてあげられない…。

また、どれだけアメニティグッズを充実させようが、ご機嫌とりに食事に誘おうが、ホストであるあなたが宿泊ゲストをほったらかしにしているのでは、ゲストは心地よい滞在ができません。民泊を営みたいなら、まずこのことを理解しましょう。

「電球が切れても替えのものがどこにあるかわからない!」「電車の乗り方がわからないのに教えてくれる人がいない!」「電子レンジの使い方がわからない!」そんな時にすぐに助けてあげられないのなら、どれだけ高級なベッドをそろえても、ゲストの不満や不安、不便は満たしてあげられないのです。

ホスト不在の民泊を営むということは、「おもてなしの心が無い」ということですよ。「おもてなし」という言葉を使いたいなら、きちっと施設を管理して、宿泊ゲストに暖かい手を差し伸べてあげましょうね。そしてもちろん、近隣住民に迷惑をかけないように配慮することも、重要な責務です。

3−3.実際問題として、「おもてなしの心」(=対面接客)が無いなら営業を差し止められる!

なお、精神論でなく実際問題としても、「おもてなしの心」(=対面接客)を用意しないなら民泊運営はできません。できなくなります。日本政府は民泊条例を制定中ですが、スタンスとして、ホスト不在の投機型民泊に対して否定的です。営業を停止させようとしているのです。ご存じですか?ホスト不在民泊は、グレーゾーンではなく「ブラック経営」となり、実質的に営業ができなくなっていきます。

もし、民泊特有のふれあいなどに興味があるわけではなく、接客をせずにラクに不動産収入を得たいと考えているだけなら、通常の不動産賃貸を営むことをオススメします。そのほうが手間もクレームも少ないですし、法律のハードルも低く、収入も安定しますよ。
民泊スタートアップnaviでは、Airbnb(エアビーアンドビー)などの民泊運営に必要な情報を、たくさんのページを割いて解説しています。必要なアイテムはそろいましたか?旅館業法については勉強しましたか?トップページからお好みの記事を探し、お役立てください。

まとめ。

【フリーwi-fiとポケットwi-fiは民泊独自の必需品!】

  1. 日本はフリーwi-fiがあまり充実していない国。スマホやタブレット持参が全盛の時代、外国人観光客は困っている…。
  2. フリーwi-fiを提供できない古めかしい民宿などは、予約が入らくなってしまっている…。ベッドよりも大事というくらい、フリーwi-fiは必需品だと知っておこう。
  3. まずは家庭用のwi-fiを知ろう!月額3,000〜4,000円くらいで導入できるし、パソコンの無い家でも、wi-fiは導入できる。
  4. セールストークにだまされないで!wi-fiの通信速度は50Mbps(メガビーピーエス)もあれば充分。一般家庭の規模なら高級品は必要ない。
  5. 契約は慎重に!1か月3,000円でも長い目で見れば高い買い物!契約の際は、インターネットに詳しくかつ信頼できる家族や友人などに、付き添ってもらって。
  6. 施設内のフリーwifiだけでは不充分!今やポケットwi-fiもAirbnb民泊の必需品。ほとんどの民泊で、ポケットwi-fiを無償貸しだしている。
  7. ポケットwi-fiってナニ?スマホくらいの小型の端末が、電波を飛ばす。外出先でもどこでもwi-fiが使えるようになるアイテムのこと。
  8. ポケットwi-fiの月額料金は、容量無制限のもので3,000〜4,000円程度。1か月7GBのプランならもっと安いけれど、それではすぐに足りなくなる。
  9. 端末の購入代金ももちろん必要。しかし、月額料金にコミコミのものもある。あまり性能に差のないもなので、コミコミのオマケで充分。
  10. 盗難の危険性も!貸し出しの際にデポジット(一時預かり金)を徴収して防犯したり、アクシデント時にはAirbnbの保証金制度を上手く活用しよう。

【漏れていませんか?民泊には必要な、意外な生活必需品の数々。】

  1. 【民泊条例】ルールブックは必須です!「マンション全体が禁煙です!」などルールをきちんと明記すること。英語での説明文も用意すること。
  2. 【民泊条例】ゲストブックの記帳が義務付けられた!宿帳を用意し、ゲストの身分証明をしっかりさせよう。パスポートなどのコピーを取らせてもらうことも必要。
  3. 【Airbnb条例】どれだけ安い値段の民泊施設でも、バスタオルの貸し出しは必須!ゲストハウスとは違います。
    【取返しが付かなくなる前に!】合カギは多めに用意しておいて!マスターキーが摩耗すると大変なので、それは貴重品入れの中へ。
  4. ベッド選びに気を付けて!パイプベッドはギシギシと音がうるさく、快眠を妨げてしまう問題児!
  5. 寝具のシーツは2組ではなく3組!2組だとアクシデントやゲストの入れ替えが重なったときに追いつかなくなる。
  6. マクラはベッドの数よりやや多めに!時々、一人用の部屋に子連れで泊まるゲストがいるため。エキストラベッドのゲストにももちろん、マクラを用意してあげること。
  7. ヘアドライヤーは忘れずに!「髪は女の命」と言われるように、女性にとっては必需品。風邪を防ぐ意味合いもある。
  8. 【トラブル防止!】種類ごとのゴミ箱を用意し、「カン」「ペットボトル」など貼り紙を!ゴミの分別をおろそかにすると、クレーム問題に発展してしまう。
  9. 鏡は洗面所だけでは足りません!ゲストルームにもスタンドミラーを置いてあげよう。シェアルーム(ドミトリー)にも。
  10. 男性のホストさん!サニタリーボックス(生理用品用のゴミ箱)をトイレに置くことを、忘れずに。

【最も大切なアイテムは、「おもてなしの心」!】

  1. 日本の商業民泊事情において、クレーム騒動になっているのは「ホスト不在タイプの投機型物件」ばかり!
  2. どれだけアイテムが充実していても、対面での手助けがないとゲストの不安や不便は満たしてあげられない。外国人ゲストは特に、不慣れな環境の中で不便をたくさん味わっていることに気づきましょう。
  3. 実際問題として、「おもてなしの心」(=対面接客)が無いなら、民泊は営業を差し止められる!日本政府や自治体、マンション管理組合、近隣住民から差し止められてしまう。
  4. おもてなし(対面接客)を煩わしいと感じているなら、通常の不動産賃貸を経営したほうがずっとメリットが多い。

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