ホストとしてAirbnb(エアビーアンドビー)で民泊を運営していくにあたって、かかる諸経費は、家賃、光熱費、消耗品費、その他いろいろありますね。その中で、エアビーアンドビーへの「手数料」はどれくらいかかるのでしょうか?

今回は、エアビーアンドビーを利用する際に必要となる「手数料」について、まとめてみますね!

1.Airbnb(エアビーアンドビー)にホストが支払う手数料は、たったの3%!

一般的な宿泊サイトでは、掲載宿が予約を受けた際の手数料が大抵10%前後かかります。その中で、エアビーアンドビーの3%というのは驚異的な安さですね!

1−1.Airbnb(エアビーアンドビー)登録費は無料!月会費、年会費もかからない!

エアビーアンドビーでは、登録の際に手数料は一切かかりません。インターネット上でホストの登録をすれば、誰でも、すぐにでも民泊が始められます!

また、登録料だけでなく、月額使用料や年会費もかかりません。ですので、更新費用などの心配もありません。予約があまり入らなくて収入が少ないような時期でも、安心して民泊を継続することが出来ますね。

1−2.ホスト手数料は、宿泊料金の3%のみ!

ホストがAirbnb(エアビーアンドビー)に対して支払う手数料は、「ホスト手数料」と言われ、「予約が確定した時のみ」発生します。予約したゲストの支払総額(宿泊料金)の3%がそれに当たり、これはエアビーアンドビーがゲストの支払い処理をするために使われています。

1−3.Airbnb(エアビーアンドビー)に対しての「先払い」はない。

エアビーアンドビーを運営するにあたって、ホストが費用を先払いすることはありません。常に、収入があったときに手数料が引かれる形になります。これは安心で、ありがたいですね。

しかし、それ以外の経費で赤字になることは、もちろんあるでしょう。たとえば民泊代行業者に業務を委託をすると、稼働率が低ければ赤字に陥ることは多々ありますし、家具や不動産調達の先行投資が大きければ、回収しきれずに撤退することとなって、結果赤字になってしまうということもあり得ます。この点、「ホームステイ型民泊」であれば、業務委託せずともホストが自分で運営しやすいですし、家具などもそのほとんどがすでにそろっているので、赤字をそれほど心配せずに民泊を始めることが出来るでしょう。

1−4.「ホスト手数料」と「受取額」を具体的に試算してみよう。

イメージがわきやすいように、具体的な数字を例に試算してみましょう。例えば、あなたの1泊3000円のお部屋に、ゲストの宿泊予約が「5泊」で確定したとします。

その場合、
(3000円×5泊)×3%=450円
が、手数料としてAirbnb(エアビーアンドビー)から差し引かれることとなります。

では、
15000円−450円=14550円
が、あなたの受取額となるのでしょうか?

これは、あなたがどの地域でホストを行っているかによって、少々違ってきます。

2.地域によって、加算される手数料。JCTとVAT。

民泊の運営地域によって、サービス料のほかに加算される手数料もあります。そのうちの大きな2つが、JCT(Japan Consumption Tax日本の消費税)とVAT(付加価値税)です。

日本に住む人であれば、消費税8%がすべての物・サービス消費にかかる税金だということをご存知だと思います。Airbnb(エアビーアンドビー)もサービスのひとつですよね。それにより、エアビーアンドビーの手数料にも、JCT(Japan Consumption Tax日本の消費税)がかかることになります。

また、EU、スイス、ノルウェー、アイスランド、南アフリカの地域では、VAT(付加価値税)と呼ばれる税金が合わせて徴収されます。その他にも、ホストのリスティング所在地(民泊運営場所)に応じて「地方税」が適用される地域もあります。

これらの手数料は、エアビーアンドビーに払うサービス手数料(宿泊料金の3%)を元に算出されます。

上記の例であれば、
450円(ホストサービス料)×8%(日本の消費税)=36円
が、合わせて差し引かれることとなります。「宿泊収入15000円の8%」ではなく「ホストサービス料の8%」ですから、そう大きな額ではありませんね。

それにより、14550円−36円=14514円 が、あなたの実質的な民泊収入となります。この額が、エアビーアンドビーから支払われることに間違いはないのですが、あなたがこれをそのまま全額受け取れるかは、受け取り方法の選択によっても変わってきます。

3.受取方法の違いによる手数料の発生。

Airbnb(エアビーアンドビー)では、宿泊費の受け取り方法として、いくつかの選択肢が用意されています。

現在日本では、

  1. 銀行振り込み
  2. Paypal(ペイパル)
  3. Payoneer(ペイオニア)プリペイドカード
    の3タイプからが選択可能です。

設定方法は、
エアビーアンドビーのアカウント設定⇒受取設定⇒受け取り方法の追加、から入力していきます。

3−1.「銀行振り込み」なら、手数料がかからない!

上記3タイプの中で、おススメなのは、銀行振り込みです。この3タイプの中で唯一、受取に必要な手数料(為替手数料や国際送金手数料など)がかかりません。そして、銀行口座を持っている人であれば、誰でも簡単に登録ができます。振込は、ゲスト宿泊日翌日から、3〜5営業日内になされます。

しかし、お金を引き出す際には、ATMの引き出し手数料がかかる場合がありますので、うまく無料で引き出せる場所と時間帯を選ぶようにすると良いですね。

では、お勧め以外の2タイプも、説明しておきましょう。

3−2.「Paypal(ペイパル)」は、外貨取引をしている人にはおススメ。

Paypal(ペイパル)は、インターネット決済のサービスで、登録をすればメールアドレスの入力だけで送金ができる便利なサービスです。相手側にクレジットカードの番号などの個人情報を知られることもありません。インターネット上での取引のため、入金も数時間以内で完了します。

インターネット決済や個人情報保護などの面を考えると、メリットが大きいように感じますが、登録(利用)手続きに、数日〜数週間ほどかかるうえに、受け取りにも手数料が発生します。

  • 国内からの送金の受け取りなら、1件ごとに2.9〜3.6%+40円。
  • 海外からの送金の受け取りなら、1件ごとに2.9〜3.9%+40円。

この手数料は、前月の取引額が多いほど安くなります。しかし、2.9%になるのは1000万円以上なうえに、その都度申請を行う必要があるため、少々手続きが面倒です。また金額的にも、通常のAirbnb(エアビーアンドビー)民泊程度では、標準レート(30万円以下)の3.6%が基準となってくるでしょう。

銀行口座への引き出し手数料も、5万円未満の場合は250円かかります。5万円以上なら無料になるので、利用するのであれば、ある程度まとまった額で引き出す方が良いですね。

Paypalの場合、エアビーアンドビー以外でもインターネット取引や外貨取引等、海外とのやり取りをしている(していきたい)人は、登録・利用を考えてもよいかもしれません。

3−3.「Payoneerプリペイドカード」は、クレジットカードのように使える。

このPayoneer(ペイオニア)プリペイドカードは、クレジットカードとデビットカード、そしてプリペイドカードの特徴を合わせもったようなカードです。

クレジットカードと同じように、カード一枚で決済が行え、デビットカードと同じように、すぐに引き落としがなされます。そして、その引き落としは「銀行口座」ではなく、プリペイドカードのように、カードに入出金がされるような形がとられています。

Airbnb(エアビーアンドビー)の受け取り方法に、このPayoneerプリペイドカードを選択した場合、「受取金は、プリペイドカードにチャージされる」形になります。

これを現金として手元に引き出すには、もちろん手数料が発生します。普通のデビットカードや銀行のカードのように、ATMなどから現金を引き出せるのですが、為替手数料、国際取引手数料、更にはATM引き出し手数料がかかるので、4〜5%近くの手数料が取られることになるでしょう。

Payoneerプリペイドカードを利用するのであれば、受取金は現金として引き出すのでなく、クレジットカードのように利用したほうがよいかもしれません。

3−4.海外で運営するなら、他の受け取り方法も選択可能。

海外でAirbnb(エアビーアンドビー)民泊運営を行う場合は、上記の3タイプのほかに、更に3タイプから受け取り方法を選択できます。

  • ウエスタンユニオン:アメリカの国際送金・海外送金サービス。
  • 小切手郵送:アメリカ、カナダの一部地域のみ適用。
  • ACH(Automated Clearing House ):アメリカ国内の銀行間送金サービス。

4.その他、運営にかかる手数料もある。

「Airbnb(エアビーアンドビー)社に支払う手数料」自体は、民泊収入のわずか3%で済みますが、「エアビーアンドビーを運営するにあたって必要となる手数料(経費)」は、エアビーアンドビーに直接支払うものだけではありませんよね。運営を他社に任せれば任せるほど、手数料は増えていきます。

  • 物件プロデュースの手数料。
  • リスティング作成の手数料。
  • リスティング管理の手数料。
  • 清掃代行への手数料。
  • クレーム処理代行の手数料。

こういった代行作業はすべて、ホストが自分自身で運営を行えば、一円もかからないものばかりですね。「家主不在型民泊」の運営で、多くの物件を管理する場合は、ひとりでは手が回らなくなるために、こういった業者のお助けが必要になるでしょう。しかし、それだけ経費はかかり、場合によっては赤字にもなりますから、よく検討したうえで利用しましょう。これも、「ホームステイ型民泊」であれば、自分の空いている時間を上手く使って掃除やリスティングの管理もしやすくなりますよ!家族で助け合うこともできますね!

5.Airbnb(エアビーアンドビー)では、ゲストの支払う手数料の方が大きい!

エアビーアンドビーでは、ゲストも宿泊予約ごとに手数料の支払いが必要となります。

5−1.「ゲストサービス料」は、12〜6%の変動制。

ゲストがAirbnb(エアビーアンドビー)に対して支払う手数料「ゲストサービス料」は、その支払金額(宿泊料金)に応じて、12%〜6%と変動します。金額が少ない(旅程が短い)ほど手数料は大きく、金額が大きい(旅程が長い)ほど手数料の額は少なくなっていきます。とはいえ、一般的な金額の物件に数日泊まる程度だと、手数料額はほとんどの場合、12%程度かかってしまうでしょう。

例えば、あなたの民泊物件が1泊3000円であるとしたら、ゲストは実際には3300円ほどを支払っているということです。

このゲストサービス料は、エアビーアンドビーがサイトやサービスの運営費用として利用しています。

5−2.他の宿泊施設と価格競争するなら、手数料も考慮に入れて。

結果として、ホストの手元にわたる宿泊代よりも、ゲストは多い金額を支払って宿泊しにくることになります。その点を考慮して、価格設定をすると良いでしょう。

たとえば、ドミトリー(相部屋)タイプの民泊を経営しようと考える場合、ゲストハウスの値段を基準に価格設定することになるでしょう。しかし、あなたの宿泊料金をゲストハウスと同じ値段に設定してしまうと、ゲストから見れば「ゲストハウスよりも高い金額」になってしまいます。2000円のゲストハウスと価格競争するつもりなら、少し安めの1800円くらいに設定しておく必要があるでしょう。

6.ホストの支払いは3%の手数料だけなのに、充実した保証を受けられる!

通常、なんらかの保証を受ける際には、掛け金などが必要になりますよね。しかし、Airbnb(エアビーアンドビー)では、掛け金の必要もなく、手厚い保証が用意されています。

「Airbnbホスト保証」という補償制度では、盗難や破損などのトラブルが起きた際に、ゲストが賠償しきれない場合、最高1億円までエアビーアンドビーが補償をしてくれます。現金、貴金属や美術品、車など、高価なものは補償の範囲外となるので、注意が必要ではありますが、民泊に必要な基本的な物品に関しては、トラブルがあっても補償されるので安心です。別途の掛け金無しで最高1億円というのは、とても心強いですね。

7.宿泊設定金額が微妙に増減?コロコロ変わるのはなぜ?

Airbnb(エアビーアンドビー)のサイトを眺めていると、各民泊物件の宿泊料金がどうもキリの悪い数字ばかりであると感じませんか?しかも、すぐに10円上がったり20円下がったり。その表記を見て不思議に思うことはありませんでしたか?

これは、エアビーアンドビーの料金設定が、「米ドル」を基本としているために起こる現象です。レートが変動することで、ドル⇒円の値が、その都度変わっているのですね。日本円で2500円と設定しても、2312円などの表示が出るのはそのためです。

このレート変動により、当初設定した価格よりも、ゲスト予約時の宿泊料金が下がり、
収入額が下回ってしまうということも起こります。ですので、自分が想定している民泊収入を得るためには、少し想定より高めの金額を設定しておいた方が良いかもしれません。

また、為替相場が大きく変動したときは、リスティング(あなたの民泊物件)の価格設定を見直しておきましょう。

8.Airbnb(エアビーアンドビー)は、他の大手宿泊サイトよりも手数料がお得!

今、インターネット上には様々な宿泊サイトが乱立していますね。Airbnb(エアビーアンドビー)はその中では「民泊」という、他のホテル・民宿サイトとは違った物件を扱っていますが、その他の宿泊サイトでも、民泊物件をエアビーアンドビーと同じように登録できるところも増えています。ホストによっては、すでにいくつかのサイトに登録されている方もいることでしょう。
どこの宿泊サイトも物件の登録・掲載は「無料」でできることがほどんどです。しかし、予約確定時の手数料は、8〜15%近くもかかるのです!エアビーアンドビーと比べると雲泥の差ですね!

一例。
楽天トラベル(8%〜)、じゃらん(10%)、Booking.com(12%)、Agoda(12%)、Hostelworld(12%)、Expedia(14%)

ホストの運営にはエアビーアンドビーの手数料だけでなく、もれなく経費がかかってきますので、こういった良心的な運営をしているエアビーアンドビーを上手く活用していきたいですね。手数料が安く抑えられた分を、是非ゲストのサービスのために使ってあげましょう!

民泊スタートアップnaviは、この他にもAirbnb(エアビーアンドビー)での民泊運営に必要な情報が満載です。トップページから検索して、楽しい民泊ライフを送ってくださいね!

まとめ。

【Airbnbホスト手数料。】

  1. Airbnb(エアビーアンドビー)の登録・掲載費は無料。しかも、月会費や年会費もかかりません。
  2. エアビーアンドビーでホストが支払うべき手数料は、宿泊料金のわずか3%のみです。
  3. その手数料は、予約が確定したときのみ発生し、エアビーアンドビーはこれをゲストの支払処理のために利用しています。
  4. エアビーアンドビーに対して、ホストが先払いする料金はありません。

【地域加算手数料。】

  1. JCT(Japan Consumption Tax):日本のみに加算される消費税(8%)。
  2. VAT(付加価値税):EU、スイス、ノルウェー、アイスランド、南アフリカの地域で適用。
  3. 民泊運営地域によって、別途「地方税」がかかることもあります。

【受け取り方法による手数料の違い。】

  1. Airbnb(エアビーアンドビー)ではいくつかの宿泊費受け取り方法が選択できます。
  2. 現在日本で利用できるのは以下の3タイプです。
    2-1.銀行振り込み
    2-2.Paypal(ペイパル)
    2-3.Payoneer(ペイオニア)プリペイドカード
  3. おススメは「銀行振り込み」です。受け取り手数料がかかりません。ATMでの引き出し手数料には注意が必要です。
  4. Paypalは、手数料がかかりますが、インターネット決済や個人情報保護の面からみて、外貨取引をしている人は、利用するのもよいでしょう。
  5. Payoneerプリペイドカードは、クレジットカードのように利用ができる点は便利ですが、これも受け取りに手数料が発生します。
  6. 海外ではこの他にも、ウエスタンユニオン、小切手郵送、ACH、という受け取り方法も選択可能です。

【民泊運営にかかる手数料。】

  1. Airbnb(エアビーアンドビー)運営にかかる手数料は、エアビーアンドビーに対して支払う手数料のみではありません。
  2. 代行業者や清掃業者にかかる手数料(経費)も考慮に入れましょう。こちらは赤字になることがありますから充分注意してください。
  3. 代行作業等は、ホストが自分で行うことで削減できる経費でもあります。ホームステイ型民泊で、家族と助け合いながら運営を行うのも良い手でしょう。

【ゲストが支払う手数料。】

  1. Airbnb(エアビーアンドビー)では、ゲストは宿泊予約の料金支払い時に「ゲストサービス料」の支払いが必要となります。
  2. ゲストサービス料は、支払額に応じて12〜6%が加算されます。
  3. これは、エアビーアンドビーがサイトの運営やサービス運営費用として利用しています。
  4. つまりゲストは、ホストの設定した宿泊料金よりも多い金額を宿泊費として支払うことになります。
  5. 他の宿泊施設と価格を競うのであれば、この点を考慮に入れたうえでの価格設定が必要となるでしょう。

【充実した保証まである。】

  1. ホストの支払額は3%の手数料のみであるのにも関わらず、Airbnb(エアビーアンドビー)ではホストに対して手厚い保証まで用意してくれています。
  2. 「Airbnbホスト保証」では、トラブルの際に、最高1億円まで補償がされます。

【宿泊料金の増減。】

  1. Airbnb(エアビーアンドビー)掲載物件の宿泊料金が微妙に増減するのは、料金設定が「米ドル」を基本としているからです。
  2. レートの変動により、自分が日本円で設定した宿泊金額が、ドル換算されて変化します。
  3. 自分の想定している民泊収入が入るように、レートの変動に合わせて価格設定を調整すると良いでしょう。

【Airbnbは大手宿泊サイトの手数料より安い。】

  1. どこの宿泊サイトも、大抵登録掲載料は無料です。しかし、手数料は8〜15%程度かかります。
  2. エアビーアンドビーはどこよりも手数料が良心的なので、上手く活用し、その分をゲストに対してのサービスに利用していきましょう!

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